この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

《青螺山》に登りました、その3。

2024-02-12 18:33:12 | 日常
 当初の予定では《青螺山》から続いてそのまま《黒髪山》に登る、つまり縦走するつもりでした。
 それぐらいのことが出来なければ、今年の夏に富士山に登ることなんて出来ないだろう、そう考えたのです。
 しかし《見返り峠》に着いた時点で、疲労困憊で、まともに食事は取っていませんでした。
 また時刻が13:40でしたから、その時刻から《黒髪山》に登れば下山は確実に16時以降になります。
 以前《黒髪山》に登った際、下山時に道に迷ったんですよね。
 あんな思いはもう二度としたくありません。
 そう、《黒髪山》には一度登っているんですよ。
 一度登っているんだからもう登らなくてもいいだろう、とも考えました。
 さらにこの時、トイレにも行きたかったんですよね。
 《見返り峠》で休んでいた自分はそのまま竜門ダムの駐車場に戻ることばかり考えていました。
 ただ、その時通りがかった登山者の方と少しばかり話をして、その方が、「《黒髪山》までもう少しですよね」というようなことを言ったのです。
 そっか、《黒髪山》まではもう少しなのか、と戻ることばかり考えていた自分はあっさり登ることにしました。
 が、《黒髪山》までは全然もう少し“”ではありませんでした。
 上述の通り、《黒髪山》には一度登ったことがあります。
 5年前かな。
 その時はそこまで苦労した記憶はないのですが、今回はめっちゃきつかったです。
 5年の間に体力が落ちたのか、それとも午前中に別の山を登ったからなのか。
 後者だと思いたいですが、前者の可能性も否定出来ません。
 それでも何とか14:50に《黒髪山》の山頂に着きました。

   

 この時は本当にきつかったですね。
 息も絶え絶えといった感じでした。
 《黒髪山》からの眺めは本当によかったですよ。

   

 奥に見える山が《青螺山》です(たぶん)。
 あの山の頂上からここまで来たのならそりゃきついはずだ、と思いました。
 山頂では男性二人組の登山者の方と少し話をして、下山することにしました。
 あとはもう山を下るだけだったので楽でした、と言いたいところですが、これがまたきつかったですね。
 距離だけで言えば、《見返り峠》→《竜門ダム駐車場》は《黒髪山》→《見返り峠》の倍でしたから、駐車場が見えた時本当にフラフラで、思わず「エイドリアーン!」と叫んでしまいました(『ロッキー』?)。
 《竜門ダム駐車場》到着は17:00でした。
 日が完全に落ちる前に着いてよかったです。

 この後、有田町にある温泉に入り、ラーメンを食べ、帰途に着きました。
 いやぁ、本当にきつかったです。
 今でも足の筋肉がこわばってまともには動きません。
 自分の体力の無さがよくわかりました。
 果たして8月に無事に富士登山が出来るのでしょうか。
 今から不安で一杯です。

 おまけです。
 今回の登山で拾ったゴミがこちら。

   

 《青螺山》、《黒髪山》、ともにゴミがほとんど落ちていませんでした。
 その点は感心しました。
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