団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

生活防衛を楽しもう

2013-06-09 15:35:15 | Weblog
 円安が続いて、メーカーや商社によっては値上げを表明している。ただ円安も一服して、もう対ドルレート100円を切っている。慌てて値上げを実施しよう、と決めたメーカーは、ホゾを噛んでいることだろう。
 こういう時は、最初にどこかが値上げに踏み切って、同業他社が相次ぐというパターンが多い。いってみれば業界談合であるが、デフレ脱却旗印もあるから、公取も動きにくいことだろう。
 ばかな消費増税便乗商法を禁じる法律もできるそうで、そんなことなら消費増税なんかやめてしまえである。もっと真剣に軽減税率の導入を考えてほしい。新聞はそうなるらしい、という動きもあって、きっと業界ごとに水面下で動いていることだろう。
 軽減税率導入、消費税は最大10%。そしてスーパーなどでふつうに売っている食品や日用品は5%の据え置き、というのがもっとも賢明な方法になるのではないか。だいたい8%なんて計算が面倒でやってられないし、10%になれば、本気で外税表示もやるし節税も真剣になろう。たぶん、これなら景気の影響はさほどないし、政権に対する信頼感も生まれよう。もっと一般の消費者のことを考えてほしいものだ。
 わが近辺のスーパーマーケットでは、多くがポイントを導入しており、本日ポイント何倍などというセールを打っている。このポイントはけっこう曲者で、行きつけのスーパーで1年間使えば、まずまず溜まる。それを正月の料理にまとめて使ってしまう、というお利口主婦の遣い方を聞いた。
 わが家は、安いからといって、あちこちのスーパーに行くし、よくポイントカードを忘れるから、年間でもそうも貯まらない。しかし安いものには敏感になってしまった。
 新聞の折り込み広告には、けっこう目を通す。以前にも書いたことがあるが、いつも買う物の値段は頭に入っており、広告の品や特売にはチェックを入れる。
 卵などは、セールの10個100円以下でしか買わないし、たまに買うハーゲンダッツのアイスクリームは平常価格が218円だったか、これを170円前後で売ることもある。そういう時しか買わない。常食のヨーグルトはだいたい138円以下で買い、それ以上なら絶対買わない。
 最近注目しているのが、スーパーのストアブランド品。私は昼食に粒チョコレートを食べる。量が多くて安いのが、ヨーカ堂のプレミアムチョコレート。そばやうどん、そばつゆなども、その類で十分だろう。ちなみにイオンの第三のビールはうまくて安い。地方産品も要注意。メーカー品より安いものが多い。
 パンが値上げになるらしいが、カロリーが多いからあまり食さないが、これもヤマザキを買わなければいい。第一パンやフジパンもあるし、セール品で安い時もある。
 なんだかんだで、無駄を省いた生活を送っているが、これでけっこう楽しんでいる。一定のモノの購入値段を設定して、それを守るというのは、生活を律する意味で楽しいものであるが、前稿の酒の失敗談はなんだ、ということである。ご多分に漏れず、これとあれとは別なんだろうね。

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