スマホが普及して、なにが変わったのか。私はまだスマホを使っていない。外でネットは見ないし、メールもさほど急いで確認するほどのものはなく、わが家のパソコンで足りており、ケータイはガラケーで十分と考えている。
直近のソフトバンクの通信料は2727円だった。スマホに代えれば、たぶん機種代も含めて当分は1万円近くを毎月払うことになろう。その差額を、もっと有効なことに使えそうな気がする。
本題のなにが変わったのか。街を歩いていて、夢中でスマホの画面に見入っている人とすれ違うことが多いが、相手はほとんど対人で人を避けない。だから当方が身体を大きく避けてすれ違う。どうしてこっちが譲る必要があるのか。お互いが身体を少しずらせてこそ、スムーズにすれ違えるのではないか。
さらに、電車の中で、老いも若きも争って座るようになった。お年寄りはむろんいつものことではあるが、若い人はスマホを見るために、座りたがるわけだ。立って片手は吊革で、スマホを持って片手で操作するよりは、座ったほうが按配がいいのだろう。
そして、画面を見て、ほとんど周囲に配慮しない。混んできても、横に置いたバッグはそのまま。目的の駅に到着して、慌てて降りる始末だ。
以上のことはまだ周囲が我慢すれば済むことではあるが、本人そのものが危険であることの意識はあまりない。自転車に乗る時には、ケータイを使わないことは指摘されているが、みんなヘッチャラである。転んで怪我をして、はじめて後悔する類の話だ。
ガラケーのユーザーとしては、何を見ているのだろう、と思う。使い方がいろいろとあることは分かっているが、そこまで無我夢中になれるものがあるのは、ある意味ハッピーであるのだろう。それが、本当に役立つものであるならだが、大半は私的な通信と興味本位のレベルであろう。
私のネット経験からいえば、漫然とあれこれウェブサイトを見ていても、たんなる時間潰しでしかない。テレビのながら視聴に似ている。目的があってサイトを追うことは多いが、それはほとんど仕事絡みになっている。あとは欲しいものがある場合のネットショッピング程度が、ネットの使い方になっている。
やはりしっかりと目的を持って、使うという意識が必要なのではないか。また人混みとか、移動中は使わないとかいった社会常識を醸成する時期に来ていよう。ちょっとした少しの注意で、もっと快適なスマホ環境になるものであろう。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。
直近のソフトバンクの通信料は2727円だった。スマホに代えれば、たぶん機種代も含めて当分は1万円近くを毎月払うことになろう。その差額を、もっと有効なことに使えそうな気がする。
本題のなにが変わったのか。街を歩いていて、夢中でスマホの画面に見入っている人とすれ違うことが多いが、相手はほとんど対人で人を避けない。だから当方が身体を大きく避けてすれ違う。どうしてこっちが譲る必要があるのか。お互いが身体を少しずらせてこそ、スムーズにすれ違えるのではないか。
さらに、電車の中で、老いも若きも争って座るようになった。お年寄りはむろんいつものことではあるが、若い人はスマホを見るために、座りたがるわけだ。立って片手は吊革で、スマホを持って片手で操作するよりは、座ったほうが按配がいいのだろう。
そして、画面を見て、ほとんど周囲に配慮しない。混んできても、横に置いたバッグはそのまま。目的の駅に到着して、慌てて降りる始末だ。
以上のことはまだ周囲が我慢すれば済むことではあるが、本人そのものが危険であることの意識はあまりない。自転車に乗る時には、ケータイを使わないことは指摘されているが、みんなヘッチャラである。転んで怪我をして、はじめて後悔する類の話だ。
ガラケーのユーザーとしては、何を見ているのだろう、と思う。使い方がいろいろとあることは分かっているが、そこまで無我夢中になれるものがあるのは、ある意味ハッピーであるのだろう。それが、本当に役立つものであるならだが、大半は私的な通信と興味本位のレベルであろう。
私のネット経験からいえば、漫然とあれこれウェブサイトを見ていても、たんなる時間潰しでしかない。テレビのながら視聴に似ている。目的があってサイトを追うことは多いが、それはほとんど仕事絡みになっている。あとは欲しいものがある場合のネットショッピング程度が、ネットの使い方になっている。
やはりしっかりと目的を持って、使うという意識が必要なのではないか。また人混みとか、移動中は使わないとかいった社会常識を醸成する時期に来ていよう。ちょっとした少しの注意で、もっと快適なスマホ環境になるものであろう。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。