この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

《青螺山》に登りました、その2。

2024-02-11 20:38:42 | 旅行
 《青牧峠》から今度は《青螺山》を目指したのですが、ここからがまたきつかったですね。
 今回の《青螺山》登山では、え、こんなところを登る(下りる)の?というようなところを何度も登り(下り)ました。
 
   

 写真を見てわかりますかね、こんなふうに複雑に根が絡み合っているところを登らないといけないんです(ここはまだ登り易い方)。
 《青螺山》、単純に登るのがきついというのもあるのですが、ここを登り切れば頂上に違いない、と思わせて頂上じゃないというフェイントが三回か四回あるんですよ。
 そのたびにまだ頂上じゃないのか、と愕然とさせられました。

   

 12:10、《青螺山》の頂上に着きました。
 《青螺山》の頂上は《黒髪山》ほどではないにせよ、眺めがよかったですよ。

   

 計画では《青螺山》の頂上で「セイラさん、好きじゃあああ!!!」と叫ぶ予定だったのですが、この日天候に恵まれた《青螺山》は自分の他に登山者がいないというわけではなかったので、小心者の自分は《青螺山》の頂上でセイラさんへの愛を叫ぶことが出来ませんでした。
 ゴメンよ、セイラさん。
 ちょうどお昼時だったのですが、疲労困憊だった自分は持参したおにぎりを口にすることもなく、下山することにしました。
 下山するといっても今来た道を引き返すのではなく、今度は《見返り峠》へと続くルートを下るのですが、これがまたメチャクチャ怖いんです。

   

 これが《青螺山》の頂上にある、《見返り峠》へと続くルートの入り口なんですが、上から覗き込むと奈落の底に続くような感じになっているんですよ。
 自分は去年、兵庫県の豊岡でスカイダイビングをしました。
 スカイダイビングをしたというと、たまに「怖くなかったんですか?」と訊かれることがあります。
 スカイダイビングが怖いか怖くないかで言えば、確かに怖くはあるんですが、それでもその怖さは登山で味わうそれに比べたら大したことないって思っています。
 スカイダイビングにしろ、バンジージャンプにしろ、それで怖い思いをしたとしても、実際死ぬことはまずないじゃないですか。
 それに比べて登山では、怖い思いをした上に、実際一歩間違えれば本当に死んじゃいますからね。
 どちらが怖いかなんて言うまでもないと思います。
 《青螺山》から《見返り峠》への下山ルートは本当にハードできつかったです。
 13:40、何とか《見返り峠》に着きました。
 さて、ここで考えなければならないのは、このまま《黒髪山》に登るのか、それとも駐車場に戻るのか、その選択でした。

                                    続く。
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