けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

夢はアシスト

2010-02-11 12:18:02 | football
グティの夢
「タコナッソ」で一気にメディア登場回数が増えた(それまでも別に少なかったわけじゃないけど)グティですが、昨日付けのASによると、イタリア紙ガゼッタ・デッロ・スポルトのインタビューに答えたそうです。
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ホセ・マリア・グティエレス“グティ”はガゼッタ・デッロ・スポルトのインタビューの中で、事実上自身の他クラブへの移籍の可能性を閉ざした。さらにグティは、来シーズンもマドリーでプレイであろうということ、それが現役としての最後のシーズンになるだろうという確信を持っていることを認めた。

「俺は、マドリーに疑問を持ったことは決してない。俺のキャリアは、ここで2011年に終わらせる。」 グティはイタリア紙に対し、先に放送された番組「Informe Robinson」の中で、インテルになら喜んで移籍するだろうと話したことについて、はっきりさせた。「俺があれを言ったのは、インテルが、俺がそのまま続けていけるようなビッグクラブだからだ。」 「俺の親友のうちの2人、スナイデルとエトオが、インテルでプレイしている。サムと俺は、ずっと前にレアル・マドリーで出会った。俺たちのキャリアは別れてしまったが、でも俺たちの友情は損なわれずにそのままだ。」
「ウェスレイについては、もし俺がフロントの人間や監督だったら、彼を売らなかっただろうな。でもクラブには違った経済的な必要性があり、それでああなったんだ。いずれにしろ、彼については嬉しく思っているよ。彼はインテルに、彼らが必要としていたはずの特別なクオリティをもたらしているだろうから。」
南アフリカで行われるワールドカップへ行くチャンスについて、グティは、ドアを閉めはしないものの現実的でいる。「そう、そのことについては考えているよ。デル・ボスケは俺のことをよく知っているし、俺がなにをもたらすことができるかも知っている。今のスペイン代表のように、勝利を知り競争力のあるグループに入っていくのは難しいとわかっている。でも俺は望みを失わないし、ワールドカップの優勝杯につながるゴールをアシストするという夢を持っている。」
イタリアのジャーナリストは、この発言に対する好奇心を止められなかった。ゴールではなくてアシストを夢見ているのですか、と。「そのとおり。それが子供の頃からの俺の夢だ。俺はパスを出すのが好きだ。幸運なことに、俺はミカエル・ラウドルップと一緒にプレイしたことがある。彼は最高のラストパスを出し、偉大なデランテーロたちにアシストができるんだ。」
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本当に2011年=来シーズンで引退するつもりなのか、マドリーを辞める時は、その後他のクラブ(アメリカとかアラブとか)に行っても、グティにしてみれば引退と同義なのか。いろいろと、その先にやりたいことを考えていそうな気もします。


シェレス、チャピン
今シーズンがクラブ史上初めてのプリメーラとなるシェレス。なので、ヘレス(微妙な使い分け)の地でマドリーが試合をするのは初めてで、ちょっと特別な試合になります。チケットの売れ行きは非常に好調で、売り切れのエリアも次々に出ている様子。今日の時点で、販売される残券はあと1661枚。
しかも今週は、F1のヘレステストも行われているため(10日~13日)、ホテルもほぼ100%埋まるだろうとされています。もちろん選手用のホテルは抑えてあると思うけど。でも、F1ドライバーたちとマドリーの選手たちのニアミスになるわけですね。F1の人々、試合見に来るかな(そんな余裕ある?)。
F1ヘレステストの初日も雨でしたが、ヘレスはどうも週末も雨模様。金曜日から週末にかけて強い雨が降る予想で、土曜の夜(試合)にも雨が残っているのではないかとのこと。気温は15℃、下がっても12℃と暖かいわけですが(ヘレスはセビージャよりさらに南)。暖かいのは良いのですが、その数日後には寒いリヨンに行かないといけないので……風邪ひくな、みんな。


しかし、気温よりも心配なのが、現在のムニシパル・チャピンのピッチの状態。この冬の降雨量が以上だったらしく(半月で600L/m~2)、ピッチは柔らかく芝生がはげた状態。特に中央の辺りと南側ゴールが酷いとのこと。風邪くらいならいいけど、怪我とか選手の脚に妙な疲労が残ったりする方がはるかに心配です。

シェレスはシガンダを解任した後、ゴロシートなんですね。懐かしい方には懐かしいゴロシート。あのくるくる頭のままかなあ。


あのままでした。