NHK水戸のニュースを見ていたら、3.11の津波で流された五浦の六角堂再建に向けて動き出したようだ。
茨城大学が管理する五浦の六角堂は、太平洋に張り出した岩の上にあった岡倉天心が設計した建物で、天心はここで物思いにふけったといわれている。五浦付近をよくドライブしていたので、この建物が流失した話を聞いたとき、残念でたまらなかった。ここに日本美術院がおかれ、日本美術界を牽引した場所であることは間違いない。
さて、今日のニュースによれば、今日、材料である杉の木を切り出した。産地はいわき。大木を2本伐採しこれを4メートルの長さに切り、北茨城まで運んで六角堂近くのホテルの一角で数週間から1ヵ月程度乾燥させ、千葉で板や柱として製材するそうだ。11月には起工式が執り行われていたとのことで、年度内に完成させるそうだ。
美術の拠点としての面影は残ってはいないが、茨城県立天心記念五浦美術館で知ることができる。六角堂の復元で、改めてこの地の歴史的意義を考えてみたい。
茨城大学が管理する五浦の六角堂は、太平洋に張り出した岩の上にあった岡倉天心が設計した建物で、天心はここで物思いにふけったといわれている。五浦付近をよくドライブしていたので、この建物が流失した話を聞いたとき、残念でたまらなかった。ここに日本美術院がおかれ、日本美術界を牽引した場所であることは間違いない。
さて、今日のニュースによれば、今日、材料である杉の木を切り出した。産地はいわき。大木を2本伐採しこれを4メートルの長さに切り、北茨城まで運んで六角堂近くのホテルの一角で数週間から1ヵ月程度乾燥させ、千葉で板や柱として製材するそうだ。11月には起工式が執り行われていたとのことで、年度内に完成させるそうだ。
美術の拠点としての面影は残ってはいないが、茨城県立天心記念五浦美術館で知ることができる。六角堂の復元で、改めてこの地の歴史的意義を考えてみたい。