けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

手堅い

2007-05-14 17:06:24 | football
06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 34
Valencia C.F. 2-0 Real Zaragoza

バレンシアの得点:エミリアノ・モレッティ(20)、ダビド・シルバ(43)


不安なく手堅く勝利した、そんな試合でした。今日もまたシルバの日。生き生きと、小気味良いプレーを見せてくれています。ドリブルで仕掛けても、パスワークでも、相手の守備を翻弄し簡単に抜き去る。バレンシアの宝物です。
そして今日は両サイドバックも良かった。モレッティはここへきてシーズン初ゴール。セットプレーの後でゴール正面に残っていたんでしたか、シルバが中に折り返したところをフリーでシュート!これが先制点。2点目は攻撃参加したミゲルがヒールでアングロにパス、ゴール前のビジャにボールが渡り、シュートがGKセサルにはじかれたところをシルバが拾う。角度はほとんどないところでしたが、じっくりディフェンサを見て、GKも見て、落ち着いてゴールを決めました。これが前半終了間近な時間帯。前半はビジャのペナルティ失敗もありましたから追加点がとれないままだと嫌な雰囲気になる可能性もありましたが、シルバのゴールは本当にいい時間に決まりました。
守備も全般的に良かった。マルチェナが効いていましたし、ディエゴ・ミリートを押さえる最終ラインもよく統率されていました。とにかく全体に落ち着きと安定感があったように思います。

これでサラゴサに7ポイント差をつけました。まだ4試合、勝ち点差12ポイント分はありますから気は抜けませんが、最初の障壁を乗り越えたように思います。まだまだ上も狙えます。怪我人はいるものの試合は週1ペース。バレンシアは、落ち着いて十分な準備をしてリーガのラストフェイズを迎えています。

34節が終わり…

遂に、遂に正真正銘マドリーが首位です。昨夜バルサは後半終了間際の失点でベティスとエンパテ。勝ち点を1しか積み上げることができませんでした。勝ち点が並んだ場合は当該クラブ同士の対戦成績が次の順位決定に使われます。クラシコはマドリーの1勝1分。ということでマドリーは単独首位なのです。

上でも書いたとおりCL圏内のバレンシアからUEFA圏内のサラゴサまでは7ポイント、ここが少し開きましたね。UEFA圏内は9位ヘタフェくらいまでは絡んでくる可能性がありそうです。
転じて下位。残念ながらナスティックはそろそろ時間の問題となってきました。セルタは下位対決のレバンテに敗れ、こちらもかなり苦しい状況。ソシエダは今節勝ち点を積めましたが、抜け出すのはやはりまだまだ大変そうです。