きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

眼鏡越しの青の空、狸の目、里の桜、そして菜の花

2011-04-10 21:17:40 | 近場の異邦人
昨日は休日出勤(そうですまたですJさんはい)。しかも思うようにはかどらず半日の予定がほぼ終日になる。気が滅入る。でも行かないと平日にもっと気が滅入る…。
ささやかな抵抗で、いつもは通らない山手の方を通っていく。



今日はゴミ出し、わんこの散歩、おひなさんの片付けとよく動く。昼から地元洋菓子メーカー(とでもいえばいいのか?)の工場移転の周年祭に行く。
ジョグである。初めの5キロが本当にしんどかった。暖かくて気分は悪くなかった。

たぬきが迎えてくれる。大学の卒論の実験で、同級生の女の子が「タヌキノメ」の文を使って実験していたことを何気に思い出した。
工場のそばにはお店もあるのだが、いつもここを通るときは素通り。はじめて今日は中に入る。工場見学もあった。数年前までは調べて家族でよく行っていた。今はテレビでやってるもんなあ。おいしそうなシュークリームを購入。お帰りは?にんー2時間ぐらいと答えるとドライアイスを2個のせてくれた。安いのしか買ってないのにすみませんね。

工場を出て、ゆったりとしたテンポでジョグを進める。時々立ち止まり、風景を納める。これほどたびたび立ち止まるのは珍しいことだと思う。




頭の中は、何故かサザンの「鎌倉物語」であった。あまり景色と合ってない気がした。

大学時代を思い出したか。テンポはぴったりで足を出し続ける。


あまり花には関心がないが、この時期、菜の花が咲き、桜が咲くと、きれいだなと思う。桜の樹が、ここあそこに、こんなにあることに毎年驚かされる。
こんなにきれいに晴れ上がると、それだけでうれしいと思う。

少し前、菜の花食べたのはどこでだっけと思う。

帰りに百均に立ち寄り、職場で使うファイルやらを買い込む。で、再びジョグで帰る。
家に帰りコンタクトを外そうとして、眼鏡だったことに気付く。
ドライアイスは、まだ全部は解けてなかった。