この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

震えが止まらないほど恐ろしい…。

2024-07-23 21:45:09 | 日常
 毎年この時期にテレ東で放映される怪奇系のバラエティが好きで(こちら)、今年もケラケラ笑いながら見させてもらいました(ケラケラ笑いながら見る?)。
 この番組(に出演していた偉いお坊さん)によると、心霊写真に幽霊の手が映っていた場合、白っぽかったら守護霊の手で、黒っぽかったら悪霊の手なのだそうです(というようなことを言ってました)。
 そんな漠然とした判別の仕方ってある?
 もし自分が悪霊で、人間が肌の色で守護霊が悪霊かを判別していると知ったら、全力で白く映るようにするけどなぁ。
 それぐらいのこと、悪霊なら簡単に出来そうな気がするけど。
 などとツッコミを入れながら見ていました。
 それが正しい怪奇系バラエティの見方かどうかはわかりませんが。

 富士急ハイランドの【戦慄迷宮】が背筋が凍るほどに恐ろしくリニューアルされたそうです(こちら)。
 あ、そーなんだって感じですね。
 富士急ハイランドの【戦慄迷宮】には3年前に行きました。
 行く前はどれだけ恐ろしい目に合わせられるのだろうと戦々恐々だったのですが、実際行ってみると、あれ?って感じでした。
 怖くないやん…。
 どうもホラー映画の見すぎで、「お化け屋敷」にも耐性がついてしまったみたいです。

 去年は兵庫の豊岡でスカイダイビングをしました。
 スカイダイビングをして、怖くなかったんですか?と訊かれることがあるんですけど(そんなにないけど)、あんまり怖かった記憶はないですね。
 記憶にあるのは着地の際、お尻で衝撃を受け止めたので、お尻がめちゃくちゃ痛かったってことでしょうか。
 お尻が二つに割れたかと思いましたもん(とっくに割れてる)。

 怪奇系のバラエティをケラケラ笑いながら見て、富士急ハイランドの【戦慄迷宮】がまったく怖くなくて、スカイダイビングをしても大して怖くなかったというと、コイツ、恐怖を感じる心がないんじゃねぇのかと思われるかもしれませんが、そんなことはないです。
 数年前、岡山へ旅行に行ったのですが、その際、岡山で一番高いところにある温泉に入りに行きました。
 入浴後、その日はもうすることがなかったので、カーナビにこの日の車中泊予定地である広島の駐車場の住所を入力しました。
 自分としては山を下り、幹線道路を通ってそこに行くつもりだったのですが、カーナビが指示したのは山越えの最短ルートでした。
 いや、もう怖かったですね。
 まず道の幅が車一台分しかないんです。
 ガードレールはなく、その向こう側は崖なんです。
 どれぐらいの高さの崖だったかまではわかりませんが、落ちたらただでは済まないことは間違いありません。
 しかも時刻は夕方で、これから暗くなるばかりです。
 もし今対向車が来たら?
 そう思うと震えが止まりませんでした。
 1メートル進むたびにクラクションを鳴らしました。
 ガードレールのある広い道に出た時はハンドルに顔を突っ伏して嗚咽しましたよ。
 あの時の恐怖に比べたら、怪奇系のバラエティも、【戦慄迷宮】も、スカイダイビングも大したことはないですね。

 この時の恐怖体験が自分の人生の恐怖ランキングの5位ぐらいかな。
 4位以上の恐怖についてはまた別の機会で…。
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