糖尿病の闘病続く

　相変わらず糖尿病の闘病は続いている。インスリンは、朝2、昼2、夕4、寝る前6(持効型)の単位でずっと打ち続けている。
　1日1回は血糖値の値を調べる。食前は低いのが当然だから、多くは食後で、それも食事2時間後に診る。
　これまでにもよく書いてきたが、朝はヨーグルトに蒸したブロッコリーと舞茸を入れて混ぜる。飲み物はりんごジュースか市販の野菜ジュースなど。これに、ビスケット、大豆のグラノーラ、ソイジョイを日替わりで食している。
　ビスケットがなくなれば、グラノーラとソイジョイの2通りになる。大豆はどうやら血糖値を下げる唯一の食物らしい。だから昼食には豆乳を飲むことにしている。8枚切り食パン1枚にジャムを塗り、バナナ1本、ゆで卵一つというのが昼食。
　これでは血糖値は上がりようがないが、たまにいただいた甘いものも食すから、その時はやや高くなる。
　朝と昼は、ほぼ毎日食後30分経ってウォーキングに出る。約30分ほど歩く。その中で30秒ダッシュを行う。つまり30秒間ほぼ全力疾走する。この齢であるから、そんなに早くは走れないが、スマホに入れた速度計で計ったら、最高時速は24kmだった。100メートルに換算すると約15秒。むろんコンスタントにその速度で走るわけではなく、瞬間速度である。
　これを30秒行う。20秒程度全力で運動することが身体にいい、となにかで聞いて取り入れてみた。確かに息は切れるし辛い面はあるが、30秒でも走った後は爽快感がある。
　これをやる前に、心臓の内科医に、私の現在の心臓でジョギングは大丈夫ですか、と確認している。医者の答えは大いにやってくださいだった。だから心臓は安定しており、この程度の運動は大丈夫なのだろう。
　夕食前はやはり晩酌をする。糖質ゼロの焼酎がメインだが、ツマミも大豆系を取り入れており、今なら冷奴、箸休めに黒豆や大豆ひじきなどで、玉ねぎの千切りは続けている。ご飯はお茶碗半分で足りる。
　すでに知られていることだが、血糖値を上げるのは炭水化物。炭水化物は糖質と食物繊維で成っており、つまり糖質である。だから糖質を抑えていれば、血糖値はあまり上がらない。
　ただ夕方は食事後も酔いが抜けないから、30秒ダッシュは無理。ウォーキングも買い物ついでにしている。なにごとも無理はできないから、この程度でいいのだろう、と思う。
　血糖値の異常値はほぼないしコントロールされているが、低血糖にはたまになる。甘いモノを食するチャンスでもある。
　インスリンを打たずに、血糖値が正常値になるのかどうかは分からない。体内のインスリンの分泌量は健常人の半分とか。これを少しでも増やすために、外部からのインスリン投与と運動である。体重は現在59kg前後。A体とY体の中間ぐらいで、以前のズボンのウエストはゆるゆるである。
　死ぬまで続くのかと思うとうんざりするが、こればかりは仕方がない。酒がまだ美味しく飲めるだけでも、良しとしなければならないだろう。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/