きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

御老人と迷い犬

2021-02-21 13:22:43 | 真面目に漕走
昨日今日の漕走について。
昨日も今日も体調が良いわけではなかったが、温かいというだけで何とか漕ぎ切った感じ。

昨日は、Uターン後の下りのコーナーで、前からジョグの御老人を確認する。
右に避ける。避けた後で御老人が何を思ったか儂が避けた方に寄って来る。うわあ。
本当に声を出す。下りのため儂のカーボンはブレーキを掛けるが、もろ前輪がロックして歩道を仕切るブロックにぶつかる。前輪と右の後輪。御老人、失礼とばかりにひょいと避ける。
右の後ろの車軸に修理歴のある中古のカーボンなので「終わった」と思った。
御老人もとい爺さんは、とことこと離れていった。
当て逃げされた気分だった。
爺さんが悪いわけではない。確かにスピード出している儂が悪いと云われればそれまでだが、妙に腹が立って漕ぎ続けた。
その後にもう一つ、猟犬のような大きさの犬がコース上を駆け回っていて、怖くてスピードを維持した。
こちらに関心はないようだったが、ドキドキしながら傍を通った。
折り返して、さっき会ったところに向かう途中、田んぼで鳥を追いかけていた。
ハーフを1時間27分25秒でゴール。
腹が立ったときはしんどいとかそういうのよりも強いなと思う。
そして、怖い時も、である。

今日は昨日よりさらに温かくて、ウインドブレーカーを脱いだ。5代目の新しい手袋もデビューさせた(本当は昨日だったが、漕ぎ始めて早々に不具合が見つかり前のに交換した)。
そして、爺さんにも犬にも会わんかった。
代わりにいつも結構歳とっている感があるダックスを連れて公園を歩いているじいちゃんには会えた。いつものように挨拶を交わす。
ハーフを1時間25分30秒でゴール。
気温と風で、車に乗るときにはもう汗が渇いていた。

はよこい、春。