この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ぼったくりだよ、おっかさん。

2023-03-12 21:59:44 | 戯言
 3月11、12日の二日間に渡って佐賀県上峰町で第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局が行われました。
 結果は藤井聡太王将が挑戦者の羽生善治九段を88手で降し、対戦成績4勝2敗で初防衛を果たしました。

 いやぁ、強かったですね、藤井王将は。
 この七番勝負では羽生九段も二勝を挙げましたが、今局に限っては藤井王将が羽生九段を圧倒していましたね。
 藤井王将、王将位初防衛おめでとうございます。
 羽生九段もお疲れ様でした。

 さて、車で一時間かからない所で行われるタイトル戦の対局ですから、もちろん自分も大盤解説会を行きました、と言いたいところなのですが、実際には行きませんでした。
 正確には行けなかったというべきなのですが。
 理由は単純に大盤解説会の申し込みに遅れてしまったのです。
 第6局の開催が確定した時点で行動を起こさないといけなかったのですが、気づいた時にはすでに応募者多数のため受付けが締め切られていました。
 そのことに関しては100%自分が悪いのですが、それとは別に応募ページを見て「え?」と思うことがありました。
 大盤解説会の入場料が(弁当付きとはいえ)3000円と有料だったからです。
 なぜ自分が「え?」と驚いたかというと実は自分は以前同じ上峰町で行われた王将戦の大盤解説会に行ったことがあるからです(その時のタイトルホルダーは藤井王将ではなく、挑戦者も羽生九段ではなかったのですが)。
 その時は入場料は無料でした。

 藤井五冠と羽生九段という好カードの対局ですから、注目度が違うということはわかります。
 でも注目度が違うからといって、これまで無料で行われていた大盤解説会の入場料がいきなり3000円になるっていうのは何なんですかね。
 別に注目度が高いからといって開催費用が多く掛かるわけじゃないでしょうに。
 
 さらに驚くのは前夜祭の参加費で、これが何と超強気の13000円!
 すべての前夜祭の参加費をチェックしているわけではないですが、自分が知る限り、将棋関連のイベントで参加費が一万円を超えるというのはちょっと聞いたことがない、、、まぁ自分が聞いたことがないだけでよくあることなのかもしれませんが。

 ともかく、いくら藤井聡太ブームとはいえ、また好カードの対局とはいえ、将棋ファンの足元を見るようなぼったくりの商売をしていては先々いいことはないと思いますけどね。
 とはいえ、大盤解説会も前夜祭も応募者多数だったようなので、そういうふうに考える自分の方が間違っているのかもしれません。

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