この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

さよなら、愛しき打ち切り漫画たち。

2024-07-24 21:23:58 | 漫画・アニメ
 『双影双書』の最新第35話が公開されました(こちら)。
 今回は、いえ、今回も信じられないぐらい絵が美しいです。
 これほど独創的で美しい死後の世界(と現世の間)は見たことがありません。

 信じられないといえば、『双影双書』が打ち切りの憂き目に合い、あと一話で最終回ということもそうですね。
 特にこの漫画が打ち切られることはちょっと信じがたいです。
 何も自分が好きな漫画だから打ち切られるわけがないと言っているのではないですよ(その思いはありますが)。
 ぶっちゃけて言ってしまうと、web連載って雑誌連載で人気を得ることが出来なかった作品のためにあるようなものじゃないですか(人気のあるweb連載作品もありますが)。
 そのweb連載で人気が無くて打ち切られるなんてことが本当にあるのだろうかと思ってしまうのです。
 自分は寡聞にして知りませんが、人気が無くて打ち切られたweb連載作品をご存知の方は教えてください。

 それにしても自分の好きな漫画が打ち切られるのは何度経験しても慣れるものではありません。
 初めての打ち切り経験ははるか遠い昔、わずか全二巻で終了した『コマンダー0』です。
 めちゃくちゃ面白かったんですよ、『コマンダー0』。
 この作品を知る者の多くが「なぜ打ち切られたのかわからない」と言います。
 自分も完全に同意です。
 
 作者の富沢順氏は現在熊本県立高森高等学校マンガ学科で講師を務めているとのこと。
 会いに行ける機会があれば会いに行くんですけどね。

 続いての打ち切り作品は若木民喜氏の『聖結晶アルバトロス』です。
 今でこそ連載作品がドラマ化され、アニメ化される若木氏ですが、初連載作品は全五巻で打ち切られたんですよ。
 でも個人的にすごく好きでした。
 手を取り合って難敵と戦っていたユウキとアルバトロスが実は不倶戴天の敵同士という裏設定を知った時、マジで続きが見たいと思いましたよ。
 叶わぬ夢ですが…。

 とりあえず思い出の打ち切り漫画はそれぐらいかな。
 あんまり打ち切り漫画に思い入れが強すぎるのも悲しいですからね…。

 『双影双書』最終話は8月28日更新予定です。

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