けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

リーダー観

2010-02-10 18:44:52 | football
本日のトレーニング
昨日同様、室内トレーニングに回ったのは、メツェルダーとベンゼマ。カンテラからは、マテオス、ナチョ、クリスチアン、マルコスアロンソが、トップチームに合流。本日のプレスカンファレンスは、契約を延長し、また今週末の試合でマドリーでの100試合出場となるマルセロが担当。

する予定でした。
マルセロ、インフルエンザの症状があって、トレーニングを途中で離脱した模様……。
(追加:今公式見たら「胃腸炎」に変わってた。お大事に。)


ラウル:ブトラゲーニョは僕の尊敬の対象だった。彼みたいになるのが夢だった
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ラウル・ゴンサレスは映画「Invictus(インヴィクタス)」の特別パーティに参加し(公式より:映画フォーラムの一環として行われた“国のための価値、企業のための価値”と題されるシンポジウムへの参加。「インビクタス 負けざる者たち」の上映後に行われた)、レアル・マドリーのロッカールームにおけるリーダーとしての経験について話をした。「ブトラゲーニョが僕の尊敬の対象でした。彼のようになることを夢に見ていました。」 とラウルは、自身がチームに加入した初期の頃を思い出してそう述べた。
「僕は恩恵を受けていると感じています。僕はとても質素な環境で生まれました。フットボールをするという幸運を手にし、さらにはマドリーに加入できた。僕がここに来たとき、勝利し、良いプレイをし、戦うといったこととは別の価値を植えつけられました。彼らは僕に、何よりも大切なのは、敗れることを知ること、そして対戦相手を尊敬することだと教えてくれたのです。そして、それが深く刻み込まれています。」
「言葉は、風に運ばれるもの。僕は、自分が日々行っていること、戦い向上していくことを信じています。それこそが、僕が歩いてきた道なのです。」
カピタンの役割について、ラウルはこう答えている。「僕たちは、新しく加入した選手たちが快適に感じられるように、彼らと一体になろうとします。彼らの顔を部屋の中に固定しておくようなことや(idiomなのかどうかもわからなかった。内に閉じ込めておく、くらい?)彼らに面と向かって話をしなければならなかったり(ズルして公式にあった日本語記事を参照しました)、時には幸福感を削ぐようなことを言う必要に迫られる時もあります。毎日の生活が、こうしたことに目を留めさせるようになるものです。」

ガゴは出場するだろう
この冬のマーケットで、移籍をクラブに嘆願したガゴのケースについて、ラウルはこう明らかにしている。
「(移籍話が頓挫してから?)最初の何日かは非常に辛いものだったでしょうし、彼に気持ちを向けてあげる必要がありました。今年はワールドカップがあり、誰かが誰かより難しいという問題はありますが、僕たち皆がプレイしたいと願っています。。ガゴはワールドカップに出るためにクラブを出たいと願っていましたが、残ることになりました。でも僕は、最後には彼は出場するだろうと信じています。」

最後にラウルは、「7個目」を獲る前夜のこと、1998年アムステルダムでのユベントス戦前夜のことを話した。「あれは、僕がシエスタで眠れないという初めての経験でした。マドリーが長年に渡って求めていたタイトルだったのです。チャンピオンズ・リーグを獲るという妄執があり、それが僕たちにも伝わっていました。そして、ジダンがいるユベントスとファイナルで対戦することになったのです。彼らは本命で、彼らを見たとき、彼らはもう2-0で勝ったようなものだと考えていました。でも、この日に何かができるんだと、僕たちに信じさせるものもあったのです。試合の前の晩、僕たちはマッサージルームに1人1人と下りていって、最後にはほとんど全員が顔を揃えました。それがおしゃべりをしたりリラックスしたりするのにちょうど良かったのです。チームメイトのレドンドと僕は、なぜ眠れないんだろうって不思議に思っていました。ピッチに出る直前には、緊張感と、マドリーをその価値に合う場所に押し上げるのだという強い欲求を感じました。そしてそれを実現した時、僕たちはそこから解き放たれたのです。」
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「他者に敬意を払うこと、言葉より行動で示すこと」とか、いかにもラウルらしいリーダー観だなと思います。それから、個人的に興味を持ったのは最後の部分。「7個目」は98年のCL優勝のことですが、その前夜の選手たちの気持ちの高ぶりとか、自然と皆が集まって緊張を解こうとしている様子とか、そういったことは初めて聞いたように思います。ラウルでもレドンドでも、なかなか眠れなかったんだなあ……。


記事自体はASなので、この画像というのもいかがなものかと思いますが…。