この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

仲良しマイミク、仲良しじゃないマイミク。

2009-09-10 23:27:14 | 戯言
 近頃のミクシィの迷走(暴走?)ぶりにはなかなか目を瞠るものがあります。

 アプリケーションの充実を図っているようなのですが、マインスイーパーやオセロというような単純なゲームではなく、中にはこれってどーよ?と思えるものもあって・・・。
 その最たるものが『マイミク通信簿』。
 自分は勧誘されただけで実際にはプレイしたことはないのですが、マイミクに点数をつけるアプリらしいです。
 でもこのアプリで低く評価された人ってどう思うのかなぁ・・・。
 何だかマイミク同士の友情に亀裂を入れるだけのアプリに思えなくもありません。

 あと、アプリではなく、新たに追加された機能で『仲良しマイミク』っていうのがあって、これが世間では不評不評。
 これも実際試したわけではないですが、仲のよいマイミクを登録するってことは登録されてないマイミクは仲良しじゃないってことになるんですよね。
 もし自分が仲がよいと思ってたマイミクから仲良しマイミクに登録をされてなかったと知ったらショックだろうなぁ・・・。(注:『マイミク通信簿』も『仲良しマイミク』も実際試した上での感想ではありません。)

 『仲良しマイミク』という機能そのものは何だそれ?って感じなのですが、実際に仲のよくないマイミクがいるのは事実なんですよね。

 もう三、四年前のことでしょうか、ネットの知り合いの女性と映画を観に行くことになったんですよ。
 映画の開始時刻は夕方の六時で、映画が終わったら食事も付き合ってもらえるのかなぁ、なんてノー天気なことを考えてました。
 映画が六時からなので、待ち合わせが五時半だったかな、早めに着いたので映画館の近くの喫茶店で待ってました。
 すると彼女から、昼間の用事がずれ込んだので約束の時間に遅れそうだというメールが届いたんですよ。
 遅れそう、とはあっても、具体的に何分ぐらい、とは書いてなかったと思います。
 いろいろ考えましたが、こちらに向かっているのであれば、映画は無理でも食事ぐらいは出来るんじゃないかと思って待つことにしました。
 一時間は待たなかったと思います。でも三十分以上は待ちました。
 自分は待つのは苦にはなりません。相手が来るのであれば、そして待たせたことをきちんと謝ってくれるのであれば、いくらでも待てます。
 しかし、待ちぼうけを食らわせられるのは十分だってゴメンです。
 どうしようもなく虚しくなってしまうからです。
 結局自分はドタキャンされ、その日は映画を観ずに帰りました。

 正直反吐が出るぐらいムカツキましたが、次の機会があれば是非・・・という、彼女のお詫びのメールを信じて、この日のことは水に流すことにしました。
 
 自分は次の機会というのは、当然ドタキャンした向こうが設定するもの、と思っていました。
 先日は申し訳ありませんでした、つきましては○月○日は如何でしょうか、というような。
 今度も待ちましたよ。
 一ヶ月待っても二ヶ月待ってもお誘いのメールは来ませんでした。
 三ヶ月ぐらい待って、さすがに待ちきれずに、あのときの約束はどうなったんですか?って確認のメールをこちらから出しました。
 そしたら彼女からの返信が来て、これがまた傑作でした。
 あのときはたまたま観たい映画が一緒だっただけです(あなたと会う気はありません)というような内容でした。
 何なんですかね、これ。
 結局彼女にはドタキャンして待ちぼうけを食らわせたことを詫びるつもりはこれっぽっちもなかったってことです。

 人は誰かと約束を交わしたら、その約束を全力で守る義務があると思います。
 もし仮に(不可抗力であっても)約束を破ったら、徹頭徹尾、誠心誠意謝るべきだと思います。
 その人には本当に不幸になって欲しいです。
 でも、そんな彼女も未だにマイミクだったりします(切るタイミングを失ってしまった)。笑。

 『仲良しマイミク』、やってみようかな?笑。
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外すべきか、否か・・・。

2009-09-09 23:12:33 | 日常
 しばらく前から頭を悩ませていること、それは相互リンクについてです。

 幸太郎さんがブログを閉鎖されたので、まずそのブログを相互リンクから外さなければいけないのですが、その他にも三ヶ月以上更新されてないブログがいくつかあって、、、三ヶ月更新していないのであれば、それはもう今後更新の意思がないと解釈しても間違いではないですよねぇ。
 更新の意思がないのであれば、相互リンクから外しても非礼には当たらないはず(例外的に更新の見込みはないけれど、今後も相互リンクを続けようと思っているブログが一つあります。でもそれはあくまで例外。)、、、とは思うのですが、いざそれをやるとなると自分がひどく冷酷な人間に思えます(いや、実際冷酷な人間なんですけどね。笑。)。

 どうなんでしょう、ブログをお持ちの方、相互リンクって永遠なんでしょうか?
 ネット落ちした人のブログもリンクし続けますか?
 もし外す基準があるとすればそれはどんなものなのでしょうか。

 過去に一度も相互リンクからブログを外したことがないというわけでもないのですが、それをするときはいつもいろいろと考えてしまいます(相手側に一言断りを入れるべきかどうか、など)。
 こんなことで頭を悩ませるのも小市民ゆえなのでしょうか?(←結局それが一番聞きたい。笑。)
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オークション結果。

2009-09-08 22:45:50 | 日常
 自分がどーしても欲しかったDVD、それは『運命じゃない人+WEEKEND BLUES ツインパック』でした。

 『運命じゃない人』というのは自分が今現在一番好きな日本映画で、内田けんじって人が監督なんですけど、とにかくもう何もかもが自分のツボなんですよね。未見の方は是非ご覧下さい。超お薦めです(これを置いてるレンタルショップはそう多くないと思うけど)。
 で、『WEEKEND BLUES』というのは内田監督が『運命じゃない人』の前に撮った作品で、自分はまだ見たことがありません。
 何度でも見たい作品と、一度も見たことがない作品がセットですから、どうしても欲しいんですよね。

 このツインパックをアマゾンで買おうと思ったら¥8000以上します。
 どうしても欲しいものではあるけれど、ない袖は振れません。
 なので、ちょくちょくヤフオクをチェックしたいたのですが、なかなか出品自体されなくて・・・。
 それが何と先日、オークション開始価格¥1000で出品されたんですよ。
 これはもう絶っっっっ対落とさねばなるまい、そう心に固く誓いましたね。

 オークション終了前日での価格は¥2200でした。
 まだまだ余裕。この倍は出してもいい、って思ってました。
 
 先に書いておくと自分の予算額は五千円でした。
 五千円以上は一円も出せない、というわけではないのですが、自分はヤフオクの無料利用者なので、その限度額が五千円丁度なのです。

 オークション終了時刻は23:00、その一時間前の価格は¥3000ちょっとでした。
 この時点で勝負はもらった、って思ってましたよ。
 自分が実際オークションに参加したのが終了五分前(←セコイ)、入札価格は¥4000、まだ、、、余裕。
 しかし、自分が入札した途端さらに高値で入札する奴がいて、あっという間に価格は¥4700、限度額一歩手前になってしまいました。
 いかん、このままじゃ負ける・・・。
 作戦変更、オークション終了ギリギリに入札することにしました(←セコ過ぎる)。
 残り時間表示とにらめっこしながら、終了十秒前、¥4900にて入札、その瞬間残り時間表示がオークション終了のお知らせに代わりました。
 勝った、そして買った!
 どこのどいつか知らないが、怨まないでくれよ・・・。
 そう心で呟きながら出品者にメールでも書こうかなと思ったそのとき、異変に気づきました。
 オークションが終わっていない・・・。
 確かに残り時間は一度はゼロになったんですけど、更新をクリックしたら、残り時間が5:00と再表示されました。
 ヤフオクを実際やったことがある方ならご存知かと思いますが、この残り時間、かなりいい加減で目安程度にしかならないんです。
 そのことは知ってはいたけど、この土壇場でそれが痛手になるとは思いませんでした。
 もちろん喉から手が出るほど欲しかったDVDはどこかの誰かの手に渡ってしまいました。
 まぁネットオークションってこんなもんですよね。

 よし、次こそは必ず落札してやるぞ(¥5000以下で)!!
 って、次の出品がいつになるやらわかんないんだよな。。。はぁ~。 
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絶対落とす。

2009-09-07 21:14:13 | 日常
 何をかっていうと、もちろん言うまでもなくヤフオクですけどね。笑。

 前々からずーーーーっと欲しいと思っていたDVDがよーやく(低価格で)出品されたんです。

 何のDVDかは秘密。

 だって競争相手が増えたら困るもん。

 オークション最終日は明日!!

 果たして無事競り落とせるか!?

 乞うご期待♪(別に期待してもな。。。)
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土曜日はオフ会でした。

2009-09-06 20:15:22 | 日常
 土曜日は久しぶりに(カラオケ)オフ会に行ってきました。
 一人で参加するのもいい加減飽きたので、うちの会社に出入りする営業の若いにーちゃんに声をかけたら、後輩と一緒に行きます!というので、連れて行くことにしました。

 それにしても天神で人と待ち合わせをするのって大変です。
 特にこちらは車で、向こうは大阪から来て一年ぐらいで地理に不案内だったので、どこで拾うかが問題でした。
 いろいろ考えた上キャナルシティで待ち合わせしようと思いました。
 自分はキャナルシティのシネコンで映画を観るし、キャナルシティの中のハンバーガーショップを待ち合わせの場所にすれば間違えようがないし、多少遅れてもそこなら時間が潰せますから。
 そしたら、向こうが天神で用事があるから天神で拾ってください、っていうんですよ。
 天神で用事があって、キャナルに来れない?
 キャナルシティは天神から歩いて十分か、十五分ぐらいの場所にあります。
 来れない理由がわからなかったんですが、福岡に来て日が浅いからキャナルの場所がわからんのかいなと思って、天神で拾うことにしました。
 しかし、キャナルの場所がわからない人を天神で拾うとなるとこれまた難儀ですよ。
 ハチ公の場所を知らない人と渋谷で待ち合わせするようなもんですかね、、、ちょっと違うかもしれないけど。
 結局西鉄天神駅から歩いて一分ぐらいの福岡銀行本店前の向かいの道に路上停車し、ここに停まっているからと写メールを撮って送りました。

 合流できたのはそれから三十分後ぐらいでした。
 自分も知らなかったのですが、天神には福岡銀行が何店舗かあるらしい、、、でも天神で福岡銀行っていったらフツーは本店を指すだろう、と思うけどなぁ。
 ともかく、合流できたときは感動すら覚えました(合流できなかったので、今日のお話はなかったことに、、、という流れになるかと思ってた)。

 オフ会の始まる時間まで少し時間があったので、ガストに寄ってピザを食べながら駄弁り、それから八時丁度に着くように会場に向かいました。
 オフ会会場であるバーに着いてビックリ(とまではいかなくても意外だった)。
 人が少ない・・・。
 これまで二回参加して、二回とも満員電車の中とまではいかなくても、警官や鑑識官で賑わう殺人現場並みには混んでたんですよね。
 それが今回は埋まらないテーブルもあるぐらいで、少なかったです。

 オフ会が始まって一時間ぐらいは三人でテキトーに与太話でもしてたんですが、一時間もたつと話のネタも尽きて、「○○さん(←自分)、このオフ会、何時まであるんですか?」と自分が最初に声をかけたB君に聞かれました。「えーっと、夜中の二時までかな」と答えると、二人とも凍りついたように固まってしまったので、「いや、でも、好きな時間に抜けられるから。十二時になったら帰ろうか」というと、「それでも三時間(も)あるじゃないですか・・・」と露骨にげんなりとした顔をされました。

 二人を連れてきたのは完璧に失敗だったな、と思いながらテキトーに店に置いてあるキャストパズル(知恵の輪が進化したような奴)をいじくってたら、「ボクたち、隣りのテーブルに移りますけど、○○さんはどうします?」とB君に聞かれました。
 見ると隣りのテーブルには若い子がいて、その両脇の席が丁度二つ空いていました。
 自分はいいから、行ってきなよ、といって二人に席を移らせました。
 この後の二人の盛り上がりっぷりは筆舌に尽くしがたいものがあります。
 特にB君のトークの上手さには感嘆しましたね。
 B君、キミは間違いなく営業のプロになれる(初対面の女の子に「このカクテル、美味しいって」といって飲ませられるか、フツー?)。

 しばらくして席が空いたので自分もその席に移りましたが、B君ともう一人後輩のK君のおかげで何とか女の子二人とも何とか話が出来ました。
 彼女たちは驚くべきことに女子大生でした(別に驚くことでもないけど)。
 彼女たちの若さが眩しくて(店内は暗かったですが)まともに顔は見れませんでしたが、間違いなく可愛かったと思います。といっておきます。
 で、気づくと十二時近くになっていたので、B君に「念のため聞くけど、十二時になったけど帰る?」とこっそり聞くと、「何のことですか?」みたいに返されました。
 B君、やっぱりキミはプロになれるよ。しかもプロ中のプロに。
 その後はあっという間に二時間過ぎてしまいましたね。

 今回のオフ会は今までと同様に、というかそれ以上に楽しかったのですが、個人的にはカラオケがまったく楽しめなかったので(以前は軽く出ていた高音がまるで出ない。そのことを確認するのは苦痛でしかない。)、次回参加するかどうかは微妙です。。。 
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3時10分、決断のとき。

2009-09-05 23:59:18 | 新作映画
 ジェイムズ・マンゴールド監督、クリスチャン・ベイル&ラッセル・クロウ主演、『3時10分、決断のとき』、9/5、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2009年35本目。


 自分が好きな漫画に『エリア88』(新谷かおる作)があります。
 この漫画の登場人物は敵も味方もすべてカッコいいんですよね。男ならこう生きて、こう死ね、みたいなカッコよさなのです。
 名シーンは限りなくあるのですが、最も好きなシーンの一つにミッキー・サイモンが空中戦の最中に敵パイロットと無線で会話を交わすシーンがあります。
 なぜだ、なぜそんなにムキになって闘う!?とミッキーに闘う理由を問う敵パイロット。
 ミッキーは目を閉じ(←危ねーな!)、こう言います。
「過去も、未来も、微笑みも、涙も、そして愛すら捨てたさ・・・。だが、たった一つだけ捨てられなかったものがある」
 それは、なんだ?さらに問い掛ける敵パイロット。
 このときのミッキーの言葉にはしびれずにはいられませんでした。
「男の尊厳だ・・・」
 
 つまり、この『3時10分、決断のとき』とはそういう映画なんですよ。
 クリスチャン・ベイル扮する小牧場主ダン・エヴァンスの最後の選択、ラッセル・クロウ扮する強盗団のリーダー、ベン・ウェイドの最後の行動、どちらも一般常識に照らし合わせてみればありえないんですよ。絶対にありえない。
 でも、、、だからこそ、泣かせるんです。
 自らの尊厳のために死地に赴く男と、彼の気概に惚れ込み、それに付き合う男。
 本当にカッコよすぎる!!と思いましたね。

 日本では泣ける映画といえば難病ものを指しますが、本当に泣ける映画というのはこういう作品を指すのだと思います。超お薦め。

 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分。)

ps.どーでもいいんですが、自分が観たのは3:15から始まる回だったんですよね。
 あと五分早く始められなかったんでしょうかねぇ。。。 
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サブウェイ123 激突。

2009-09-04 23:59:21 | 新作映画
 トニー・スコット監督、デンゼル・ワシントン&ジョン・トラボルタ主演、『サブウェイ123 激突』、9/4、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年34本目。


 まず、本作の邦題について一言いいたいことがあります。
 『サブウェイ123 激突』の「123」がダサい、読み方がわからない(「ワンツースリー」なのか「いちにさん」なのか)、意味不明といった声を耳にしますが、それに関してはそれほど気にならないんですよね。何しろ原題が『The Taking of Pelham 123』ですから、原題に敬意を払った、といえなくもないわけです。
 問題は『サブウェイ123 激突』の「激突」の方。
 このタイトルであれば当然地下鉄が(地下鉄同士で、もしくは壁にでも)激突するお話だと思うじゃないですか。
 ネタバレになって恐縮ですが、本作では地下鉄は激突しないんです。
 地下鉄の激突シーンを期待して観に行ったお客さんがいたとしたら、これって詐欺にならないですかね。
 それともこの場合の「激突」はデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの二大俳優が激突するという意味でしょうか。
 だとしたら、二人以上メジャーな俳優が出演する映画はすべて「激突」になっちゃいますよね。
 『アマルフィ 女神の報酬 激突』とか、『ショーシャンクの空に 激突』とか、『マンマ・ミーア 激突』とか、『善き人のためのソナタ 激突』とか。
 邦題のダサさについては昔からいわれていることですが、最低限内容に不適なタイトルにはして欲しくないものです。

 今のはまぁ邦題についてのクレームなので作品の内容、出来とは無関係ですけどね。
 本作は映像作家としてのトニー・スコットの面目躍如といった感があります。
 ともかく魅せる魅せる、冒頭からまるっきりMTV。
 ごく単純な銀行から地下鉄駅までの現金輸送シーンですら緊迫感溢れるものに仕上がっています(そこに犯人一味が絡むというわけでは全然ないのに)。
 おそらく、トニー・スコットが撮れば、芋の煮っころがしを箸で取り損なって床に落とす、というような日常風景ですらスリリングなものになるに違いないです。

 そんなわけで、映像がストーリーよりも優先される作品なので、よくよく考えると「はにゃ?」ってはに丸くんになってしまう場面もないではないですが(脱出経路などを含め犯人たちの計画がお粗末きわまりない)、トニー・スコットの作品だからな、という理由で許せなくもありません。
 ともかく、アクション映画としてもサスペンス映画としてもそれなりに楽しめる作品にはなってはいるので、そういった単純な娯楽作品を観たいという方にはお薦めしてもいいかな、と思います(くれぐれもあんまり深く考えてはいけません)。

 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。 
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あるキング。

2009-09-03 23:01:57 | 読書
 伊坂幸太郎著、『あるキング』、読了。


 読み終わっての一言感想。
 う~ん、、、一体どこに行くというのか、伊坂幸太郎。

 伊坂幸太郎の著作といえば、その緻密な構成に驚かされたり(『ラッシュ・ライフ』など)、登場人物のウェットに富んだ会話にニンマリさせられたり(『陽気なギャングが地球を回す』など)、ともかく読んでいて気持ちいいのが特徴だと思うのだけれど、本作にはそういったこれまでの“伊坂らしさ”がまるでなかった。

 あとがきで、「自分が読みたいと思う物語を書きました」みたいなことが書いてあるのだけれど、これが作者の読みたい作品なのかなぁ、、、と首をひねらずにはいられなかった。
 この作品で作者が何を伝えたかったのかがまるでわからない。
 ミクシィの感想トピックで、シェイクスピアの『マクベス』を読んでいたら理解が深まる、みたいなことが書かれていたけれど、そんなん一々読んでられんがな!!

 ある天才野球選手が主人公で、その主人公が作品の中で王に準えているんだけれど、主人公は九割打者(!)という設定なんだよね。
 九割打者という時点で天才というより超能力者だし、王というより神といった方が相応しいだろう。
 作品では幾度となく彼は「王」と呼ばれるのだが、そう呼ばれることに無理矢理感を覚える。
 作者がそう呼ばせたいから、そう呼びました、みたいな。
 最後に彼は奇跡を起こすのだが、やはり奇跡を起こすのは王ではなく神だと思う。

 何だかボロクソに書いてしまったが、イッキ読みしたのは確かであり、やはり伊坂幸太郎の筆力は相当なものがあるということは再確認した。
 これ一作で伊坂幸太郎を見限るってことはないかな。
 次回作に期待。
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ミラーマスク。

2009-09-02 22:33:26 | 旧作映画
 監督/原作デイブ・マッキーン、原作/脚本ニール・ゲイマン、『ミラーマスク』、DVDにて鑑賞。

 
 まず初めに断っておきますけど、『ミラーマン』ではありません。笑。

 ずいぶん前から気になっていた作品だったんですけど、ツタヤに行ったらDVDが¥1500で販売されてたので、思い切って買っちゃいました。
 本当は一枚で¥1500、三枚だと¥3000だったので、他にも何か買おうかと思ったのですが、もう一つ決め手に欠ける作品ばかりだったので(『レオン』とか『セント・オブ・ウーマン』とか買ってもよかったんだけど)、本命の『ミラーマスク』だけ買いました。

 ジャンルはファンタジーです。
 主人公の女の子が異界に紛れ込んで冒険を繰り広げる、というプロットはぶっちゃけ先日鑑賞した『ホッタラケの島』と変わりありません。ストーリー自体は本当にありがちなファンタジーなんですよね。

 ただ、本作が『ホッタラケの島』と異なるのは、あちらがヴィジュアルまでどこかで見た気がするなぁとデジャ・ブを覚えさせるのに比べ、こちらはまったく見たことない、幻想的で超シュールな映像を堪能出来るってことでしょうか。
 去年公開された映画では『落下の王国』や『パンズ・ラビリンス』なんかと少しだけ似ているところがあるかな。
 でもそれらの作品よりヴィジュアル的なインパクトは百倍はすごいです。
 このヴィジュアルを言葉で説明することは難しいです。

 例えば主人公のヘレナが闇の王女の衣装に着替え(させられ)るシーンは、時計(と思しきもの)から人形が生えてきて、ゆらゆらと踊りながら彼女の着替えを手伝うんです。
 って全然何のことやらわからないでしょ?(上手く伝えられない。)
 ほんと、見たことがない映像なので、表現のしようがないがないのです。

 お近くにツタヤがあったら(別にツタヤでなくてもいいけど)、セルDVDコーナーで是非本作のDVDを探してみてください。
 見たことない、驚異の映像がたった¥1500で鑑賞出来るのです。
 本作のDVDは“買い”だと思いますよ。
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夏が終わったから。

2009-09-01 21:46:06 | 日常
 夏が終わったから、というわけではないんでしょうけれど、自分が日参していた、もしくは親しくさせてもらっていたブログで閉鎖するところが多いです。

 ある小説サイトの出張ブログが本サイトともども8/29の更新を最後にすべての記事が削除され、閉鎖されてしまいました(本サイトと出張ブログという形はうちと一緒ですね。うちは出張ブログがやたらめったら大きくなったけれど。笑。本サイトはあくまでこちら。)。
 その小説サイトはネットの世界でもかなり有名(なはず)で、出張ブログでもちょうど小説を連載中だったので、閉鎖は青天の霹靂でした。

 青天の霹靂といえば、相互リンクしていた幸太郎さんの『B級読書家』も突然表示されなくなってしまいました。
 ブログ名を出すかどうかについては迷いましたが、一人で隠密に調査するのも限界!!
 どなたか、事情をご存知という方は教えられる範囲内でいいので教えて下さい。
 っていうか、幸太郎さん、連絡して下さい!!(注:連絡ありました。)

 あと、個人的なことになりますが、唯一メールをやり取りしていたネットの知り合いとも連絡が取れなくなってしまいました。
 八月の頭あたりに「夏祭りに行ってきましたよ♪」というお子さんと一緒に写った写メールを最後にメールが来なくなりました。
 自分が何か怒らせるようなことをしたかなぁ?ブログで怒らせるような記事を書いた?心当たりがありすぎてわかんないよ。涙。(注:連絡ありました。)

 これも個人的なことで、しかも相当前のことなんですが、自分がインターネットを始めた頃、同じ九州に住む女性と今度会おうってことになったんですよ。
 で、約束の日の一週間くらい前かな、彼女から
肺炎に罹ったので会えなくなりました
ってメールがきて、それを最後に連絡が取れなくなってしまいました(風の噂で聞くところによるとその人はフツーに元気だったみたいです)。
 あのさ。
 自分に何かしらの落ち度があって、会いたくなくなったから会うのを止めたっていうなら、それもいいよ。
 会う、会わないっていうのは結局個人の自由なんだし。
 でも会わない理由を「肺炎に罹ったから」っていうのはいくら何でもそりゃないだろ。
 こっちは本当に心配したんだから。
 その人にはマジで肺炎で死んでくれ、って今でも思います。

 ブログを閉鎖するのも、ネット落ちするのも、ネットの知り合いと縁を切るのも、個人の自由といえば自由なんですが、それでも最低限守るべきものはあるんじゃないでしょうか(あえてそれをネチケット、などとはいいたくない)。
 まぁ今挙げた四例を一括りには出来ないんだろうけど。

 これまでネットの世界で限りない人と出会い、出会った人の一部と親しくなり、親しくなった人のほとんどから、縁を切られ、見捨てられ、裏切られてきました。
 こんなことばかりが続くと、今現在親しくさせてもらっている人には大変失礼なんですが、その人たちからもやがて、縁を切られ、見捨てられ、裏切られるんじゃないかって思ってしまいます。

 まぁ、自分の人生、ネットに限らずそういうもんだと思っているから別にいいんだけどね。
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