呑兵衛たちの月９ その１５０

　台風3号が発生したようだ。アメリカ軍の予報によると、もしかすると上陸しない可能性もあるが予断は許されない。

　アメリカ軍台風情報

　梅雨前線も刺激され、西日本では今日、明日から雨、やっと梅雨らしくなるのではないか。大雨にならなければいいのだが。で、小生、この季節、嫌いである。じめじめして、動くとすぐ汗をかいてしまう。しかし、日本はモンスーン・湿気の文化、この季節の楽しみ方を知ることができればよいのだが。

　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

　今日は青梅線・福生。横田基地で有名だが、玉川上水のスタート地点近くでもある。新緑のなか類氏は上水の流れを眺める。「風の色が青い」とのこと。それから、酒蔵へ。訪れたのは「田村酒造場」。蔵元にある井戸水はここのお酒「嘉泉」の名の由来。泉がわき出てみんな喜んだことからこの名前がついたそうだ。もう一つの銘柄「田むら」、この酒は呑んだことがある。酒のいしかわやで購入、冷蔵庫でじっくりと冷やして呑んだ。濃い味だったような気がする。類氏も「田むら」を試飲、やはり、ガツッとくる味とのこと。味覚は同じようだ。

　まだまだ明るい中、類氏は「酒悦処みづほ」へ。午後4時には御常連がカウンターに鎮座。まずはビールを注文し、御常連と会話。お通しは盛りのいい肉じゃが。新ジャガとシラタキ、類氏、味わいながら食する。女将おすすめの「きゃらぶき」はお店のサービス。出てくる間に御常連から青梅・小澤酒造の「澤乃井」をいただく。チーズオムレツ、ケチャップで「みづほ」の文字、しゃれている。更なる名物「キャベツの塩もみ」、類氏これを注文すると、御常連から大きな笑い声、何か曰く付きなのか。前もって作っておくのではなく、注文を受けてからキャベツとキュウリを塩もみするそうだ。次の日本酒は、先ほど訪れた田村酒造場の「嘉泉　辛口」、一口飲んだところで、類氏、むせってしまう。呑み急いだか。落ち着いたところで、キャベツの塩もみを流し込む。

　今週から、年に4度のお祭り。今日から水曜日まで宵祭り。木曜日から本祭りに入る。明日、明後日とどたばたしてしまうが、これも恒例行事。やむを得ない。段取りよく仕事を進めたい。