なんてことを…
火曜日にマドリーに集合したスペイン代表は、ラス・ロサスで最初のトレーニングを実施。なんですが、大変なことに。トレーニング中にセルヒオ・ラモスとの接触プレイ(というかタックルをくらった)フェルナンド・トーレスは足首を打撲し捻ってしまったそうで、全治2週間の見込み。今回の2試合は出場できません。ラモス、トレーニングのときから本気なのもいいんですが、ちょっとは加減てものを覚えたほうが…
それよりも、これで純正デランテーロはビジャと初召集のソルダードのみになってしまいました。現時点ではシルバの初戦出場も無理ですし、アングロは右SBで使われるという噂もあるし、デランテーロは2枚のみ。モリエンテスが負傷しているのが実に惜しいというかタイミングが悪いと言うか。
追加召集のニュースは今のところ出ていなかったのですが、誰かFW1枚連れて行っても良いのでは。トーレスと同じタイプっていうのは無理かもしれませんが、今ならラウル・タムードとか。グイサは負傷していたと思いますので無理かな。あとはレバンテのサルバとか。
それか、すぐ傍にいるラウルとか…アラゴネス爺は呼ぶつもりなさそうですが。
30日午前:代替召集はルイス・ガルシア
この場合のルイス・ガルシアはエスパニョールのルイス・ガルシアです。UEFA杯ファイナルでペナルティを外し泣き崩れていた、あのルイス・ガルシア。ではエスパニョール公式サイトから、今朝の様子を。
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エルネスト・バルベルデがウォーミングアップを始めさせてからすぐにニュースが届いた。ルイス・ガルシアは笑顔でバルベルデ監督に挨拶をすると、ロッカールームまでダッシュしていった。数分のうちにシウダ・デポルティーバ(トレーニング場)を離れ、フルスピードでマドリードに向かった。ルイス・ガルシアは昨日負傷したフェルナンド・トーレスに代わって、EURO予選(リトアニアおよびリヒテンシュタイン、豪快に国名を間違えてました)を戦うスペイン代表に召集されたのだ。ルイスにとってこのレベルでは代表デビューとなるはずである。
「夢が現実になったよ。残念なのはこれが仲間が怪我をした代わりだということ。誰であってもこんな形で呼ばれるのは悲しいことだよね。それでもこれは僕に与えられたチャンスだ。できる限りのベストを尽くすよ。
昨夜は落ち着いていたよ。昨夜のうちから僕が呼ばれるかもしれないという噂を耳にしてはいたけど、本当になるかもなんていう過剰な予測はしなかった。負傷した選手が出ても代替が呼ばれないこともあった。いずれにしても、今朝になって新聞を見て、オプションの可能性はあるかもと思ったけれどね」
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悪くない選択だとは思います。が、バルセロナからはるばる召集するのだったらマドリーにいるラウルで良いのでは、という気がかなりするのですが。やっぱりアラゴネスは心底ラウルを呼びたくないようです。それともドメネク監督がさそり座(ピレスのこと)がダメだったように、アラゴネス爺にはラウルという名前が相性が良くないのか(ラウルとか、ラウル・タムードとか、ラウル・アルビオルとか…)。
ま、ともあれコマはなんとか揃いました。
手に持っているエスパニョールの袋はお土産かな…
第37節スケジュール
優勝争い、UEFA杯圏内、残留争い。同日同時刻開催にして公平性を保ちたいリーガと、重要な試合は時間差開催が嬉しいテレビ側。スケジュールを見る限りでは、概ねリーガの主張が通ったようですね。何もかかっていない2試合が日曜日に回された以外は、すべて土曜日21時キックオフであります。
さて。サラゴサvsマドリー、バルセロナ・ダービー、マジョルカvsセビージャはどうなるのか。ローランギャロスとかぶることはなさそうですが、どうせW様のすることですから。バレンシアは上がりも下がりもしませんので、放送はもうないかもしれません。