きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

峠を越えた気がする

2013-09-07 19:01:36 | 徒然に2010-2013
一昨日。
ヨメさんの話では数値やや悪化。覚悟はしていながら、気分は滅入る。せめて土日までもってくれれば、最後一緒に過ごせるかもと思う。この病気(AIHA)は人間で言えば難病指定。急性だとかなり厳しいらしい。確かに入院とかもしないのはあまりいい状態ではないのだろうと推測できる。急激に悪化しているし、思ったより時間はないと感じる。
家の中に悲壮感はまだない。でもどこかでみんな何となくもしもの瞬間のことを考えている気がする。
この日はいつもより早く家に帰り、時間差でムスメムスコと一緒の卓につき、何となく日常の流れを演出する。早く気が付いた方だから、できる限りのことをしてやって、それで駄目ならという気でいる。何かしてやれる時間が少しはあるように思える。
当の2号はというと、自らリビングのムスコの席の奥に行き、横になる。いつもの場所ではない。何かあるのかなと思ってみる。
3、4日投薬を続けて改善の兆しがなければ、「神様に祈ってください」と言われたそうである。神に祈れ、か。的を射ている。3号に祈ってみる。あんまり大きい願い事すると大変かもしれんなあと想いながら。ここまで綴っていると、2号が苦しそうになったので止める。

昨日。
採血なし投薬のみ。血尿がやや改善したようにも思えるがどうだろうとヨメさんの声。ヨメさんは、ずっと2号と一緒に添い寝しているのでかなり寝不足になっているらしい。一昨日に比べて、元気そうには思えるのだが。御飯も少し食べた。

明日は儂が病院に連れて行くことになった。

そして、今日。
昼前、自転車の前かごに乗せて出発。

1号も少し前、こうして連れて行ったなあと思う。ゆっくりゆっくりと向かう。

今日は、投薬と採血。針を何回も刺されて大変ではある。

何となく元気そうという感触が、本当ならいいなとそう思いながら採血の結果を待つ。
Htという血液の値が本来なら40ぐらいあるべきところが、初めに病院に行った時は、11しかなかった。ネットで調べた範囲では、20以下なら輸血するらしい。2号の先生がかなり厳しいと判断していたのは、よく分かる。発症(発見)から4日目、リミットの今日は、僅かではあるが数値が好転していた。加えて、赤血球が新しく造られている割合が比較的多いらしい。まだ数値は15で油断はできないが、可能性は拓けたという気がした。

そして、午後。少し遅かったが3号のおはかまいりに。今日、行っときたかったので。向かい風だが、片道2時間半かからずに到着。予定では片道と3分の1ぐらい走るつもりだったが、おはかについて安心してしまったのか、走る気が失せてそこから走るのをやめた。朝昼抜いていたからなあ。
今日は、3号の前を去り難く、何度も何度もよしよしと撫でた。ありがとう。ムスメの受験の時より大変だったかもなあ。また助けてもらったなあ。

バス停の傍で麦を摂った。青緑黄緑黄色のコントラストが綺麗だと思った。

特急に乗り帰宅後玄関を開ける。1号と3号に続いて2号もトコトコと出てきた。

綴ったのはリアルタイムだがアップする気持ちの余裕がなかった。とりあえず、アップできたのは、そういうことです。
相変わらず振り回されていますが、まあご容赦を。