今日もO市。今年度も無事に務めを終える。うまくできたかどうかは、毎回気になる。自分がまあまあと思っていても、受け手がそうとは限らない。
で、午後から走りに出る。
今日は、Iという町を目指す。原子力発電所がある町。
本当は、原発の側を走ろうと思ったが、距離と時間の関係で止め。きりのいい旧市街まで走ることにする。
O市の商店街を抜ける。商店街の端にある店先に置いてある樽の中の味噌と醤油の匂いにつばが出る。
肱川を渡る。
中江藤樹の私塾跡(名前忘れた)を見に行く。高校の敷地内とかで止める。しかしまあ、愛媛県人は中江藤樹にしても夏目漱石にしても、決して愛媛に対してよい関係ではなかった人のことを称えていることが多い(夏目漱石の坊っちゃんは松山をけちょんけちょんに腐しているし、中江藤樹は脱藩して故郷近江に帰っている)。何だかなあ、と思う。これは、藩主の加藤氏旧邸。
まずは、隣のY市を目指す。帰りの本数の少ないバスの時刻を頭の中で確認する。最初は、この区間はJRを使おうかと考えたりもした。迷いつつ、結局いつもの癖で走っていく。時間はかつかつ。でもまあ性分。゜結果は正解かも。
「まじめに」走っていれば遅れることはないはずだがと思う。でも余裕はそれほどない。虹を見る。
夜昼峠という峠がある。これをタイトルにしたノンフィクションがあって、そのモデルになった方と一緒に仕事をしたことがある。もう亡くなられたが。
まだ二十歳過ぎの学生の頃、それを読んで思ったことがある。信念は、自分の気持ちだけでは続かない。自分の生活がある。仲間の生活がある。自分が動くことで、生活に支障が出ることがある。それを乗り越えないと、何かを形にすることは難しい。
そんなことをいっても現実は厳しいと今の自分は言う。言い訳がましいことを頭の中で反芻する。でもやはり、先人の努力に比べ自分たちはどうなんだろうと思う。情けない話。
僻地という形で町と町を隔てていた峠を、儂はトンネルで通過する。
先人の努力の先に自分は立っている。
トンネルを過ぎ、水分補給。
最近、汗を余りかかないし、水分もさほどとらない。これは余りよくないことだと思う。代謝が悪い。とどのつまりは体重が減らない。今日はまめに補給してみようと決め、下り坂を降りる。
Y市の駅前で、予定より10分早いぐらい。だいたい通勤ランペースだから、それほどとばしている訳ではないが、悪くはないだろう。遠くに「ありがとう」を見る。
市内を過ぎ、遠くに段々畑を見る。
Y市は漁業の街だなあとつくづく思う。
峠のトンネルを越え、次の町に入る。
古い町並みを見る。昭和の町、かな。もっと、前、かな、と思う。
集落に突如案内板。おっちゃん写り込むごめん。そしてこの集落も味がある。昭和か。
事前に調べた地図では、ここから先は山道かなと思い、覚悟していた。
ところが、どうも旧国道だったことに気付く。
昔の「いくな(197)」国道はすごかったんだと、これも新入りの時に、年配の方から聞いたことがある。単車ではこの辺は走っていない。だいたい先っちょまで行くから、メロディーライン使うし。
原子力発電所とメロディーラインはセットだったんだと、地元紙の特集で読んだことがある。
確かにメロディーラインのおかげで、僻地ではなくなったんだよな。こういう道を国道ではなく酷道と呼ぶ人もいるが、道がつくというのは、生活がやはりいい意味で変わる確かに。
それでも、高いところから見下ろすと、変わっているようで面影は昔のままかもしれない集落がある。いくつか集落を俯瞰しながら進む。
坂を頑張って上ったご褒美のように思う。気持ちは悪くない。いい。
島が見える。瀬戸内ではないが、味があるなあ。景色が変わるのがいいなあ。
持ってきたゼリーを飲みきり、水分補給すすることにする。結局ゼリーだけでここまで水分とらず。ほっぺたは、汗が乾いて塩が噴いている。50円に惹かれて止まったが残念ながら売り切れ。
仕方なく、100円のお茶にする。だまされた気がしないことはないが、体はこちらを欲していたらしい。
原子力発電所がある町は、風力発電所がある町でもある。
低周波の問題はここではどうなんだろうと思う。
ばてたなあと思っていると、目指す役場前に到着。この写真の右にある役場、めちゃくちゃでかい。すごい。
めどがついたのでこれもリサーチしておいたコンビニで小休憩。
ここまで3時間20分ぐらいだから、まあまあだれずに走れた。
リサーチしておいたはずのバスの時間が正確かどうか自信がなくなり、バス停にダッシュで向かう。
調べておいた時間通りにバスが来る。
夜は、O市で飲み会。汽車電車を乗り継いで帰るので、最終の時刻を気にしつつ飲む。
いつもに比べると、そんなに飲んでない。記憶はそこそこある。なのに、やっぱりヘマをやっていたみたい。
トイレでPC落っことす。あーあ。
自分がまあまあと思っていても、体はそうではないらしい。
ただまあ、不幸中の幸いで動いている。NECもなかなか頑張ってるな。
で、午後から走りに出る。
今日は、Iという町を目指す。原子力発電所がある町。
本当は、原発の側を走ろうと思ったが、距離と時間の関係で止め。きりのいい旧市街まで走ることにする。
O市の商店街を抜ける。商店街の端にある店先に置いてある樽の中の味噌と醤油の匂いにつばが出る。
肱川を渡る。
中江藤樹の私塾跡(名前忘れた)を見に行く。高校の敷地内とかで止める。しかしまあ、愛媛県人は中江藤樹にしても夏目漱石にしても、決して愛媛に対してよい関係ではなかった人のことを称えていることが多い(夏目漱石の坊っちゃんは松山をけちょんけちょんに腐しているし、中江藤樹は脱藩して故郷近江に帰っている)。何だかなあ、と思う。これは、藩主の加藤氏旧邸。
まずは、隣のY市を目指す。帰りの本数の少ないバスの時刻を頭の中で確認する。最初は、この区間はJRを使おうかと考えたりもした。迷いつつ、結局いつもの癖で走っていく。時間はかつかつ。でもまあ性分。゜結果は正解かも。
「まじめに」走っていれば遅れることはないはずだがと思う。でも余裕はそれほどない。虹を見る。
夜昼峠という峠がある。これをタイトルにしたノンフィクションがあって、そのモデルになった方と一緒に仕事をしたことがある。もう亡くなられたが。
まだ二十歳過ぎの学生の頃、それを読んで思ったことがある。信念は、自分の気持ちだけでは続かない。自分の生活がある。仲間の生活がある。自分が動くことで、生活に支障が出ることがある。それを乗り越えないと、何かを形にすることは難しい。
そんなことをいっても現実は厳しいと今の自分は言う。言い訳がましいことを頭の中で反芻する。でもやはり、先人の努力に比べ自分たちはどうなんだろうと思う。情けない話。
僻地という形で町と町を隔てていた峠を、儂はトンネルで通過する。
先人の努力の先に自分は立っている。
トンネルを過ぎ、水分補給。
最近、汗を余りかかないし、水分もさほどとらない。これは余りよくないことだと思う。代謝が悪い。とどのつまりは体重が減らない。今日はまめに補給してみようと決め、下り坂を降りる。
Y市の駅前で、予定より10分早いぐらい。だいたい通勤ランペースだから、それほどとばしている訳ではないが、悪くはないだろう。遠くに「ありがとう」を見る。
市内を過ぎ、遠くに段々畑を見る。
Y市は漁業の街だなあとつくづく思う。
峠のトンネルを越え、次の町に入る。
古い町並みを見る。昭和の町、かな。もっと、前、かな、と思う。
集落に突如案内板。おっちゃん写り込むごめん。そしてこの集落も味がある。昭和か。
事前に調べた地図では、ここから先は山道かなと思い、覚悟していた。
ところが、どうも旧国道だったことに気付く。
昔の「いくな(197)」国道はすごかったんだと、これも新入りの時に、年配の方から聞いたことがある。単車ではこの辺は走っていない。だいたい先っちょまで行くから、メロディーライン使うし。
原子力発電所とメロディーラインはセットだったんだと、地元紙の特集で読んだことがある。
確かにメロディーラインのおかげで、僻地ではなくなったんだよな。こういう道を国道ではなく酷道と呼ぶ人もいるが、道がつくというのは、生活がやはりいい意味で変わる確かに。
それでも、高いところから見下ろすと、変わっているようで面影は昔のままかもしれない集落がある。いくつか集落を俯瞰しながら進む。
坂を頑張って上ったご褒美のように思う。気持ちは悪くない。いい。
島が見える。瀬戸内ではないが、味があるなあ。景色が変わるのがいいなあ。
持ってきたゼリーを飲みきり、水分補給すすることにする。結局ゼリーだけでここまで水分とらず。ほっぺたは、汗が乾いて塩が噴いている。50円に惹かれて止まったが残念ながら売り切れ。
仕方なく、100円のお茶にする。だまされた気がしないことはないが、体はこちらを欲していたらしい。
原子力発電所がある町は、風力発電所がある町でもある。
低周波の問題はここではどうなんだろうと思う。
ばてたなあと思っていると、目指す役場前に到着。この写真の右にある役場、めちゃくちゃでかい。すごい。
めどがついたのでこれもリサーチしておいたコンビニで小休憩。
ここまで3時間20分ぐらいだから、まあまあだれずに走れた。
リサーチしておいたはずのバスの時間が正確かどうか自信がなくなり、バス停にダッシュで向かう。
調べておいた時間通りにバスが来る。
夜は、O市で飲み会。汽車電車を乗り継いで帰るので、最終の時刻を気にしつつ飲む。
いつもに比べると、そんなに飲んでない。記憶はそこそこある。なのに、やっぱりヘマをやっていたみたい。
トイレでPC落っことす。あーあ。
自分がまあまあと思っていても、体はそうではないらしい。
ただまあ、不幸中の幸いで動いている。NECもなかなか頑張ってるな。