きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

背広で走る ~東京ちょこちょこその2・大塚近辺

2015-04-02 20:59:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
この街には、学生時代、実習で3週間通った。

都電が通るこの駅から来たのは最初の2、3日で、後は1つ向こうの「おばあちゃんの原宿」側から歩いていた。

駅前にあるこの店は、実習の最終日かその1日前かに担当の方にここに連れてきてもらった。

懐かしい。都電の傍。

めっちゃ奮発した、なあ。久々の拉麺。想像というか記憶していたよりスープはあっさりめ。
わざわざ、立ち寄りたくなったというのは、云いたくはないが、歳かな、と。というより本当のところは事故の影響かなぁ、と。死ぬ前にもう一回見ておきたいとか味わっておきたいとか。本来、面倒だからこういうのはしない方が多いはずなのだが。

腹がいっぱいになったので、とことこと走る。背広なので汗をかかない程度に。

都電のそばをとことん。

風呂屋の煙突。こういうのが残っているのか。

さらに進む。

それでもそんなに距離は走っていない。走り始めて確か二つめの駅。

電車が入ってくる。

駅は「甘味処」で、なかなか風情がある。立ち寄りはしないが、見るだけで充分。

この先で右折。

実習で通った懐かしの道が見える。充実していたのは確かだが、正直、睡眠不足で本当にグロッキー気味の日々だった。でも貴重な経験だった。

実習の時は1回も覗いたことはなかったのだが。

立ち寄ることにする。

ほお。
で、目的地へ。

東京に出てきても、目に付くのはこれだったりする。かわいい。

用が終わり、今回のコーディネートをしてくださった方(大学の先輩です本当に何から何までありがとうございました)に、寺近くの通りから少し離れた台湾のお店に連れて行ってもらう。

店の名前はそのまんま。料理を選んでいる時に、台湾人の「おかみさん」がいろいろと解説してくれた。
硬い硬い卵。「鉄玉子」一個150円。

以下、先輩のごちそうになる(土産の分まで大量にすみませんありがとうございました)。

角煮拉麺は無理と思い止めたが、これでもボリューム満点。美味いっす。

ここ、普通の御飯屋さんみたいな外見のお店。穴場です。ごちそうさまでした。