おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

今日一日

2012-01-22 21:57:47 | 出来事
 夕べから雨降りが続いていた。

 今日はセロのレッスン、楽器を濡らしたくない。ただ、セロをかついで傘をさして歩くのは大変である。愚息の受験が終わるまで、なかなか練習できないが、今朝、早めに起きてちょっと練習。バッハの無伴奏1番アルマンドは、マインスキーのユーチューブを見聞きしてイメージトレーニング。それからレッスンに向かった。今日も、ウェルナーのエチュードとバッハの無伴奏1番アルマンド。1時間のレッスンで、筋肉痛になってしまう。音楽をやるにも筋力は必須である。

 午後からは、少し都道府県対抗駅伝を観戦、福島県、残念ながら好成績は出せなかったものの、元祖山の神ががんばってくれた。付きに書いてあった「ふくしまは負けない」、今現在住んでいる我々も、この気概を持って進んで行かなければならない。

 そして、今日はいい番組があった。日テレで「復興せよ!~後藤新平と大震災24?00日の戦い~」を放映。関東大震災から帝都東京の復興に向けて後藤新平を中心にまちづくりに取り組んだ。当時の金で30億、それが、最終的に5億。これで今の東京の礎が築かれた。とりわけ、帝都復興に際して「文化」という視点を取り入れたこと、これは大いに参考になる。そして、後藤新平が住民を説得して歩いた。時のヘッドの気概を感じる。復旧・復興、急がなければならない。ただ、画一的な仕様ではなく、そこにこれまで培ってきた生活文化や、心の癒し、そういった様々なファクターをとけ込ませていかないと、将来世代に禍根を残してしまうのではないかと思うのは小生だけだろうか。何年か前、当時の熊本県知事だった細川元総理が「文化の1パーセント」という施策を行った。効率だけでは片付けられないものもある。改めて、「文化力」、「市民力」、「地域力」の大切さを実感した。

 後藤新平の震災復興については、日経BPで特集されている。
 
コメント
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