ここは漕げると思ってなかった。大学の時に、単車で来て以来。
テレビで見たことのある駅前を出発。時間はかなり制限されている。
賑やかな金沢の街を漕ぐ。近江町辺りはなかなか面白そうだったが、眺めてパス。
城の方へ進む。雨が降り始める。
城というのは、割とアップダウンがある。とりあえず必死で進む。
結構高くまで上った。もっと上って城の中に入っても良かったが、そこまでの余裕はなし。
普通に綺麗というか、凄いというか、金沢100万石だなあと。
兼六園の上りは尋常でない傾斜。いくつか入り口があったようだが、そこまでリサーチできていない。中国からの団体客と一緒になる。途中、中国のおっちゃんが押してくれた。ありがとう。
中に入っても傾斜と路面の悪さに苦戦する。入り口で教えてもらった「車椅子ならここまでは行ける」というポイントまで頑張る。途中、掃除のおっちゃんが押してくれた。ありがとう。
約30年振りの兼六園。感慨無量。
ほんのわずかの時間だったが満足して出る。帰りはほぼほぼ下り。時間を取り戻しにかかる。
兼六園をぐるりと回って駅に向かう。入り口によっては階段もある一方、緩やかだが長いアプローチもあるようだった。
この頃は結構雨脚が強くてリムが滑って難儀した。
ショートカットして細道を行く。通れるか通れないかドキドキしつつ。
無事に帰還。この後、トイレが混んでいて使えないというアクシデントもあったが、何とかセーフ。サンダーバードは身障者用トイレとか車内販売とかないから、準備なしで乗り込むのはきついので、とりあえずホッとする。
金沢感謝、である。
テレビで見たことのある駅前を出発。時間はかなり制限されている。
賑やかな金沢の街を漕ぐ。近江町辺りはなかなか面白そうだったが、眺めてパス。
城の方へ進む。雨が降り始める。
城というのは、割とアップダウンがある。とりあえず必死で進む。
結構高くまで上った。もっと上って城の中に入っても良かったが、そこまでの余裕はなし。
普通に綺麗というか、凄いというか、金沢100万石だなあと。
兼六園の上りは尋常でない傾斜。いくつか入り口があったようだが、そこまでリサーチできていない。中国からの団体客と一緒になる。途中、中国のおっちゃんが押してくれた。ありがとう。
中に入っても傾斜と路面の悪さに苦戦する。入り口で教えてもらった「車椅子ならここまでは行ける」というポイントまで頑張る。途中、掃除のおっちゃんが押してくれた。ありがとう。
約30年振りの兼六園。感慨無量。
ほんのわずかの時間だったが満足して出る。帰りはほぼほぼ下り。時間を取り戻しにかかる。
兼六園をぐるりと回って駅に向かう。入り口によっては階段もある一方、緩やかだが長いアプローチもあるようだった。
この頃は結構雨脚が強くてリムが滑って難儀した。
ショートカットして細道を行く。通れるか通れないかドキドキしつつ。
無事に帰還。この後、トイレが混んでいて使えないというアクシデントもあったが、何とかセーフ。サンダーバードは身障者用トイレとか車内販売とかないから、準備なしで乗り込むのはきついので、とりあえずホッとする。
金沢感謝、である。
④知覚障害
【要約】脊損になると、体性感覚という表在感覚(皮膚知覚)と、深部感覚(骨や関節、時に筋肉や筋など体内で感じる知覚)と、内臓感覚(臓器感覚)が影響される。
【一言】表在感覚では、入院直後から乳突から下全部にドライアイスを当てられたような異常感覚がしばらく続いたこと、深部感覚では、現在も続く右脇から肩甲骨下にかけての「筋肉の」痒み、トイレの便座に座ったときの不安定感など、内臓感覚では、排泄排尿の不完全知覚(出そうで出ない、知らずに出てしまう)などがある。また、「湯飲みなどを車いす座面上の股の間に挟んで(運ぼうとして)火傷する」、「炊事場や洗面台で熱湯排水で火傷する」、「風呂場でシャワーや蛇口からの熱湯を洗い場に流して脚やでん部を火傷する」例が挙げられているが、すべて経験がある。
⑤尿路障害
【要約】脊損になると最初はすべて尿閉となり、尿を排泄できなくなるため、腎後性腎不全となる危険性が生じ、放置すると生命が危険な状態になる。留置式カテーテルや間欠的導尿により尿の排泄を確保する。排尿を司る中枢であるS2~3より高位で損傷した場合は「核上型神経因性膀胱」になり、膀胱に尿がたまるとそれが刺激になって膀胱が反射性の排尿を行うが、膀胱の収縮と括約筋の弛緩の連携がうまく機能しないために、尿で充満した膀胱内の圧力が高くなり、膀胱の変形や腎障害等を引き起こすため、自己導尿が必要。膀胱の収縮を抑える薬(抗コリン薬)を用いることで尿漏れや失禁の改善が得られることがある。
【一言】尿閉は救急で運ばれた時の状態。あの時は1リットル近く出たと救急病院の看護師が言っていた。自己導尿の管理はさほど難しくはないが、現時点ではいつもカテーテルを入れて排尿しているわけではなく、お腹を押さえて出している。こちらの方がエネルギーが要るしこれでいいのかどうかよくわからないのが不安な点。
「みんなのトイレ」も別に構わないが、儂なんかはここしか入れない。せめて「みんなのトイレ」を作るなら「車椅子専用」もというのが正直な想い。
⑥腸管障害
【要約】腸管も初期はマヒしてガスがたまるマヒ性の腸閉塞状態になり、水分吸収機能が低下して下痢便傾向になり、その後は便秘傾向になる。高位胸損は自律神経過反射で腸管が興奮(緊張)状態になって、便秘より重篤の滞留便になりやすいので、できれば毎日、少なくとも三日以内の排便習慣が必要。そのために、a食事(繊維質の摂取)への注意(但し、糸こんにゃく、根昆布、出汁取り後の板昆布は腸内で滞留しやすく摘便でも排出しにくいので避ける)、b姿勢への意識(T8より高位の胸損者・頚損は、マヒで腹背筋が脱力して座り姿が「すべり姿勢」になり、結果、腹筋がゆるんだ「脊損腹(ぽっこりお腹)」に。腰部を支えて背筋を伸ばした姿勢が腸の動きを良くするので、意識的に背筋を伸ばすことが必要)、c抗生物質の影響(抗菌剤や抗生物質の服用で、腸内常在の有用菌の減少や、常在菌以外の細菌増殖により排便に影響する)に留意する。いずれにしても、脊髄損傷によって自然な排便は期待できないので、緩下剤、発泡座薬、浣腸、洗腸などを利用したり、摘便が必要になったりする。特に、胸・腰損は自分に合った摘便の方法を身につけなければならない。また、これらの排便方法によって直腸の変形・変質を引き起こしたり、痔など肛門周辺を傷めたりすることがあるが、便をため込まないことや、排便時に無理をしない自分に合った方法を見つけて慣れるしかない。
【一言】全国脊髄損傷者協会編のガイドブック全11巻の1巻目は「排泄管理」だから、これはもう、一番これが大きな課題というか、QOLを左右するスキルになるのではないかと。初期については下痢はなかったような気がする。高位胸損が、便秘よりたちが悪い滞留便になりやすいという事実に驚く。「脊損腹」も初耳。運動不足だけが原因ではないことに、気分的には安堵する。風邪薬飲んだらお腹が緩くなる経験はした。「脊髄損傷によって自然な排便は期待できない」から「排便時に無理をしない自分に合った方法を見つけて慣れるしかない」のだったら入院中にちゃんと教えてくれ、と。自然な排便をしなければならないように言い続けた看護師の責任は重いと思うが、まあ知らなかったんだろうなあ、と。また、摘便というのはタブーだと思っていたが、むしろ「しなければならない」スキルなのだ、と。慣れるしかない、という言い切りに、逆に安心したのは事実。
⑦自律神経機能障害
【要約】受傷によって、感覚、運動だけではなく脊髄に平行して密接に連携している自律神経系も同時に影響を受け、機能低下する。結果、マヒ域では新陳代謝が不活発となるため、傷が治りにくくなる。また、a自律神経過反射、b体温調節機能障害、c末梢血管拡張症、d起立性調節障害、e性機能への影響などの様々な症状が出る。
【一言】傷が治りにくい、ということ、その理由が神経系にあることは知らなかった。a、dは高位胸損にみられるらしいが、これは今のところない。bについては、機能低下があるとのことだが、もともと弱い上に余計に、という感じ。また、頚損は全く汗をかかなくなるが、高位胸損は肩や頭部の汗は出る。儂の場合、顔からの寝汗がひどくなった。また、同じ高位胸損にある欝熱状態や頻脈はまだ経験はない。cも頚損や高位胸損に見られるが、これにより、起立性を含む低血圧、頭痛、めまい、動悸、顔面紅潮、下肢の浮腫(深部静脈血栓症でも起こる)などが生じるらしいが、下肢の浮腫みは、運動不足由来ではなく、自律神経系由来ということが分かる。やはり弾性ストッキングは必要か。eについては自身もろに影響しているが、バイアグラが有効というのは初耳(保険がきかないのがネック)。
【要約】脊損になると、体性感覚という表在感覚(皮膚知覚)と、深部感覚(骨や関節、時に筋肉や筋など体内で感じる知覚)と、内臓感覚(臓器感覚)が影響される。
【一言】表在感覚では、入院直後から乳突から下全部にドライアイスを当てられたような異常感覚がしばらく続いたこと、深部感覚では、現在も続く右脇から肩甲骨下にかけての「筋肉の」痒み、トイレの便座に座ったときの不安定感など、内臓感覚では、排泄排尿の不完全知覚(出そうで出ない、知らずに出てしまう)などがある。また、「湯飲みなどを車いす座面上の股の間に挟んで(運ぼうとして)火傷する」、「炊事場や洗面台で熱湯排水で火傷する」、「風呂場でシャワーや蛇口からの熱湯を洗い場に流して脚やでん部を火傷する」例が挙げられているが、すべて経験がある。
⑤尿路障害
【要約】脊損になると最初はすべて尿閉となり、尿を排泄できなくなるため、腎後性腎不全となる危険性が生じ、放置すると生命が危険な状態になる。留置式カテーテルや間欠的導尿により尿の排泄を確保する。排尿を司る中枢であるS2~3より高位で損傷した場合は「核上型神経因性膀胱」になり、膀胱に尿がたまるとそれが刺激になって膀胱が反射性の排尿を行うが、膀胱の収縮と括約筋の弛緩の連携がうまく機能しないために、尿で充満した膀胱内の圧力が高くなり、膀胱の変形や腎障害等を引き起こすため、自己導尿が必要。膀胱の収縮を抑える薬(抗コリン薬)を用いることで尿漏れや失禁の改善が得られることがある。
【一言】尿閉は救急で運ばれた時の状態。あの時は1リットル近く出たと救急病院の看護師が言っていた。自己導尿の管理はさほど難しくはないが、現時点ではいつもカテーテルを入れて排尿しているわけではなく、お腹を押さえて出している。こちらの方がエネルギーが要るしこれでいいのかどうかよくわからないのが不安な点。
「みんなのトイレ」も別に構わないが、儂なんかはここしか入れない。せめて「みんなのトイレ」を作るなら「車椅子専用」もというのが正直な想い。
⑥腸管障害
【要約】腸管も初期はマヒしてガスがたまるマヒ性の腸閉塞状態になり、水分吸収機能が低下して下痢便傾向になり、その後は便秘傾向になる。高位胸損は自律神経過反射で腸管が興奮(緊張)状態になって、便秘より重篤の滞留便になりやすいので、できれば毎日、少なくとも三日以内の排便習慣が必要。そのために、a食事(繊維質の摂取)への注意(但し、糸こんにゃく、根昆布、出汁取り後の板昆布は腸内で滞留しやすく摘便でも排出しにくいので避ける)、b姿勢への意識(T8より高位の胸損者・頚損は、マヒで腹背筋が脱力して座り姿が「すべり姿勢」になり、結果、腹筋がゆるんだ「脊損腹(ぽっこりお腹)」に。腰部を支えて背筋を伸ばした姿勢が腸の動きを良くするので、意識的に背筋を伸ばすことが必要)、c抗生物質の影響(抗菌剤や抗生物質の服用で、腸内常在の有用菌の減少や、常在菌以外の細菌増殖により排便に影響する)に留意する。いずれにしても、脊髄損傷によって自然な排便は期待できないので、緩下剤、発泡座薬、浣腸、洗腸などを利用したり、摘便が必要になったりする。特に、胸・腰損は自分に合った摘便の方法を身につけなければならない。また、これらの排便方法によって直腸の変形・変質を引き起こしたり、痔など肛門周辺を傷めたりすることがあるが、便をため込まないことや、排便時に無理をしない自分に合った方法を見つけて慣れるしかない。
【一言】全国脊髄損傷者協会編のガイドブック全11巻の1巻目は「排泄管理」だから、これはもう、一番これが大きな課題というか、QOLを左右するスキルになるのではないかと。初期については下痢はなかったような気がする。高位胸損が、便秘よりたちが悪い滞留便になりやすいという事実に驚く。「脊損腹」も初耳。運動不足だけが原因ではないことに、気分的には安堵する。風邪薬飲んだらお腹が緩くなる経験はした。「脊髄損傷によって自然な排便は期待できない」から「排便時に無理をしない自分に合った方法を見つけて慣れるしかない」のだったら入院中にちゃんと教えてくれ、と。自然な排便をしなければならないように言い続けた看護師の責任は重いと思うが、まあ知らなかったんだろうなあ、と。また、摘便というのはタブーだと思っていたが、むしろ「しなければならない」スキルなのだ、と。慣れるしかない、という言い切りに、逆に安心したのは事実。
⑦自律神経機能障害
【要約】受傷によって、感覚、運動だけではなく脊髄に平行して密接に連携している自律神経系も同時に影響を受け、機能低下する。結果、マヒ域では新陳代謝が不活発となるため、傷が治りにくくなる。また、a自律神経過反射、b体温調節機能障害、c末梢血管拡張症、d起立性調節障害、e性機能への影響などの様々な症状が出る。
【一言】傷が治りにくい、ということ、その理由が神経系にあることは知らなかった。a、dは高位胸損にみられるらしいが、これは今のところない。bについては、機能低下があるとのことだが、もともと弱い上に余計に、という感じ。また、頚損は全く汗をかかなくなるが、高位胸損は肩や頭部の汗は出る。儂の場合、顔からの寝汗がひどくなった。また、同じ高位胸損にある欝熱状態や頻脈はまだ経験はない。cも頚損や高位胸損に見られるが、これにより、起立性を含む低血圧、頭痛、めまい、動悸、顔面紅潮、下肢の浮腫(深部静脈血栓症でも起こる)などが生じるらしいが、下肢の浮腫みは、運動不足由来ではなく、自律神経系由来ということが分かる。やはり弾性ストッキングは必要か。eについては自身もろに影響しているが、バイアグラが有効というのは初耳(保険がきかないのがネック)。
記録を調べたら約半年振り。9月以来。
最近明るくなるのが早くなってきて、時計も確認できるようになった(冬場はガーミンでだいたいのタイムしか測れなかった(何故なら距離に誤差が出る)ので)。前半の5キロは30分10秒。後半の5キロは29分ジャスト。28分台にしたかったが、それでもまあまあの風で、これだけ出たら充分。便秘が酷くて体調が良いとは云えないのだが、にしてもほっとした。
漕走が終わっていよいよ仕事だが、この時点でだいたい1日の半分どころか70パーセントぐらい終わった感がある。
最近、仕事の方は何だかなあ、みたいなことが続いていて、嫌々感充満状態だが、まあ、帰りは定時で帰っているので、もうそれで充分かもと、うまく漕げるというだけで、少し気持ちに余裕ができる。
最近明るくなるのが早くなってきて、時計も確認できるようになった(冬場はガーミンでだいたいのタイムしか測れなかった(何故なら距離に誤差が出る)ので)。前半の5キロは30分10秒。後半の5キロは29分ジャスト。28分台にしたかったが、それでもまあまあの風で、これだけ出たら充分。便秘が酷くて体調が良いとは云えないのだが、にしてもほっとした。
漕走が終わっていよいよ仕事だが、この時点でだいたい1日の半分どころか70パーセントぐらい終わった感がある。
最近、仕事の方は何だかなあ、みたいなことが続いていて、嫌々感充満状態だが、まあ、帰りは定時で帰っているので、もうそれで充分かもと、うまく漕げるというだけで、少し気持ちに余裕ができる。
昨日今日と、久々に5キロ30分切り。週末の力の入らなさが打って変わって、しっかり漕げた。冬に入ってからは、キロ6分30秒切るのがなかなかだったが、ここにきて気温が上がり、身体がよく動くためか。
正直理由は分からんのだが。
で今日も、理由は分からんままに、昨日に続いて良い感じで飛ばしていたが、8キロ手前で。
このまさかの豪雨。結構急に降ってきてしかも強かった。テンポが良かったから最後まで漕いだが、最後の一周はリムが滑って力が入らず、追い込めなかった(それでも、1時間0分台でゴールできたが)。この辺りは課題というか仕方がないというか。
で、今日午後の会議。最初はテンポよく進んだが、何か、事前に示しておいたにも関わらず訳が分からん意見を挟まれたり、ここまで何回も事前に確認しておいたことをぽんっとひっくり返されたりと、まさかの展開になった。
いやあもう、力が抜けた。丁寧に準備してきたつもりだったのだが。これはもう課題というより仕方がない。事故みたいなものかと。
最近体重増えているが、とりあえず、引きずらないようにと帰宅。
正直理由は分からんのだが。
で今日も、理由は分からんままに、昨日に続いて良い感じで飛ばしていたが、8キロ手前で。
このまさかの豪雨。結構急に降ってきてしかも強かった。テンポが良かったから最後まで漕いだが、最後の一周はリムが滑って力が入らず、追い込めなかった(それでも、1時間0分台でゴールできたが)。この辺りは課題というか仕方がないというか。
で、今日午後の会議。最初はテンポよく進んだが、何か、事前に示しておいたにも関わらず訳が分からん意見を挟まれたり、ここまで何回も事前に確認しておいたことをぽんっとひっくり返されたりと、まさかの展開になった。
いやあもう、力が抜けた。丁寧に準備してきたつもりだったのだが。これはもう課題というより仕方がない。事故みたいなものかと。
最近体重増えているが、とりあえず、引きずらないようにと帰宅。
儂は「Th4」なので、胸損の箇所を中心にやってみた。
①脊髄と脊髄損傷の示し方
【要約】脊髄損傷、といいながら、損傷部位は「胸椎」と骨で言っている。脊椎は、頚椎(首=7個)、胸椎(胸=12個)、腰椎(腰=5個)、仙椎(骨盤=5個、ただし形状は仙骨として1個)の4つの領域に区分けする。脊髄も4つの領域に区分けするが、脊椎より短いため、下位に行くほど位置がずれる。頚はC=Cervical(サービカル)、胸はT=Thoracic(スォーラシク)若しくはTh(テーハー)、腰はL=Lumbar(ランバー)、仙はS=Sacral(セイクラル)のように、それぞれC、T(Th)、L、Sで略記される。日本では損傷脊椎部位として、欧米では健在髄節部位として表記するため誤解が生じることがある。T10の表記は、日本なら第10胸椎損傷(=第2腰髄からマヒ)で、欧米では第10胸髄まで健在(第6-7胸椎損傷)を意味する。
【一言】
脊椎と脊髄、ごっちゃにしていた。儂は「第4胸椎」の損傷(乳突部から下が「死んで」しまっている)。朝、病気の自覚症状として、肩甲骨の間に痛みが出たのが発端。寝違えたかなと思いながら、職場まで走り、その日の昼ぐらいに階段を下りるのに難儀するようになり、夕方には、歩きづらくなって、立つのもやっと、みたいな感じになった。そして、夜中に完全に下半身が動かなくなって救急搬送された。一日で急激にこうなるのもあまりないらしい。
②脊髄損傷とは
【要約】原因は事故と疾患。内因性は、脊髄空洞症、急性横断性脊髄炎、髄内腫瘍、脊髄出血、脊髄血管異常、脊髄血管梗塞などがある。脊髄を傷めると、傷ついたところから下(下位)に、運動マヒ、筋の痙性、拘縮、知覚マヒ、体幹内臓機能不全(直腸膀胱障害、発汗体温調整機能障害、内臓機能低下、呼吸器機能低下などの複合した重い後遺症状が起こる。
【一言】★入院中から頭の下に敷いたタオルがぐっしょり濡れるほどに汗をかくようになり、下半身に汗をかかないのが不思議に思っていたが、せきそんの症状の一つだと知ったのはつい最近。右の脇の違和感(痺れと痒み)も脊髄由来だろうがこちらは、まだはっきりと言われてはない(ネットで調べて何となくそうなのだな、とは理解した)。分かって絶望するというより、分かって安心したというのは、発症2年経過した今の時期だからこそなのだろうか。
③病態(疾患と機能障害のようすと対策)
【要約】脊髄が傷つくと、マヒした部分の脱力や運動機能の消失、感覚の低下や消失、しびれや痛み、腸と膀胱の機能低下や消失などの症状を起こす。特に、内臓(呼吸器、消化器、泌尿器など)や自律神経にもマヒの影響が起こり、脊損以外の人には理解できない、心身的、時間的(手間的)、経済的に大きな負担となる。胸・腰髄損傷の場合は、第6胸髄までの場合(高位胸損)は腹筋も背筋も効かないので体幹の保持が困難となり、それより下、第2腰髄までの損傷(低位胸・腰損)と大きな差がある(T2-T4では、下肢と体幹のマヒ、乳頭より下の感覚の消失、胸部より下の汗が出ない)。また、完全損傷(完全マヒ)と不完全損傷(不全マヒ)に分かれ、完全マヒは身体が動かないことや感覚を感じないことが問題になり、不完全マヒは身体が少しだけ動くという点で部分的な不自由さが、感覚が残る点できつい痛みやしびれが苦痛に感じられる。損傷した髄節以下の筋系(筋肉)は、最初は弛緩性のマヒになり、後概ねT6より高位の損傷では痙性マヒになる。痙性マヒの強さは不完全損傷ほど強くなる。
【一言】儂のケースでも、腹筋、背筋が本来効かない損傷だということが分かった。また、「不完全」「完全」という分け方はこれまではっきりとは知らなかった。儂は完全麻痺ではない、ということか。「脊損以外の人には理解できない」にこのガイドブックの良心が見える。
明日は寒そうだ。今シーズン最後であって欲しい、なあ。
①脊髄と脊髄損傷の示し方
【要約】脊髄損傷、といいながら、損傷部位は「胸椎」と骨で言っている。脊椎は、頚椎(首=7個)、胸椎(胸=12個)、腰椎(腰=5個)、仙椎(骨盤=5個、ただし形状は仙骨として1個)の4つの領域に区分けする。脊髄も4つの領域に区分けするが、脊椎より短いため、下位に行くほど位置がずれる。頚はC=Cervical(サービカル)、胸はT=Thoracic(スォーラシク)若しくはTh(テーハー)、腰はL=Lumbar(ランバー)、仙はS=Sacral(セイクラル)のように、それぞれC、T(Th)、L、Sで略記される。日本では損傷脊椎部位として、欧米では健在髄節部位として表記するため誤解が生じることがある。T10の表記は、日本なら第10胸椎損傷(=第2腰髄からマヒ)で、欧米では第10胸髄まで健在(第6-7胸椎損傷)を意味する。
【一言】
脊椎と脊髄、ごっちゃにしていた。儂は「第4胸椎」の損傷(乳突部から下が「死んで」しまっている)。朝、病気の自覚症状として、肩甲骨の間に痛みが出たのが発端。寝違えたかなと思いながら、職場まで走り、その日の昼ぐらいに階段を下りるのに難儀するようになり、夕方には、歩きづらくなって、立つのもやっと、みたいな感じになった。そして、夜中に完全に下半身が動かなくなって救急搬送された。一日で急激にこうなるのもあまりないらしい。
②脊髄損傷とは
【要約】原因は事故と疾患。内因性は、脊髄空洞症、急性横断性脊髄炎、髄内腫瘍、脊髄出血、脊髄血管異常、脊髄血管梗塞などがある。脊髄を傷めると、傷ついたところから下(下位)に、運動マヒ、筋の痙性、拘縮、知覚マヒ、体幹内臓機能不全(直腸膀胱障害、発汗体温調整機能障害、内臓機能低下、呼吸器機能低下などの複合した重い後遺症状が起こる。
【一言】★入院中から頭の下に敷いたタオルがぐっしょり濡れるほどに汗をかくようになり、下半身に汗をかかないのが不思議に思っていたが、せきそんの症状の一つだと知ったのはつい最近。右の脇の違和感(痺れと痒み)も脊髄由来だろうがこちらは、まだはっきりと言われてはない(ネットで調べて何となくそうなのだな、とは理解した)。分かって絶望するというより、分かって安心したというのは、発症2年経過した今の時期だからこそなのだろうか。
③病態(疾患と機能障害のようすと対策)
【要約】脊髄が傷つくと、マヒした部分の脱力や運動機能の消失、感覚の低下や消失、しびれや痛み、腸と膀胱の機能低下や消失などの症状を起こす。特に、内臓(呼吸器、消化器、泌尿器など)や自律神経にもマヒの影響が起こり、脊損以外の人には理解できない、心身的、時間的(手間的)、経済的に大きな負担となる。胸・腰髄損傷の場合は、第6胸髄までの場合(高位胸損)は腹筋も背筋も効かないので体幹の保持が困難となり、それより下、第2腰髄までの損傷(低位胸・腰損)と大きな差がある(T2-T4では、下肢と体幹のマヒ、乳頭より下の感覚の消失、胸部より下の汗が出ない)。また、完全損傷(完全マヒ)と不完全損傷(不全マヒ)に分かれ、完全マヒは身体が動かないことや感覚を感じないことが問題になり、不完全マヒは身体が少しだけ動くという点で部分的な不自由さが、感覚が残る点できつい痛みやしびれが苦痛に感じられる。損傷した髄節以下の筋系(筋肉)は、最初は弛緩性のマヒになり、後概ねT6より高位の損傷では痙性マヒになる。痙性マヒの強さは不完全損傷ほど強くなる。
【一言】儂のケースでも、腹筋、背筋が本来効かない損傷だということが分かった。また、「不完全」「完全」という分け方はこれまではっきりとは知らなかった。儂は完全麻痺ではない、ということか。「脊損以外の人には理解できない」にこのガイドブックの良心が見える。
明日は寒そうだ。今シーズン最後であって欲しい、なあ。
いつもより早めに自転車道へ。
天気予報ではもう少し気温が上がるはずだが、全然そんな感じではない。風もかなり強い。
しかも野良君に通せんぼされて、しばらく躊躇う。犬って、割と目線の高さで相手を判断するみたいなところがあるようで、車椅子の高さでは結構舐められて吠えられる。
幸い、後ろから来た歩きの方が、ずんずんと突破していったので、遅れないように必死で漕ぐ。今日の上りプラス向かい風はキロ15分ぐらいかかった。
弥生の風、というフレーズでさだまさしの「邪馬臺」が頭の中をぐるぐる回り始め、でお決まりのように「まほろば」がぐるぐる回り始める。
昨日呑みすぎたか(といってもショート6缶)朝から頭が痛いんだが全然治らず帰宅。
天気予報ではもう少し気温が上がるはずだが、全然そんな感じではない。風もかなり強い。
しかも野良君に通せんぼされて、しばらく躊躇う。犬って、割と目線の高さで相手を判断するみたいなところがあるようで、車椅子の高さでは結構舐められて吠えられる。
幸い、後ろから来た歩きの方が、ずんずんと突破していったので、遅れないように必死で漕ぐ。今日の上りプラス向かい風はキロ15分ぐらいかかった。
弥生の風、というフレーズでさだまさしの「邪馬臺」が頭の中をぐるぐる回り始め、でお決まりのように「まほろば」がぐるぐる回り始める。
昨日呑みすぎたか(といってもショート6缶)朝から頭が痛いんだが全然治らず帰宅。