団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

モノからヒトにうつるらしい

2020-04-15 13:45:50 | Weblog
 私は中部大学の武田邦彦先生のユーチューブをよく見ているが、最近注目すべきコメントがあった。
 先生によれば、自粛していない時期と現在を比べると、感染者が急増している。つまり自粛はあまり効果がない、と結論。その理由を、ヒトからヒトにうつる以上に、モノからヒトがもっとも多いのではないか、と警告している。
 ヒトからヒトはたぶん2~3割ぐらいで、ほかはモノからヒトが多いとか。例えばトイレに入って排尿か排便をして水で流せば、個室内にパァーとウイルスが拡散しよう。それが浮遊している間に、次の人が入ってくれば、感染の確率は格段に高まる。
 トイレのドアのノブもそうだし、ウイルスが付着している手で触ったモノは、当分の間ウイルスは生き続ける。
 同一のビルの中でクラスターが起きた、という報道があったが、人との交流はあったかもしれないが、エレベーターやトイレが感染源になった可能性は高い。
 となると、何を用心すればいいのだろうか。やはり他人が触ったモノには、なるべく触らないようにして、トイレなども自分のうち以外は使うのは止めるようにするのだろうか。
 スーパーで気になるのは、買い物かごの取手やキャリーカートの持ち手。多くの客は店に入る時に、消毒液で手を除菌しているが、実際は店から出る時に使うべきであろう。
 そうした目で見ると、やはり感染しないための行動を変えなければならない。電車の中でも、吊皮やポールを握るのは、ちょっと危ないが、電車内での感染はあまり起きていないから、マスクが有効に作用しているのではないか。
 加えて、やはり手洗いの徹底となるのだろう。洋服などにも付着している可能性はあるが、風通しのいいところに吊るしておけば、ウイルスの効力は低下していくとか。
 メディアの報道は、コロナウイルスの感染者の累計の人数をずっと伝えているが、それならずっと増え続けていくのは当たり前だ。
 危機感をあおるのはいいが、それよりもその数から治癒して退院した人数を引いたらどうか。現在、実際に入院している患者数なら、増減を繰り返し実態が把握しやすくなろう。
 ともあれ、行動自粛をして、モノに触れるのに注意していれば、感染者数は減少に転じていくのではないか。そう期待しつつ見守りたいものだ。
 
写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 


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