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BL小説・風のゆくえには~巡合7-2(慶視点)

2016年03月08日 07時21分00秒 | BL小説・風のゆくえには~ 巡合


 11月2日土曜日 午前8時40分。
 校庭にて、文化祭の開幕式が行われた。

 昨日の午前中に少し雨が降ったため、皆は天候を気にしていたけれども、おれはまったく心配していなかった。
 なぜならおれは最強の晴れ男。
 雨が降って欲しくないと願った行事で雨が降った経験が一度もないのだ。逆に、水疱瘡のため参加できなかった運動会が、続く雨のため順延につぐ順延となり、ようやく出来ることになったときには、おれの水疱瘡も治っていた、という経験はある。

 まあ、そんなことはさておき。

 開幕式。原稿は昨日の夕方、浩介にチェックしてもらったのでバッチリだ。

 壇上にあがると、さすがに人数が多くて圧倒される。教職員、生徒あわせて1500人くらいか……

(あ、浩介)

 そんな中でも、浩介の姿をすぐに見つけだせるおれ、ほんと健気。話しながらニヤけてしまいそうになるのを何とか堪える。

「内部生のみ公開の2時間は試運転だと思ってください。そこで生じた問題は、11時までに必ず解決してください」

 昨年委員長の真弓先輩によると、この始めの二時間で、予想外の問題があぶり出されるらしい。

「11時からが一般公開です。くれぐれも一般のお客様には迷惑がかからないようにお願いします。伝統ある白浜祭の名前に泥を塗ることのないよう、気を引き締めて……」

 言いながら全校生徒の顔を見渡す。

 3年生は5クラスが不参加を表明しており、5クラスは『休憩所』、2クラスだけステージで合唱や合奏を披露する(一つは真弓先輩のクラスだ)。おそらく、来年のおれたちもそんな感じだろう。だから、ここまで気合いを入れる文化祭は今年で最後だ。
 そのせいか、2年生が一番熱が入っている。そして1年生は緊張感が漂っている……昨年のおれ達と同じだ。

(なんかかわいいなあ)

 思わず笑ってしまった。すると「何笑ってんだよ!」と速攻でヤジが飛んできた。……この声、溝部だな。後で覚えてろ。

 正面を向き直り、素直に頭を下げる。

「すみません。1年生の緊張してる様子があまりにも可愛くて」

 あちこちから笑い声が聞こえてきた。おれもふっと肩の力を抜く。

「色々、厳しいこといってごめんね、1年生。一番大切なのは、自分達も楽しむことだからね? 初めての白浜祭、楽しもうね?」

 それから3年生の方を向く。

「3年生は、最後の白浜祭、どうぞ心行くまで満喫なさってください! そしてお手空きの方は、はじめの2時間に出来る限り、色々な場所に行っていただけると助かります。でも、あまり口出しはしないで、優しく見守っていただだければと………」

 クスクスと笑い声がする中、最後は2年生へ。

「2年生! 分かってると思うけど、2年生が白浜祭の中心だから。自分達のことだけじゃなく、学校全体が盛り上がれるように、責任感を持って行動してください。そして……」

 真っ直ぐに浩介を見て、握り拳を作って見せる。

「良い思い出、たくさん作ろう!」
「おおっ」

 わあっとうちのクラス中心に拍手がおきる。浩介も恥ずかしそうに拍手している。
 よし。原稿とはちょっと違うけど、言いたいことは言ったぞ。

「以上! 何か困ったことがあったら、本部まですぐに報告にきてください。できるかぎりの対応をさせていただきます!」

 生徒達の目が臨戦態勢に輝きはじめる。

「怪我だけはないように気をつけて! 最高の文化祭をみんなで作っていきましょう!」

 割れんばかりの拍手と歓声があがる中、白浜祭は幕を開けた。


***


『はじめの二時間で、予想外の問題があぶり出される』

 という、前委員長の真弓先輩の言葉通り、はじめの二時間はひっきりなしにあちこちで問題が勃発した。

・コンセントが足りない(隣のクラスもその廊下のコンセントを使っていたことに、準備段階では偶然使用が重なることがなく、今日まで気がつかなかった)→使用電力確認後、電源タップを配布

・お化け屋敷のスピーカー音がうるさすぎる→スピーカーの位置を壁から離し、教室の内側に向けるよう指導

・縁日のクラスの列が長くなりすぎ、通行の邪魔になっている→急ぎ、整理券制にしてもらう(この対応が一番大変だった)


 その他諸々、出てくる出てくる、はじまってみないとわからないことがたくさん……。

 そうこうしているうちに、我、2年10組からも出てきた。

「想定よりも客の回転が早く、電気ポットのお湯が沸くのが間に合わなくなりそうだ」

 でも、おれの浩介は「だからどうしよう?」なんて子供の使いみたいなことは言わなかった。

「家庭科室のコンロ使用の許可をいただけますか?」

 さすが、策を考えながら来たんだな、とその冷静な対応に惚れ惚れする。けど、そんな呑気なことをいってる場合じゃなく、

「ごめん。家庭科室は無理なんだよ」

 水道はいいけれど、火は先生がいないため使用不可と言われているのだ。あとコンロがあるところといったら……

「じゃあ、用務員室は?」

 先に言われ、それは、と答える前に、横から真弓先輩が答えてくれた。

「用務員さんに交渉次第だね。でも用務員さんだってずっと用務員室にいるわけじゃないからねえ」
「とりあえず、2時くらいまで沸かせればいいんです。急遽、あと2台、電気ポットを借りる手配をしましたので」

 浩介さすが! でも……

「でも、コンセントが……」
「うん。さっきここにくる途中に上野先生に聞いたらね、実行委員の方で0Kが出るなら、上野級の使っていいって言ってもらえたんだけど、いいかな?」
「おおっ」

 上野先生が担任する3年11組は、うちの教室のほぼ真下。今回文化祭不参加なので、教室には施錠がしてあるのだ。

「お前、仕事はえーな!」
「え、いや……っ」

 浩介がぶんぶん首を振ったところで、真弓先輩がパチン!と手を鳴らした。

「よし。じゃあ、教室の使用許可書は私が書いておいてあげるから、渋谷、一緒に用務員室の交渉行ってあげて」
「うおっ! ありがとうございます!」

 真弓先輩! 男前!

「じゃあ、行くぞ、浩介」
「う、うん!」

 そのまま二人で走らない速度の早歩きで用務員室に向かう。

「他はどうだ? 順調か?」
「予想よりあんこの売れ行きが良くて、みたらしだけ余りそう」
「へえそうなんだ。じゃあみたらしを食べたくなる誘導をしながら勧誘しよう」

 午後から30分だけ昇降口前で看板持ちをやるのだ。おれの今日の自由時間は一時間。うち30分はクラスの仕事をすることにした。おれだってクラスに貢献したい!

「慶………このまま問題なさそうだったら、慶の時間に合わせて休憩とれそうなんだけど……」
「マジで! やった! 一緒に回ろうぜ!」

 なぜか遠慮がちに言う浩介の腕をバシバシ叩くと、浩介はまだ遠慮がちにうつむいたまま、

「でも、慶は、他の誰かと回りたいんじゃ……」
「回りたいわけねーじゃん。お前としか回る気ねーよっ」
「ほんとに……?」
「お前以外誰と回るんだよっ」
「それは………」

 言いながら昇降口前の廊下を歩いていたところで、

「あ!『恋せよ写真部』!」
「本物じゃん!」

 3年生の団体が冷やかしの声をかけてきた。南のせいで昨日からこの冷やかし何回目だ!!

 南発案により、おれの写真と真理子ちゃんの写真がでかでかと第2会議室(昇降口の真上の階だから一番目立つ)の窓に張られているのだ。
 キャッチコピーは『恋せよ写真部』。大正時代の流行歌の言葉をもじったものらしい。
 愛しい人を見つめる幸せそうなおれと、失恋して涙を流す真理子ちゃんの写真は、恋の対照的な表情をうつしだしていて、芸術作品としては素晴らしいんだろうけど、モデルとなったおれ達は各方面から色々言われて、めちゃめちゃ面倒くさい!

「ありがとうございます! 写真部、第2会議室です! よろしくお願いします! あ、2年10組の団子屋もお願いします! みたらしがおいしいでーす」

 さらっと受け流して、宣伝もして、手を振ってからさっさと歩きはじめると、浩介が感心したように言った。

「すごいねえ。からかってもああいう風に返されたらもう何もいえないね」
「いちいち相手してたらキリねえからな」
「でも………、ねえ、恋せよ写真部……」
「なんだお前まで」

 何か言いたげにモゴモゴと言っている浩介のことを軽く蹴る。

 すると、浩介は小さく小さく言ってきた。

「あの……慶、恋の方はいいの?」
「は?」

「文化祭、本当は、こ、恋する人と回りたい、とか………ないの?」
「………………」

 だからお前と回るんだけど?

 って言ったらどんな顔すんだろうなあ………

 ふうっと大きく息をはいて、浩介を見上げる。

「えーと、それはもしかして、お前が誰か女と回りたいって話か?」
「え、まさか!」

 だよな。美幸さんに失恋して以来、そんな話聞かないもんな……。

「ただ、慶が………、真理子ちゃんと回りたいんじゃないかと………」
「はああああ?」

 どうしてここで真理子ちゃんが出てくる?

「意味わかんねえなあ。なんで真理子ちゃん? 関係ねえじゃん」
「…………。関係あるでしょ。おれ……見たし」
「何を?」
「慶と真理子ちゃんが………」

 浩介か何を言いかけたところで、ちょうど用務員さんが用務員室から出て、歩いていく後ろ姿を発見!

「わー! 待って! 用務員さん!」
「お? あれ?『恋せよ写真部』?」
「……………」

 なんなんだ。みんなして………

「いえ、写真部じゃなくて、実行委員長の方でお願いがあってきたんですけど!」
「はいはい」

 軽いノリの初老の用務員さんにざっと事情を説明すると、あっさりとコンロの使用の許可をもらえた。
 浩介がポットを取りに行っている間に、おれはお湯を沸かしておいて、ついでに二時まで、ポットを一つ貸してもらえる約束までとりつけた。

 そんな感じで、何とかポットの件は解決した。初動二時間の問題点はすべて片付いたのだけれども、一般公開がはじまったらはじまったで、迷子や落とし物といったトラブルが断続的におきたりして、結局一日中落ち着かなかった。

 クラスの看板持ちは何とかできたものの、せっかくの浩介と一緒に回る約束は、わずか10分ほどしか果たせなかった。

 それでも! 一緒に一パック6個入りのたこ焼を3つずつ食べた。校庭への階段に座って、ジュース飲みながら、二人きりで。それだけでも、おれにとっては嬉しい思い出だ。

「ねえ、慶……」

 たこ焼を食べながら浩介がいった。

「朝の開幕式でさ、『良い思い出、たくさん作ろう!』って、もしかして、おれに向かって言ってくれた?」
「うん。お前に言った」

 素直にうなずくと、その時と同じように、浩介は照れたように「そっか」とうなずいた。

「すごいね。1500人とかいるのに、よくおれの場所分かったね」
「そりゃ、わかるよ。こう………レーダー付いてるからなおれ」
「レーダー?」
「浩介探知機みたいな」
「なにそれ」

 クスクスと浩介が笑う。

(その笑顔が好き)

 強く強く思う。
 もう、変な小細工はやめようと思っている。考えてみたら、どうせこいつも、初恋がようやく終わったばかりの恋愛初心者。おれの気持ちになんか気がつくわけがない。変に隠すのではなく、友達としての好きと思わせればいいだけだ。

「明日はお前、バスケ部の当番もあるんだよな?」
「うん。ちょうど慶の休憩の時に当たっちゃったんだよ……」
「そっか」

 もう時間だ。立ち上がりながら、浩介に言う。

「椿姉がそのくらいに来るっていうから、一緒にバスケ部行くな」
「是非! 今年のパーフェクト賞、ジュース一本だよ」
「おー、んじゃ先にそっちいって飲み物もらってから他回ろ~っと」

 フリースロー、5本中何本入るかでもらえる商品が違うのだ。昨年も当然パーフェクトでお菓子がもらえた。今年は飲み物がもらえるわけだな。

 校舎に向かって並んで歩きながら、ふっと浩介が眉を寄せた。

「慶……忙しいね。思い出、作れないね」
「え? 今、一緒にたこ焼食ったじゃん」
「…………あ、そっか」

 なぜか浩介が笑いだした。

「すごいね。慶は。いつもそう。いつも出来なかったことじゃなくて、出来たことを数えて生きてる。ほんとすごい前向き」
「普通だろ」
「普通じゃないよ」

 くしゃくしゃと頭をなでられる。

「おれも………慶みたいになりたい」
「?」

 まぶしそうに見られ、首をかしげる。なんだかよく分からない。

 よく分からない上に、また浩介が意味の分からないことを言ってきた。

「後夜祭は約束してるの? 真理子ちゃんと」
「は?」

 なぜまた真理子ちゃん?

「だから何なんだよお前、真理子ちゃん真理子ちゃんって。約束なんかしてねーよ」
「だって………」
「後夜祭は……」

 後夜祭のキャンプファイアーの火を見ながら手を繋いだカップルは幸せになる………という白浜高校の七不思議の一つがあるため、後夜祭ではあちこちでカップルが誕生する。

「………。お前は? 予定は?」
「あるわけないでしょ」
「そっか」

 わかっていながらも、一応聞いてホッとする。
 ………いや! まだホッとしてはダメだ! これから誘われるかもしれない!

「じゃあ、おれ予約するから、誰かに誘われても断れよっ」
「え」

 キョトンとした浩介に、えいっと体当たりする。

「お前、一人で彼女作るとか抜けがけなしだからなっ」
「え、でも、真理子……」
「だーかーらー!」

 意味わかんねえなあ! と再度いうと、浩介はようやくうなずいた。

「そっか………うまくいってないのか……」
「は?」
「あああ、ごめん! ごめん! 分かった! 抜けがけなし! 一緒にいよう!」
「よし!」

 ガッツポーズをしながらも、不安がよぎる。

「あ、でもはじめからはいれねえし、何かトラブルあったら呼び出されちゃうんだけど………」
「大丈夫。一人でフラフラしてるから、探してくれる? その探知機で」

 ちょっと笑った浩介の背中をドンとどつく。

「おう。おれのレーダーなめんな。すげー高性能だからな。すぐ探しだしてやる」
「ん。待ってる」

 一日目の文化祭で一緒にいられたのはこれだけだった。でも充分、幸せだ。



 二日目……

 来場者数は一日目よりも多く、ワサワサした印象だけれども、全体的に一日目よりも落ち着いていた。
 委員達も生徒達も二日目ということで慣れてきたし、自分達で判断して動くようになってきたからだろう。


 おかけで、休憩を二時間もらえた。
 30分は、クラスの団子屋の洗い物を手伝った。洗い物が出るという点で本物の食器を使うことは手間だったけれど、

「やっぱり、紙皿や紙コップでは味気ない。本物の食器だからこそ余計に美味しく感じられる」

 そんな感想を、特に年配の方から多くいただけて、みんなで密かに喜びあった。

 あと30分は店頭の注文聞き。何人もの人に「あ!『恋せよ写真部』の人だ!」と言われたことには辟易したけれど、お店に出ること自体はかなり楽しかった。こういう店でアルバイトするのもいいかもしれない。

 写真部の方は、橘先輩が「必要ない」というのでまったく行っていない。
 真理子ちゃん曰く、橘先輩はお客さんがどの写真に目を止めるかを観察したいらしく、二日間とも受付に座るそうだ。


 昼過ぎ。
 姉が来たので、一時間ほど姉と一緒に行動した。
 待ち合わせの本部テントにやってきた姉を一目見て、

「なーんだ! 渋谷の理想の女の子ってお姉さんのことだったのか!」

と、どでかい声でいったヤスを後ろから張り倒してから出発。真弓先輩がニヤニヤしていたので、後から何を言われるのか心配……。


 約束通り、バスケ部を一番に訪れる。
 ユニフォーム姿でバスケットボールを持った浩介、爽やかでカッコいい。おれと姉に気がついてニコニコ手を振ってくれている。

「なになになに!? 渋谷のお姉さん!? すっごい美人ー!!」

 当然のごとく、女好きの篠原が食いついてきたので、スッパリ切り返す。

「おれらの8歳年上。新婚1年目。現在妊娠中。他に質問は?」
「ないです……」

 なんだ人妻か………とスゴスゴと帰っていく篠原と入れ替えに、浩介がやってきた。こそこそっと耳打ちしてくれる。

「慶の好きな炭酸、下の方に隠してあるから」
「おおサンキュー」

 ボールを渡してくれた浩介に、ニッと笑いかけ定位置につく。
 バスケットは、ボールがゴールネットを通っていく瞬間だけは無条件で好きだ。スカッとする。

「『恋せよ写真部!』」
「うるせーよ!」

 上岡武史の野次をものともせず、軽々5球連続成功させ、しっかり商品ゲット。

「じゃ、また後でな!」
「後で!」

 浩介とグーとグーを合わせて笑いあい、手をふった。

 校庭から校舎に向かう途中、もう一度振り返る。ボールを持った浩介が次の挑戦者の小学生に説明をしている。浩介は人にものを教えるのが上手だ。おれの自慢の親友。

「ねえ、慶………」
「ん?」

 椿姉の問いかけに振り返ると、椿姉はこめかみのあたりをグリグリしながら、目を細めて浩介の方を見ている。

「やっぱり、私、浩介君のこと、みたことあるわ」
「それは……」

 前にも言われた。でもそれは中学の時のバスケの試合の話じゃ……

「違う違う。もっと前。ちょうど慶と浩介君があの子くらいの歳の時」
「え?」

 あの子……小学校低学年くらいか。

「今、ボール持ってる姿見てたら思い出した。絶対そう。あの時の子よ。浩介君って」
「え………」

 それから、椿姉が話してくれた話で、おれも古い記憶が蘇ってきた。でも、にわかには信じられないというかなんというか………本当に、あの時の男の子が浩介だったとしたら、それは………

「あなたたち、巡りあう運命だったのね」
「……………」

 本当にそうだとしたら………

 巡り合わせ。

 おれたちは、巡りあう運命だったんだ。




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お読みくださりありがとうございました!
すみません!長い長い長すぎる!自分でもわかっていたのですが、どうしても切れませんでした。

でも、、ようやく!

タイトル「巡り合わせ」を言わせることができました!

続きはまた明後日、よろしくお願いいたします!

クリックしてくださった方、本当にありがとうございます!もうすぐ、この「巡合編」も終わりです。残りもどうぞよろしくお願いいたします。ご新規の方もどうぞよろしくお願いいたします!

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