団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

N国党に期待したいが

2019-07-23 16:23:05 | Weblog
 NHKから国民を守る会が1名の当選者を出し、政党要件も満たし、政党助成金も出ることになった。
 今回の参院選でのれいわ新選組と同じ新しい政治の流れである。代表の立花氏は葛飾区の区議で以前から知っていた。それが政党を作って国政に打って出たわけだ。
 この志はいいのだが、政党となると、やはりNHK批判だけでは物足りない。しかし明確なメッセージが、有権者の心を掴んだことは否定できない。
 問題はこれからの国会活動で、徹底的にNHKのスクランブル化を推し進めることだ。早速、総務省は馴染まない、と白けたコメントをしている。そうではなく、そういう可能性をこれから研究するとコメントすべきだ。
 災害時にスクランブル化されていると、見られない国民に災害が及ぶ、と訳の分からないコメントもしているが、そういう時はスクランブルを解除すればいいだけの話だ。
 要は、こうしたデジタル放送の時代の公共放送の在り方を根本から考える機会であり、それをたぶんN国党がリードするのだろう。
 これに付随して大切なことは、もしスクランブル化が可能になれば、NHKに払っていた受信料がフリーになる人が多くなる。つまり消費に回せる金が増えるわけだ。それが景気を押し上げる要因になろう。つまり景気をアップすることにもつながると考えるべきだ。
 スクランブル化になって、NHKを見たいヒトは見ればいい。どうでもいいと思っている人は、その契約をすればいい。そうなると、たぶんNHKは愕然とするだろう。きっと受信世帯は半分ぐらいになってしまう。
 そうなって、はじめてNHKは本当の放送局として甦るのだ。今のような肥大NHKになり、人件費も高額になり、番組にも予算使いたい放題。そんな会社があるか。どこぞの組合と一緒で、天引き事業の強さだ。
 そうした胡坐をかいているようなNHKに鉄槌を下すのがN国党になるのだろう。NHK
は潤沢な資金を背景に、献金やアピールに金を費消するだろう。しかし、負けるなN国党と思う。
 私自身の判断では、放送法のNHKの天引きは憲法違反と思う。現在の憲法解釈が間違っていると思う。国民はフリーに望んだ情報をいろいろなところから見ることができるのを保証されているはずだ。契約していなければNHKが見られない、わけがない。N国党でNHKの受信料問題がクローズアップされることは令和の時代の象徴であろう。
 
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