団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

麻生内閣支持不支持のアホらしさ

2008-12-09 20:49:18 | Weblog
 麻生首相の支持率が急降下している。むべなるかな、というのもあるが、もうひとつは内閣支持率というのは、なんなんだ、という疑問がある。
 もともと麻生首相を選んだのは自民党とその党員だ。国民のほとんどは関与していない。そうなら、そもそも支持するもなにもないではないか。
 だってそうだろう、頼みもしないのに首相をやっているのだから。支持というのは、本来こちらから推戴した人を押し立てることだ。不支持は、その押し立てた人が通用しなくなったから辞めてくれ、ということだ。
 こちらの埒外のところで、進んでいることに支持も不支持もあるまいと思うが、マスコミはこぞってその不支持を騒ぎ立てている。しかも支持不支持の基準は、ほとんどマスコミの垂れ流し情報を頼るしかない。偏った情報で判断を強いられる国民も迷惑なら、麻生さんも迷惑であるだろう。
 議院内閣制の矛盾がそこにあるが、そこまで言及するマスコミはいない。もし麻生さんが辞めて、次に誰かが出たときに、やはり支持できるのか。そこにどんな根拠があって、支持できるのか。一般国民が関与しないことに、支持もへったくれもないのである。
 だから内閣の支持率の調査は、一種の人気調査でしかない。いろいろな非常識な発言と教養のなさを暴露して楽しい首相だと思うが、それを許せない人もいるのだろう。
 誰が首相になっても関係ないのだから、麻生さんに長くやってほしいものだ。ただ解散となれば、話は違う。
 これは国民が関与できる選挙だ。そこは大いに支持、不支持の政党がはっきりしよう。麻生・自民か、小沢・民主か。あるいはその前に大連立があるのか。新党が結成されるのか。
 いずれにしても一般国民が関与できるのは選挙しかないが、それよりもこのばかげた不況騒ぎを収めてもらいたいもの。
 実体経済がしっかり動くいていくように、政治のサポートが必要だ。日本人はバブルで懲りたように、金で金を生むような経済は規制して必要最小限度にしてしまうことだろう。その方がよほど世の中はしっくりと治まりそうだ。
 そして、実体経済の金の巡りをよくして、徹底的に無駄を削る政治を遂行すれば、麻生内閣でもいいじゃないか、という気にみんながなってこよう。

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