呑兵衛たちの月９ その１０７

　とにかく暑い。特に、朝の出勤時は風もなく、マイチャリが職場に着くと、汗がわき出る。今日も「ひる散歩」をしようとしたのだが、1キロも歩かずに戻ってしまった。
　ところで、ここ２、３日、夕方に涼しい風が吹き、同時に雷鳴が響いている。寒暖の差があるのだろう、積乱雲らしき雲も見られる。ゲリラ豪雨が来ないよう祈るのだが、これも自然のなせる技、受け入れなければならないのだろう。

　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

　今日は、新宿・大久保。大久保といえば、小生、大学受験の時、この界隈に宿泊した。記憶に残っているのが、宿泊先で日体大の謝恩会らしきモノをやっており、受験生に「エッサッサ」を披露してくれた。そんな思いをしながら、類氏は界隈を散策。「百人町」の由来について探訪するため、皆中稲荷神社へ。ここには、幕府の鉄砲組百人隊があったところとのこと。今でも百人隊の保存会があるようだ。我が平の町にも、六人町、七軒町、四軒町など、すんでいた人数や軒数が地名になったところがある。ただ、今すんでいる人の歴史との関わりを思うとき、江戸の奥深さを改めて感じてしまった。

　で、まだまだ明るい中、「ヤエガキ酒蔵　大衆酒場　瀧元」へ。煮たり焼いたりと魚がうまい店のようだ。まずは、焼酎のウーロン茶割、なんと２００円。安い。お通しは５００円、そこにメヒカリの唐揚げやボイルエビなど、これだけでつまみは十分だ。類氏は次々と酒の肴へ。五島のアジのしめモノは７００円、これには日本酒。このお店、日本酒は兵庫・播磨の「ヤエガキ」のみ。暖簾もそれを主張していた。類氏は「ヤエガキ」について論評、いつもはこんなコトしないのに。
　隣の類氏と同じような帽子をかぶった御常連に、魚のフライ盛り合わせ（７００円）が出される。盛りはいい。類氏、アオリイカのフライをゲット。そして、奥の座敷に向かい乾杯攻勢。
　タラ豆腐（８００円）は、お店の看板メニュー。見るからに、いい出汁が出ているようだ。満足。

　先週から、ロンドンオリンピックが始まった。時差の関係で、夜中から未明にかけての時間帯に試合や演技が行われている。サッカーは見てしまった。暑くてなかなか熟睡できなかったということもあるのだが、１時、２時ごろ目を覚ましてしまう。これから約２週間、こんな生活が続くかも。
　でも、「カンバレ日本」、我々に感動を与えてほしい。