けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

良い方に

2010-02-03 22:00:25 | football
増えました
昨日は10人も全体練習から外れるという事態に陥ったマドリーでしたが、本日はだいたいの皆さんが順調な回復を見せているようです。ガゴに続き、今日のトレーニングでは、イグアインとディアラが全体練習に合流。同じメニューをこなしたようなので、もう大丈夫なんでしょう。さらに、ラスとガライ、ファン・デル・ファールトは、チーム全体とは別ですが、ピッチに出てランニングを実施できたとのこと。完全室内メニューは、メツェルダーのみ。メツェに冠しては、先日の発言があったことを考えると、このまま室内に押し込められたままシーズンの残りを過ごすのか…? という不安が。ただ、メツェの発言が報じられたタイミングは、チームにとってということを考えると、あまり褒められたものではなかったなと思う(デポルに勝った日というのもあったし、冬マーケットはほぼ締め切り)。もちろんメツェにしてみれば、思うところ、言いたいことは山のようにあったんだろうけど。

デポル戦後の、バルダーノのコメントを勘案してかどうか、本日のトレーニングには8人ものカンテラーノスが召集されました。マテオス、モスケラ、ラウル・ルイス、ファナン、ナチョ、クリスチアン、ルイス・エルナンデス、ベラージョス。賑やかです。


何の罪滅ぼしのつもりなのか、昨日から、公式に載るガゴの画像が増えました。昨日もピンで写ってるのがあったし、今日は貴重な笑顔画像。これぐらいの笑顔、この間のビルバオでのサイン会でも振舞ってやればよかったものを。2人ともな。(シャビ・アロンソ、これは笑ってるのか?)


後から追加:偉い人たち会議
ベルナベウにて、4人のカピタネスとフロレンティーノ・ペレス、バルダーノ、ミゲル・パルデサが顔をそろえて昼食会。先日のアルバニアでの親善試合遠征の時にセッティングされたものだそうです。帰りの飛行機でラウルが会長のところに行った、というあの時の話ですね。
公式には「リラックスした雰囲気だった」とか書いてありますが…まあそういうからにはそうなんだろう。話題は、今シーズンタイトルを取った場合に選手たちが受け取るプリマ、報奨金について。それ以外に何かテーマがあったのかはわかりません。
どうでもいいですが、赤系チェックシャツって、マドリードで流行してるんでしょうか。それとも、イケルはグティさんリスペクツ。

さらに追加:MARCAによると、
○CL優勝:各選手に57万5000ユーロ
○リーガ優勝:各選手に35万ユーロ
○ドブレーテの場合:上の数字を足して下さい

だそうです。



さらに追加:カカの義務
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カカは、恥骨の問題と戦うため、再発を防ぐために、キャリアが続く間ケアを続けていかなければならない。カカは昨年11月29日、カンプノウでの試合後からプレイを停止しなければならなかった。深刻な恥骨炎のためで、手術を避け、メディコたちは保存的治療(外科処置をしない)を行った。
水曜のMARCA紙によると、カカは全体練習の前と後に30分間の別メニューに取り組み、腹筋、臀筋、背筋を強化している。カカがこの1ヵ月半の間に行っているトレーニングの負荷は、彼がまだフィジカル的に最高の状態にないことを意味している。
メディコたちは、カカはそのキャリアを終わる時まで、特別のメニューを行っていかなければならないだろうと警告するが、「以前と同じような状態になるだろう。トレーニングのプランは、他のチームメイトたちと同じようにペジェグリーニの指揮下でしなければならないことに加えてのもので、カカが毎日2セッションを行っているのと同程度のものだ。」としている。
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残りのキャリアずっと続けなければならない、というのはかなり辛いですよね…まだ先が長いのに。

心はここに

2010-02-03 19:34:59 | football
リストに復帰
本日、トゥールーズとのリーグカップを戦うマルセイユの召集選手

GK:アンドラーデ、リウ
DF:ボナール、イウトン、ディアワラ、カボレ、エムボウ、ロール
MF:シセ、エムビア、ルーチョ、ベナルファ、ヴァルブエナ、アブリエル
FW:ニアン、コネ、モリエンテス、ブランドン

出場するかどうかわかりませんが、とりあえずリストに入るところまでは戻ってこれたモリエンテスでした。



僕が控えになるのは、遅かれ早かれ来るはずのものだ
意地悪い質問をされても、アホくさい質問をされても、「アマポーラでも摘みに行ったらよろしいのに」とか絶対言わない、ラウルさんのプレスカンファレンス。とっくに公式日本語にもなってますが、公式日本語が載せてないであろうことも含めまして、ASからQ&A形式で
長いので、ぜんぜん終わりません。ちょっとずつ付け足していきますので、ご興味のある方は、思い出した頃にでもまたご覧ください。

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カピタンは、昨日プレスカンファレンスに出席。彼の新しい役割を容易に引き受け、ペジェグリーニとは良い関係を築いているのだと認め、そして未だ、レアル・マドリーからはるかはなれた将来を見てはいない。

Q:バルセロナは、審判の贔屓のおかげでリーガの首位にいるのでしょうか?
R:僕はそんな感じは受けない。バルセロナは、彼ら自身の権利で首位になっているんだ。前半戦は、他のどこよりも良かったんだから。これだけの差には、彼らがピッチで戦ってきただけの価値がある。僕たちには、ミスを犯す余地はもうほとんど残っていない。彼らがつまづいて、そこを僕たちが利用できればと願っているよ。

Q:しかし「ビジャラート(Villarato、サッカー協会会長ビジャールの不思議な魔力がバルサに有利に働いていること)」が、重要なタイミングでバルサに利益をもたらしているとは思いませんか?
R:僕は、フットボールについての話をするのが好きだ。強調して言うけど、彼らが有利なのは、彼らがピッチの中で勝利してきたからだ。それ以上の話は好きじゃない。こういった出来事は試合の中で起こりうるものだけど、何の意味もないよ。
(先日のヒホンvsバルサ戦で、オフサイドだったペドロのゴールが認められ、その1点でバルサが勝利。マドリー系の新聞がしつこく書きたてたため、この数日ビジャラートの単語があちこちで乱れ飛んでいる)

Q:あなたはこの数ヶ月間を、疑う余地のない控え選手として過ごしています。チームの中における新たな状況をどう判断しますか?
R:不満を言ったりはできないよ。15年間、僕はほとんどすべての試合で戦ってきた。そして今、3ヶ月間に渡って少ししかプレイしていない。これは遅かれ早かれ来るはずだったこと、受け入れなければならないものだ。今は、より多くの謙虚さをもって、優れた仕事をする仲間たちがいることを知り、受け入れる必要がある。時間が、人をそれぞれの場所に置く。

Q:それほど遠くない過去、マドリーのイレブンといえば、実質的にラウルとあと10人であった頃が懐かしいですか?
R:僕はクラブの、チームの一員だ。ただ、目標を達成するために、僕の仲間たちを助けるため働きたいと思っているだけだ。僕はまだ、恩恵を与えられた人間だと、このクラブで変わらず重要なんだと感じ続けている。ずっといつでもプレイしていたいよ。でも、他の仲間たちにも起こることなんだ。

Q:ロッカールームの中では、まだカピタンとしての役割を維持していますか、それとも、レギュラーとしてぷれいしていないことが、キャプテンシーを働かせることに影響していますか?
R:ロッカールームでは、カピタンたちの責任は、僕たちはいつも分け合ってきたよ。繰り返すけど、僕は以前と同じように重要であると感じているんだよ。

Q:もしあなたが控えでいる状態がシーズン最後まで続いたら、次の夏でマドリーを離れることを考えますか?
R:僕の心はレアル・マドリーにある。僕には2011年までの契約があるし、僕はただ、マドリーと僕たちに残されている2つのコンペティションに集中したいだけなんだ。僕の将来について話をする時はまた別にあるだろう。

Q:チームの中でのあなたの新しい状況を、他の模範となるようなやり方で引き受けることに、疑問はありませんか?
R:僕には、これまで自分が選んできた、とてもはっきりした道筋がある。僕は、自分がしていることを、とても嬉しく思っているし誇らしく感じている。僕が取っている行動は当然のことだと信じている。何かそれ以上目立つものを与えられる必要はない。それに、チームでなかなかプレイできなくても模範的な行動を取っている、そういう選手たちはたくさんいる。この状況は、そういう風にしてなってきたもので、受け入れなければならない。

Q:数ヶ月前、マヌエル・ペジェグリーニは、あなたが「titularismo(先発すべき存在)」と言ってさえいました。監督のその発言は、あなたにダメージを与えうるものだったのではありませんか?
R:その発言は、僕にとっては何のダメージでもない。僕はとても快適だよ。

Q:ペジェグリーニとは良い関係ですか?
R:監督とはとても良い関係を持っているし、僕はチームの中で自分の役割、機能をわかっている。

Q:グティがリアソールで見せたプレイは、世界中をにぎわせ続けています。あなたのチームメイトが見せたテクニックをどう思いましたか?
R:まずは彼にお祝いを言うことだね。最近の何試合かで、彼は高いレベルを見せている。彼がリアソールで見せたものは、天才がすることだね。彼こそが天才なんだ。彼がこのレベルを一貫して保ってほしいと願っているよ。

Q:結果としてグティは、ピッチの中で見せた彼の価値で、またその名前が呼ばれるようになりました。
R:僕たちがそうやって続けていけるように、それから彼のフットボールを楽しみ続けていけるようにと願っているよ。彼は、大きな情熱を持って復活してきているんだ。監督の信頼を得て、それが彼のプレイをさらに良いものにしている。

Q:グティは、代表に復帰しW杯に出場できるかもしれないということを認識しています。あなたも、代表のオプションになりうると思いますか、それともまったく可能性は排除している?
R:僕はレアル・マドリーの、そしてこの国の選手だ。決断は代表監督のものだよ。

Q:先日のデポル戦では、5人がカンテラ出身の選手でした。カンテラーノスが名声を取り戻すのは、マドリディスモにとって良いニュースではありませんか?
R:いつでも、カンテラ出身の選手たちというのは重要な存在だよ。でも、外からの選手もそれは同じだ。今は、チームにカンテラと外の選手との理想的な混成ができているよね。

Q:クリスチアーノ・ロナウドは、マラガのムティリガに打撃を加えたということで受けている2試合のサスペンションの2試合目を、スペインのスポーツ規律委員会が取り消すかどうかで、未決の状態になっています。彼の退場につながったこのアクシデントをどう見ていますか?
R:クリスチアーノは、非常に優れたプロフェッショナルで、これ以上この問題に戻る必要はない。あれは不運な出来事だったんだ。

Q:今シーズン、チームはバレンシアとア・コルーニャで最高の試合を見せました。不思議なことに、この2試合にはクリスチアーノが出場していません。チームは彼がいなくても問題ないということですか?
R:クリスチアーノは素晴らしい選手で、チームにとってとても重要な存在だ。そういったことは、フットボールでは起こり得ることだよ。

Q:リアソールでは、このチームがソロ・ピボーテ(1人)でうまくプレイできるということが明らかになったわけですが……。
R:時には、よりダイレクトなフットボールが必要になることもあるし、休みを入れながらのフットボールが必要になることもある。最近のいくつかの試合のようにね。僕たちにある選手とチーム構成で、この2つのオプションをもてているし、これを活用していく必要があるだろう。レアル・マドリーがしなければならないのは、支配すること、攻撃すること、敵を相手側ゴールに押し込めていくことだ。僕たちは、たくさんの方法でうまくやってきた。ピボーテが1人でも2人でも...。リアソールではとてもうまくやれた、でもエスパニョールは別にやり方で僕たちに向かってくるはずだ。そうしたら、何がベストの選択なのかを考える必要があるだろう。

Q:しかしシャビ・アロンソは、動くスペースをあなたが作り出しているときに、よりやりやすそうに見えました。
R:シャビはとても優れた資質をたくさん持っている。1人でも、誰かと一緒でもね。

Q:カカについてはどうでしょう? いつになったら、彼はミラン時代に彼が見せていたレベルに到達するのでしょうか?
R:カカはハードなトレーニングをしているし、今シーズンの重要な時には、僕たち皆が知っている彼になるだろうと思っている。彼はまだ輝いていないかもしれない、でも仲間たちにとって非常に重要な働きをしてくれている。影の仕事は時には評価されないものだ。でもすぐに、試合を動かす、決定的な選手に戻るよ。

Q:今は、バルセロナとの距離を縮める良いチャンスかもしれません。
R:エスパニョールは、厳しく僕たちに向かってくる。アウェイでもあまりポイントを落とさないチームだ。確実に、難しい試合になるだろう。だから、勝利を手にするためのベストの方法は、トレーニングと試合の流れをキープしていくことだと思う。なぜなら、常に僕たちはさらなる成長を続けているのだから。

Q:土曜日は、ベルナベウで勝利の良い流れを続けるでしょうか?
R:僕たちがタイトルを目指して戦うのであれば、カーサでいっさいポイントを落とすことはできないし、フエラでも最低限にしなければならない。
(了)
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