きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

所詮唯我独尊

2013-09-21 16:44:07 | 真面目な練習
今日は、午後から天気が悪くなると云うことで、午前中に勢いでがががっとほとんどの用事を済ませる。

で、必ずというほどではないがなるべく家にいるようにということで、RUNも遠出せず3キロ2本のみをジョグとキロ4分目標で実施。以前より、速く走る事への抵抗は少なくなっている気はする。そのことで、今自分の走り方と靴の相性とに関心がある。

で、今日は合間合間にずっといろいろな人のブログでターサージールとかゲイルとかアディゼロとかのインプレッション記事を見ていた(普通に検索エンジンかけるとぼこぼこ引っかかる)。ちなみにこのブログでもシューズ名書いている関係で、時々そういう検索に引っかかって来る方がおられるみたいだが、すみません、期待はずれで。
後は、NUMBER-Webの「フォアフット論争」云々の記事。フォアフットというコトバ自体初めて聞いたが、どれだけの人が知っているのだろう。ピッチ走法とかストライド走法は定着しているが、儂が走り始めたときは「フラット走法」なるコトバもあって、それ用のシューズもあった。今も使われているのだろうか。

で、先っちょからか踵からかというのを儂の感覚で云えば、先っちょで「蹴る」感覚とかその後で「足の裏を見せる」とかそういうことができる時の走り方と、それをすると潰れてしまう(長い距離持たない)ので迎え気味にストライドを伸ばして持たせる時とで違うという事実はある。また、それとは別に踵から地面に叩き付けるように脚を下ろし、その上で前から蹴るような感覚の走り方をしたときもあった。これがフル自己ベスト(3時間22分:グロス)の時の走り方だったが、残念ながら、その後もう一回同じような感覚で走れたことがない。だから、今覚えている感覚と、実際の走り方のずれが生じている場合もあるのかもしれない。そして、走り込んで(練習して)身につけるのが一番だし、感じ方を再現できるように整理しながら考えながら走る必要もある。つまりもっともっと、自分の走り方が意図的に調整できるように、というより自分の走り方が自己認識できるように、ということだろう。

で、このフォアフットだがランニング理論で有名な某氏も肯定的に論じてはいるものの、では「体幹」はどうだったのか、みたいなつっこみも入れたくなる。走法だけではなくて、中敷きで走りが変わるとかいう人もいる。こうなってくると言ったもん勝ちである。
いろいろな人がいろいろなことを語る余地があるから面白い反面、感覚でモノを語ることはデータに基づいていない民間療法的な危ない曖昧さが残るということでもある。ランニングブームだから、余計にまだまだこういう要素を孕みながらいろいろな人がいろいろなことを云うわけで。

で、靴のクッションとか形状とかと自分の走りとの相性を探る上では、時々レビューを参考にする必要はあるのだろうが、これが絶対、っていうのはやはり怪しい。儂の感覚なら、何故かこれ着ていく日はペースが速いことが多い。

謂わば靴より服ってわけではないのだろうが、ランニング理論なんて、まだまだこういうところがあるのかもしれないと思う。