けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

不機嫌なおとこたち

2010-02-22 23:59:32 | football
問題のペナルティが決まった後のセレブレーション。



映像でアップで映ったラウルがぜんぜん笑顔がなかったのにも「!」と思ったけれど、決めた当人のシャビ・アロンソも、妙に苦い顔をしていたのでした。もともと愛想が悪くて、デフォルトこの顔なのかもしれないけど。
5-2が6-2になるだけのPKが、こんなにも各方向に微妙な空気を振りまくんだったら、すこーんとクリスチアーノが蹴っちまえば良かったのに、と思わないでもありません。一番あとくされなさそうだし。

ラウルもゴール欲しかったかもしれないけど、でも決めるのならぜひ流れの中で。(ペナルティではこっちも緊張してしまう)。

しかしまあカピタンも、こんな雰囲気じゃあんまりだ。交代で入るとき、ベルナベウが大きな拍手をしてくれたのが、とても良かった。

よこせよやだよ

2010-02-22 19:56:28 | football
09/10 Liga Espanola 1a divicion Jornada 23
Real Madrid C.F. 6-2 Villareal


勝ちました。火曜日のリヨン戦のフラストレーションを払拭するような大勝。
……とは思えないんだよなあ。リーガの試合としては成功だと思うんですけど、どうしても次にまたリヨンとやりあう時のことを考えると、勝ったよよバンザーイ、という感じがしなくて。
クリスチアーノ・ロナウドがこの試合では右のサイドに張ってることが多くて、これが大成功。カプデビラに勝てたし、多くのチャンスを生み出した。でも、中盤が絡んで鮮やかに崩せたという感じもしないし、要するにカウンター? カウンターでもそれが武器になって得点が取れてるんだからいいんだけど。カカ、イグアイン、クリスチアーノと前にいると、こうなるしかないのかなあ。


どっちが本物でしょうか?
プブリコ紙:ラウル礼賛
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Cロナウドはラウルに、レアル・マドリーでもっと続けるよう求める
レアル・マドリーの選手、クリスチアーノ・ロナウドは、ビジャレアル戦での勝利後に受けたプレスからの取材に対する発言の中で、レアル・マドリーのカピタンであるラウル・ゴンサレスはレアル・マドリーでもっと長く続けるのだと述べた。
この白のFWは2011年6月30日で契約を全うするが、クリスチアーノ・ロナウドは、その日が来ることを望んでいないようだ。クリスチアーノはラウルを称えていた。ラウルに対して観衆は、最終的にシャビ・アロンソが蹴ることになったペナルティを蹴るように要求していた。
クリスチアーノ・ロナウド「誰もが、自分たちが何を望むかを表現する。そして観衆はこうやってそれを表したんだ。僕(僕か?)にしてみれば、ラウルはここにもっと何年もいるべきだ。彼はこのクラブの参考であり、働き手であり、モチベーターであり、お手本だ。」
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そんなに絶賛するくらいなら、今朝の試合で、ラウルがゴール前で手を上げてボールを要求しているのに、右サイドでコネコネしてるうちにボール取られるとか、止めてもらえるといいんだけど。


AS紙:態度一変
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クリスチアーノ、シャビにイラつく
クリスチアーノ・ロナウドは、彼の最高の試合を仕上げるため、最後のペナルティを蹴ることを非常に真剣に望んでいた
クリスチアーノ・ロナウドは、試合前にこう言っていた。「チームを助け、たくさんのゴールを決めたい。」 昨夜、彼はレアル・マドリーと彼のチームメイトたちすべて、特にカカとイグアインだが全般にはチーム全体を十分に助けた。マドリディスモに光を当て、昨夜は勝者として試合を終えた。彼はチームを助けることに尽くした。そして彼は、もっとゴールを決められなかったことで、辛い思いで試合を終えることになる。彼は最初のペナルティキッカーを、カカに譲った。カカにはゴールを決めることが必要であり、クリスチアーノは、チャマルティンにおいてFKでゴールを決めたばかりだった。
クリスチアーノは、マドリーにおける彼の最も完璧な試合において、イグアインの3点目をアシストし、4点目の起点となり、カカにボールを渡して5点目をアシストし、エリア内でピレスに引っ掛けられてムニス・フェルナンデスにホイッスルを吹かせ、レアル・マドリーの6点目となるペナルティを得た。

そのプレイ
クリスチアーノにとってはレアル・マドリーにおいて最高のパフォーマンスを見せた後で、なぜ彼はそんなにもただならぬ様子でピッチを去ったのか。それは、シャビ・アロンソに与えられたペナルティのせいだ。クリスチアーノ・ロナウドは、彼のパフォーマンスの締めくくりとしてそのペナルティを蹴りたがり、またドノスティアラ(=シャビ・アロンソ)も、レアル・マドリーにおける彼の初ゴールのためにペナルティを蹴りたがっていた。クリスチアーノはペナルティをしぶしぶ彼に譲り、2回ペナルティが入れられた時(ホイッスルが吹かれ繰り返さなければならなかった)、祝福に行かなかった。彼がピッチ上でカナル・プルスのカメラの前に現れたとき(試合終了直後だと思う)、彼は怒りを隠すことができなかった。しかし、この最後のペナルティについては、何の議論もないと言う。「誰にでも与えられるべきものだ。」 (うわえらそー)と調停するように言ったが、しかし表情は深刻だった。釈然としない気分は、シャワーで流された。
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ASからご本人のインタビュー
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Q:初めてのリーガでのFKはスペクタクルでした。
R:繰り返してみてはいないんだけど、でも素晴らしいゴールだったと言うよ。

Q:1-0でリヨンに負けたことで、チームに疑問が呈されていましたが?
R:リヨンに負けたことで難しい1週間だった。僕たちは、信頼を得るためにポジティブな答えを示さなければならなかった。試合に負けるためだけに、フットボールを知ることを止めるわけではない(二重否定過ぎてわからん)。ビッグクラブが躓いた時には、その後盛り返すものだ。

Q:ペナルティをシャビに譲った時はどうしたんですか?
R:何も起きていない。ケーキは誰にも与えられるものだから…。

Q:シャビはどうしたんですか?
R:蹴りたいと言ったから、僕はOKしたんだ。

Q:彼を祝福しませんでしたが…
R:祝福するのは義務かい?(おい。) 彼も僕と一緒に祝福できただろうにね(笑)。

Q:なぜあなたは、観客がラウルが蹴るように求めていると考えたのですか?
R:誰もが、自分が望むことをアピールする。ラウルはマドリーに、10年でも12年でもい続けなければならない。彼は基準点なんだ。

Q:あなたの生まれたマデイラでの悲劇的な洪水を同感じていますか?
R:少しナーバスになっている。マデイラにいる僕の家族、兄弟達や祖父母、叔父、いとこ達と連絡を取るのに5時間かかったんだから……。叔母が1人、家に被害を受けたそうだ。

Q:彼らに何か起きたりしませんでしたか?
R:いや、大丈夫。皆、山に住んでいるから。でも下の方の人たちには、たくさんの問題が起きているそうだ。
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いろいろな記事をつまみ読み(?)してたら、何がなんだかよくわからなくなってきました。ペジェグリーニ曰く、ペナルティを蹴るのはカカかクリスチアーノ・ロナウドの役目で、でも今朝方の試合はシャビ・アロンソが蹴らしてくれと言ったらしく(これはペジェグリーニも容認しているぽい)、クリスチアーノはしぶしぶ譲ったけど不満ありありで、祝福もしなかったし試合直後はプンプンだったけど、でもシャワーを浴びたらすっきりしたよ、と。それはわかるんだけど、じゃあラウルの話が挟まるのはどこ?


今日の久保田アナ(別名ワイドオープン氏)に言いたいこと
●黙祷している場面でベラベラしゃべるなんて、何年アナウンサーやってるんですか。
最近(ここ数シーズン)の倉敷さんのマドリー実況は好きじゃないが(普段のマドリーの試合を見ていないんじゃないかと思う)、イムノや黙祷の場面で沈黙を守る態度は非常に尊敬する。

●ラウルが今シーズン終わったら北米へ、という話を引っ張ってますが、ニュースが出た翌日にラウル自身が否定しています。もっとも一番派手に報じたMARCAが否定の発言は取り上げなかったから、情報を供給しているであろう作成スタッフが知らないのかもしれないけど。 当然ご本人も知る由もなく。

●ビジャレアルが優勢になったからってあからさまに喜ばないでください。そんなにバルサ好きなら、マドリー戦担当しなきゃいいのに。