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アイスダンス フリーダンス感想~世界フィギュアスケート選手権2011


あ、そうそう、ドイツのフィギュアスケートのマスターズ、始まりましたね!
ドイツサイト→こちら
結果サイト→こちら
あー、みどりちゃん観たいなー。
みどりちゃんは10日に登場するみたいですね!

2011年6月14日追記マスターズの映像
・・・みどりちゃん帰ってきてくれてありがとう~。
今は選手としてのトレーニングは全くしておらず(スケート教室の講師としての活動をしています)、昨年の冬から本格的に練習を再開したそうですが、よくまあここまで!
来年も出てほしいな~。


アイスダンス フリーのジャッジスコア
フリーの順位
総合順位
1 Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA
185.27 2 /1
2 Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN
181.79 1/ 2
3 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI USA
163.79 4/ 3
4 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT FRA
163.54 3/ 6
5 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE CAN
160.32 7 /4
6 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV RUS
160.23 5/ 5
7 Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV RUS
154.50 6 /10
8 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA
153.77 8/ 9
9 Madison CHOCK / Greg ZUERLEIN USA
151.86 9 /7
10 Vanessa CRONE / Paul POIRIER CAN
151.13 10 /8
11 Nelli ZHIGANSHINA / Alexander GAZSI GER
140.95 12 /11
12 Pernelle CARRON / Lloyd JONES FRA
140.86 11/ 12
13 Cathy REED / Chris REED JPN
133.33 13 /13
14 Isabella TOBIAS / Deividas STAGNIUNAS LTU
131.01 14 /14
15 Siobhan HEEKIN-CANEDY / Alexander SHAKALOV UKR
128.70 15/ 15
16 Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND GBR
126.29 17 /16
17 Xintong HUANG / Xun ZHENG CHN
123.01 16/ 17
18 Allison REED / Otar JAPARIDZE GEO
120.11 19 /18
19 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI ITA
120.02 18 /19
20 Louise WALDEN / Owen EDWARDS GBR
116.52 20 /20
21 Dora TUROCZI / Balazs MAJOR HUN
FNR 21
22 Lucie MYSLIVECKOVA / Matej NOVAK CZE
FNR 22
23 Sara HURTADO / Adria DIAZ ESP
FNR 23
24 Brooke Elizabeth FRIELING / Lionel RUMI ISR
FNR 24
25 Ramona ELSENER / Florian ROOST SUI
FNR 25

フリーは4分間の中で必須要素は7~8
・ロングリフト1つ + ショートリフト2つ
若しくはショートリフト4つ
・スピン1つ(コンビネーションスピン若しくはスピン)
2回やってもいいけれども、要素として認定されるのは最初に実施したほう。
あとのスピンは振付として評価される
・シンクロナイズドツイズル
・ダイアゴナルステップもしくはミッドラインステップ
・サーキュラーもしくはサーペンタインステップ




Xintong HUANG / Xun ZHENG CHN
シントン・ホワン&スン・ジェン 中国
24才&23才
ワールド3回目 予選4位 SD16位
「雨に唄えば」

サーペンタインステップシークエンス
ここでの男の子が傘を差している振付が好きです。
カーブリフト
ツイズル 良かったよ~ レベル4まであと少しだね~
ストレートラインリフト
ローテーショナルリフト
雨を払う仕草が可愛い。
コンビネーションスピン
ミッドラインステップシークエンス 
今度は女の子が傘をかざす振付
カーブリフト
ほっぺたにチューでラスト

女の子が薄ピンクの衣装、 男の子はグレーのパンツ、トップスはシャツにベストです。
SBより7ポイントほど低くて不思議&不服そう スピンでレベルの取りこぼしかな
今季のフリーが好きだったので、放映があって嬉しいです。
彼らはどんどん上手くなってきていると思うし、あとは今できる技をどんどん磨くのはもちろんのこと、良質なプログラムに出会えるかどうか、というのも大事ですよね。
壮大でドラマチックな作品ももちろんいいですし、技術的に凝ったものに拘るのもいいのですが、
それを飽きさせずに観客やジャッジに作品として提供できるかというと、必ずしもそうではないですし。
今季のプログラムはストーリー性重視、物語の登場人物になりきる、といった、演出に懲りすぎるというものでもなく、でも、とてもわかりやすい流れをモチーフにしているし、
ところどころに曲想にマッチした振付も入っているし、
何より彼らの技術が安定してきた(特にリフトの入りや流れとか)から、
「与えられた課題をいっぱいいっぱいでこなしている」というものではなくて、
ある種余裕みたいなものも感じられます。
頑張ってほしいです。
ステップはまた難しいものにトライしていってほしいな。
あとは、男の子、、、、、素材はいいんだが、もう少し、磨きがかかるとベターだわ!


Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND GBR
ペニー・クームス&ニコラス・バックランド イギリス
22歳&21歳 2005年から組んでいます
初出場 
「ライオンキング」
SD17位 バンクーバー五輪20位

セパレーション
ローテーションリフト
ツイズル 最初の回転が合わない。。。。
コンビネーションスピン
カーブリフト
カーブリフト、続けてローテーショナルリフト
サーキュラーステップシークエンス
ダイアゴナルステップ

面白かったな~。SB更新ですね。
さすがにペア並みに身長差があるので、リフトは軽々と上がるし、迫力あるし、面白い工夫がされていて、野生の動植物をいろいろと表現していて見応えあります。
もっともっとこのリフト、完成されれば、プラス評価も増えるんじゃないかなあと。
うーん、これで終わっちゃうのが勿体無い。。。
個人的には、リフト強化にもなるし、これ、アイスショーとかで短縮バージョンでもいいから、
滑り続けてくれたらいいかなー、と思うのですね。

小柄な女性と大柄な男性のカップルでも、例えばヤナ&セリョージャのように、ものすごく見栄えがするように組んで滑れるようになると思うんですよ。
今はまだ、ペニーがニコラスにすっぽり隠れちゃって全く見えないときとかあるので、
そこらへんを工夫して、「すいません、男は全然目に入らなかった。。。」くらいになるといいなあと思います。

あとは、まあ、これが一番大事ですが、2人で組んで滑るパートがもっと良くなれば(笑)

個人的にはフィリップ・アスキューとエフゲニー・プラトフのチームが作ってくるプログラムは、
毎年工夫がこらされていて、マンネリってのもないし、面白い作品だ多いので大好きです。
ここにステップで勝負できる、、、そういうカップルが育ってくれるとね、ほんと、それが楽しみですね。


Siobhan HEEKIN-CANEDY / Alexander SHAKALOV UKR
ショバン・ヘッキン・ケネディ&アレクサンドル・シャカロフ ウクライナ
予選5位 SD15位
この組では初出場(シャカロフは他のパートナーと)
エディットピアフのメドレー
赤紫&黒の衣装です。

ローテーショナルリフト
コンビネーションスピン
ダイアゴナルステップ
ツイズル
カーブリフト ちっと小さくなっちゃった
サーキュラー
ストレートライン続けてローテーショナルリフト
SB更新です。

エッジとか男の子のリードとか、そういうのはとっても良いんですが、曲の表現というと・・・・
いろんなメロディで滑っているのですが、どこのパートもおんなじ感じ。
ぶっちゃけ、スロー再生とか、音消して見ているときのほうが、楽しかったりね。
他の曲に脳内変換しても、いけちゃうという。
後半スピード落ちちゃったしなあ。
リフトのタイムオーバーでデダクション1

このカップルも解散しちゃう(シャカロフ引退)そうなのですが、
シャカロフはコーチか何かでスケートに関わってくれるといいですよねぇ。
スケートで食べていくのも大変だろうからなあ。



Isabella TOBIAS / Deividas STAGNIUNAS LTU
イザベラ・トビアス&デヴィダス・スタグニョウナス リトアニア
予選3位 SD14位 ユーロ12位
19歳&26才
「レ・ミゼラブル」

ツイズル 女の子もうちょっと進むといいなあ
サーキュラー
ストレートライン、ローテーショナルリフト
コンビネーションスピン
ダイアゴナルステップ
ストレートラインリフト
カーブリフト

素敵でした~。曲の使い方、特にリフトを効果的に見せるところとか、やっぱ、ズエワって上手いんですよねえ。また、女の子の表現力がとてもいいんですよ!
こう、体の内側から感情が出てきているといいますか。
まだまだ技術的には、デヴィダスについていくのが精一杯、なところは多いんですが、
おなじ「ついていく」にしても、ウクライナの(というかアメリカ人だけども)ショバン・ヘッキン・カネディの「参加することに意義がある」というか「ここでこうして滑られるだけで嬉しくてたまらない!」といった、初々しいフレッシュさはそれはそれでいいんだけども、
「こういうふうに滑りたい」「お客さまにこれを伝えたい」という能動的な何かがあるのとないのとでは、観ている側に伝わってくるものが断然違うと思うのですね。
SB更新

Cathy REED / Chris REED JPN
キャシー・リード&クリス・リード 日本
真っ赤なキャシーと黒い衣装のクリス!
キャシーの降ろした前髪も素敵だよ。

ってか、ほんとに、、、キャシーは美しいなあ。

SD13位
23歳&21才
4回目のワールドです。

ストレーラインリフト 綺麗に入ったね~
ツイズル3連続美しい
カーブリフト、続けてローテーショナルリフト
サーキュラー
コンビネーションスピン
ミッドラインステップ
ローテーショナルリフト
スピードがあっていいね~
SB更新です
デダクション1は最後の最後のクリスの転倒ですかね(苦笑)
あれ、振付の一部みたいにごまかせちゃえば良かったのにねー、って思うのはあとの祭りで。
あのときのクリスのガックリ顔、、、、それだけに逆に、フリーの素晴らしさ、達成感みたいなものが感じられますねえ。

チャイトのところで落ち着いてしっかりじっくり練習に取り組んだ成果が現れましたね!
ストロングなエッジなんかは、とてもいいものを持っていると思うので、
あとはまた、基礎の基礎から徹底的に磨いていってほしいですね。
(ま、なんつっても、ワルツですわな、ワルツ。。。。とにかくこれをなんとかしないと)

とは思うものの。あのリフトの滑らかさなんかは、モロゾフの「リフト強化エキシビプログラム」の賜物なんだなー、と溜息です。


Nelli ZHIGANSHINA / Alexander GAZSI GER
ネリ・シガンシナ&アレクサンダー・ガシ ドイツ
予選2位 SD15位
2005年から組んでいます。3年ぶりの3回目ワールド
24歳と26歳

ピンクのチュチュのネリ、アレクサンダーは白と青の衣装です。
リストの「愛の夢」とヴィヴァルディの「四季」の組合せでオルゴール人形さんの世界を表現。

ツイズル 最初の回転が素敵~距離がいいですね~。
カーブリフト
サーキュラー
ストレートラインリフト
コンビネーションスピン
ダイアゴナルステップ
ローテーショナルリフト
ちょいとスタンブルしたー 要素のところじゃないくてよかったよ
カーブリフト

後半スタミナ切れ?
キスクラでも楽しいお2人さん。
スコトニッキー先生の嬉しそうなお顔。でも先生、ショートダンスのときの方が満足気でしたな。
SB更新です!パチパチ!
来季も是非是非、デンスタやズーリンから良いものを吸収していって欲しいですぞ。

まーしかし、後半が勿体無いなあ。
というか、全然違う曲を繋げるんだったら、前半と後半逆にしちゃえば、、、(そうすっとスタミナがもたないのかもしれませんが)
前半が素敵過ぎるんだわね。


フランス
Pernelle CARRON / Lloyd JONES FRA
ペルネル・キャロン&ロイド・ジョーンズ
2年連続2回目のワールド
24歳&22才
ユーロの後作りなおした「ジョージ・ガーシュウィン・メドレー」
試合で初披露です。

ステーショナルリフト 音楽とのかみ合わせがとてもいいです
ツイズル ジョーンズくん・・・・が、頑張ってくれぃ。。。。
ダイアゴナルステップ
ローテーショナルリフト
つなぎの部分のトゥステップいいね~
カーブリフト、ローテーショナルリフト ジョーンズ君はリフトに関してはいいね~
サーキュラー
コンビネーションスピン トラベリングしちゃってるョ。。。。。
残りのノーバリューのパートも良かった!キラキラしていたよ!

踊りはいいですね
振付がお洒落です。
自分達がやりたいといってユーロの後にプログラムを丸ごと変えたそうですが、
ご本人たちがやりたがっているものや好きなものが、そのとき上手く噛みあうかどうか、実力にみあったものかどうか、そういう問題はあるにせよ、
「これをやりたいんだ」という明確な意思があるのは、「表現」するにあたっては、大きなパワーになりますよね。
2人ともとても輝いていて良かったです。

リフトの流れも良くなったと思います。
というか、ジョーンズくんは、なんだろう、リフトというか女性のサポートにセンスがあるような感じがしますよ。
まーなんだ、その、恒例のミスはあるけれども、
ペルネル、いいパートナーを選んだんだなあと思いました。

SB更新。これ1回こっきりの披露が勿体無いですのー。
素敵プロをありがとう~。
ミュリエル先生じゃなくって、アグノエルの振付だったのね~。
いつも思うけども、ロマンの振付はとても素敵でうっとりです。
リヨンのチームのは、前にいたカメレンゴもそうだし、ロマン先生にしても、ミュリエル先生にしても、音楽の表現とかほんとにお洒落なんですよね。
スケートのスタイルとしては、ロシアの滑りが好きなんですが、ここにフランスのお洒落なのがミックスされたら、ファンとしてはたまらないなあといつも思うのですなあ。
(だからナタリー&ファビアンはある種わたしの理想に近かったんですけどもねえ。)

Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ イタリア

5年連続5回目
24歳&25歳
SD8位
秋のルカの怪我もあって、NHK杯以来の試合。しかもファイスカ欠場でイタリアのエースとしての出場です。
「シェルブールの雨傘」

ツイズル綺麗ですね~
サーキュラー
ストレートラインリフト
ローテーリョナルリフト 素晴らしい!
ダイアゴナルステップ
カーブリフト
コンビネーションスピン
ローテーショナルリフト

しゅてき~。うっとりだよ。。。。
シーズン途中でモロゾフのところに移ったときはびっくりしましたが、
良いほうに作用したのかな。
このところ、フリーダンスでは、いろいろなジャンルにチャレンジしているものの、
「カペラノはカペラノらしい、胸キュン路線が見たいなあ」などと思っていたので、
ここでの「シェルブール」はまさに乾きを癒してくれたといいますか。
良かったですわ~。
彼らは「物語」を演じるのがとっても上手ですよね。
SB更新です。

Madison CHOCK / Greg ZUERLEIN USA
アメリカ マディソン・チョック&グレッグ・ズーライン
18歳&22歳
SD9位
初出場です。2009年の世界ジュニアのチャンピオン。
「キャバレー」
ツイズル
サーキュラー
コンビネーションスピン
ストレートラインリフト
カーブリフト
ローテーショナルリフト
ミッドラインステップ
ローテーショナルリフト

上手いですね~。
女の子の肝の据わったというか、アクがわりと強いというか、落ち着いた雰囲気が姐さんしている(でも18歳なんだな)から、ショートダンスもフリーも彼女の個性が発揮されていて良かったと思います。
SB更新

しかしこのカップルも解散だとは・・・

(男の子が別の道に進みたいらしい。。。)


記事はこちら→チョック&ズーライン 解散


Vanessa CRONE / Paul POIRIER CAN
ヴァネッサ・クローン&ポール・ポワリエ カナダ
3年連続3回目のワールド
SD10位
ヴァネッサが赤、ポールが青のモダンな衣装

コンビネーションスピン
ストレートラインリフト
ダイアゴナルステップ
ツイズル
サーペンタインリフト
サーペンタインステップ
ローテーショナルリフト

シルヴィ・ギエムのような上半身を目指してほしいと藤森さん。

(ほんとにさあ、これから、って感じだったのになあ。
噂とか全然なかったから、びっくりだよね)

フリーはスピードがどんどんあがっていくところがすばらしいと思いました。


解散なんだけども・・・

ヴァネッサも、なんか、まだアイスダンス競技は続行するらしい?


迷ってるんだなあー。

迷っていると、マディソンにポールを獲られちゃうかもしれないぜ!(北米勢の国籍の違いは大した障害じゃないしね)



Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV RUS
エレナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ
昨年の世界ジュニアのチャンピオン

カーブリフト
ツイズル ニコがバランスくずしちゃったよ
サーキュラー
ローテーショナルリフト
カーブリフト、ローテショナルリフト 最初の入りがぎこちなかった
ダイアゴナルステップ
コンビネーションスピン

フリーレッグは最高に綺麗だわ~

総合ではSB更新

いつも思うのですが、ニキータは(エレナもだけど)もんのすごいスピードと勢いでツイズルに入っていくんだけども、そんで多少斜めっていようがなんだろうが、無理矢理周っちゃうんだけども、
それで修正きくときもあれば、やらかしちゃう時もあって。
エレナはきちんとコントロールできているのにねえ。
こう、最初から綺麗に美しくびしっと入るようになればねえ。勢いだけじゃだめなんだよねぇ。

さすがに「アイスダンスでのドン・キホーテ」(よりによってグラン・パ・ド・ドゥの音楽を使ってるからね)も見なれてきたというか、
そんなに違和感は感じませんでした。
入れているものも、彼らに見合った、とてもいいものだし。

もしかしたら、最大のネックは、エレーナのあのチュチュだったのかも。。。
あれ、チュチュじゃなくて、キトリの1幕や酒場の衣装っぽいのにすれがまた良かったかもしれませぬ。
ちゅうか、ドン・キでこの振付なら、もっと、別の場面で、いい音楽いっぱいあったのになあ。
(そうすると、バレエを観ない人には「ドンキ」とはわからないかもしれませぬ)

ってか、このズーリンの「ドンキ」でショートダンス(ゴールデンワルツ)とか観たかったかもですよん。
(まだ言ってる・笑)

さてさて、モロゾフのところに移って、彼らがどうなりますやら。
レオノワちゃんもモロゾフのところに移るみたいだし、
ハッケンサックでの生活がどのようになるのかわからないですけれども、
「モロゾフ プラス 良いアシスタント・コーチ(←ここ、ほんとに大事だと思うのだ)」で、このロシアの大事な宝物ちゃんたちがきちんと育ってくれることを祈ります。

ワタクシとしましては、ゴルシコワ&ブチコフ、ステパノワ&ブキン、カーチャ&ジョナサンを地味に応援しつつ、あ、そんで、ヤナもまだ続けるからには頑張ってほしいし。。。。
一応ロシアの未来のエース候補さんたちも見守りたいなあと。
(ってか、レオノワちゃんは大変だわなー。おっかないくらいすげージュニア女子が立ちはだかっているからね)
トカチェンコも好きだし、カーチャ&ソロビヨフくんも好きなんだよねー。

新採点システムにイマイチ対応しきれていないというロシアのアイスダンス界なのですが、
それでもロシアのアイスダンス、大好きですわ~。



Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE CAN
ケイトリン・ウィーバー&アンドルー・ポジェ カナダ
3年ぶり3回目のワールド。
SD7位 予選1位
リンクサイドのクリロワが美しいでござるよ。。。

「ムーランルージュ」の中から スパークリングダイアモンド、 カムワットメイ ロクサーヌのタンゴ

サーキュラー
ツイズル
コンビネーションスピン
ローテーショナルリフト 素晴らしい
カーブリフト
ストレートラインリフト
ダイアゴナルステップ
ローテーショナルリフト
追加のリフト

SBを大幅に更新

いやあ。なんつうか(涙)
東京の世界選手権に、(あ、2007年のほう)カナダ3番手として、オマケのようにくっついてきた時には、まさかこんなに素敵なカップルになるとは思いませんでしたよ。
そのときは「北米でこのポジションてのは、ワールドに出るためにはそうとう頑張らないといけないだろうなあ」と、同情というか心配しておりました。
1番手2番手さんはともかく(しかも1番手ってのは、マリ・パトが引退したら、数年はずっと揺らぎそうもないだろうというオーラを放ち始めたテッサ&スコットの指定席ってのが丸わかりだったからね)3番手さんというのは、ほんとに辛いお立場だと思うのですよ。

まあわたし、「ムーラン・ルージュ」が大好きなので、この世界に入り込みやすいってのもあるんですが(笑)
ツイズルも、決してほかの「お化けみたいにおっそろしいくらい上手い」カップルみたいなものではないのですが、そこはサクっと済ませちゃって(上手くごまかして)あとは彼らの持ち味を最大限に活かした素敵な作品に仕上げていましたね。
ケイトリンのゴージャスな雰囲気や、衣装やアクセサリーも、映画の雰囲気に近くて滑り出す前からちょっとワクワクしちゃいました。



フランス
Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT FRA
ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ フランス
相変らず素敵衣装でござるよ。。。

SD3位
「チャップリンメドレー」

カーブリフト
ダイアゴナルステップ
ツイズル
ストレートラインリフト
ローテーショナルリフト
サーキュラーの最初で転倒
カーブリフト
コンビネーションスピン

デダクション2


本当に残念でした。ツイズルでやらかしさえしなければ(そしてここ数年は安定していたからね)、もう絶対に大丈夫!と思っていたから、まさかあんなところで転ぶとは。
(藤森さん曰く、「いつもより、さらにカーブの入りが深すぎる」だとか)
しかもファビアンがああいう風に転んじゃったら、ナタリーも巻き込まれちゃうし。

ショートもフリーもこれ以上無いくらいの良作で、メダルは絶対いけるだろうと思っていたんですよね。メダリストとして、翌シーズンの「自国での世界選手権」に出たかっただろうし。

深みのある大人っぽい雰囲気で素晴らしい作品でした。

演技後のナタリーのがっかりした表情に切なくなりました。。。



Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV RUS
エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビヨフ ロシア
赤いドレスのカーチャと黒い衣装のドミトリー
2人ともシンプルですが、2人とも長身で見栄えがしますね。
SD5位
ユーロ2位

ツイズル ちょっと揃ってないですねー
カーブリフト
サーキュラー
男性がスタンブルしちゃいました
ストレートラインリフト
コンビネーションスピン
ダイアゴナルステップ
ローテーショナルリフト
ローテーショナルリフト

ちょっと力みがあったかもですが、なかなか良かったと思います。
いきなりトップが抜けてしまって、ロシアのエースになってしまった彼らですが、
がんばって欲しいですね~。
すごく上手いし、良いものを持っている二人だと思います。
(ええ、それはもう、ゴルブチの応援しながら、「ひゃー!ゴルブチ、やばい!!!あのコたち、とんでもなく上手いじゃん!!!!」と思いましたからね、カーチャとソロビヨフくんを初めて見た時・苦笑)

Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI USA
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ アメリカ
SD4位
初出場
16歳&20歳


コンビネーションスピン
サーキュラー
カーブリフト、続けてローテーショナルリフト
ツイズル
ストレートラインリフト
ダイアゴナルステップ
ローテーショナルリフト

SB更新

メダル確定にびっくりのマイアでした。

ほわー。なんというか、上手いというよりなにより、2人のユニゾンが、美しすぎますよ。

ワタクシ、アイスダンスは、こう、ねっとり迫力系(望むべくは姐さんと、とびきりいい味出してるオッサンの組合せ。胡散臭ければなおよろしい)若しくは「なんちゃってソ連な東欧系」(そのタイプはペアのほうがより、好き)が好きなのですけども、

もう、こっちが恥ずかしくなるような、清らかですがすがしい、爽やかで健康的で初々しい人たち

みんなの共有財産というか、あの人(たち)は別だよね、、みたいな存在。

なんか、文句つけちゃいけないような雰囲気すらあるような、、、

昔で言うのならジャネット・リンなのでしょうか?
最近だとジェフみたいな。
(ワタクシは世代的にはジャネット・リンは映像でしか知るすべがないですし、
何故か彼女よりもその前の世代のペギー・フレミングのほうが、プロ時代の映像など何度も観ていて、「いやー、こりゃー、スケーティングがとんでもなく上手いわ・・・・」と脱帽なんですけども。)




Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN
テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア カナダ
「ラテンメドレー」
21歳&23歳

ツイズル
ダイアゴナルステップ
ローテーショナルリフト
ストレートラインリフト
カーブリフト
サーキュラーステップ
コンビネーションスピン
ローテーショナルリフト
追加のステップ


ややー、ほんとにこれが最初で最後のお披露目なのですか、勿体無や。。。。。
テッサがまだ身体が戻りきれていないのですが、それがかえってラテンダンスの迫力あるパンチのきいたボディラインになっていて良かったですね。
後半はちょっとスタミナ切れっぽいところもあったかもですが、
素晴らしいラテンでした。

うひょー!かっちょええ!生で観たかったなあ。
来季のラテンが楽しみだよ!

五輪の後だから、こういうのもやってくれたと思うのよねー。

叙情性のあるプログラムが、彼らの最大の武器だろうし、ファンもそれを観たいってのもあると思うのですが。
そして、そういうのを観ると「やっぱりこの2人はコレだよな~」とうっとりしちゃうんですけどもね。
ですが。。。。。

まあ、ぶっちゃけ、そのですねー。
さすがに、ずっとこの路線ばっかってのも、スケオタ的には、、、、

おなかいっぱいって言いますか(笑)

彼ら、シニアデビューのときから(というかジュニアのときから・汗)
このスタイル完成されてたっていうか、すごかったし。
(そして、毎回「ほわー、すごいわー」となってしまうのですが・笑)

どうしても五輪などのビッグイベントでは、感動的な叙情的な作品だったり、
ファンが欲しているものになりがちですけれどもね。

「この人のコレを観たい!」というのがあるというのは、とても幸せなことだと思うのですよ。
そんなふうに思ってもらえる、人々の記憶に残るスケーターになるのは、あらゆる選手の夢ですもの。

スケーターのアマチュア人生というのは決して長くはないので、
できればいろいろなプログラムを滑って欲しいんですよね。
ことにそれをこなせるだけの実力のあるチームにはね。


エキシビナンバーなどでのノリノリなプログラムや
コンパルソリーなんかの「そんなにゴールデンワルツは(彼らとしては)良くないなー」なんてのを今まで観てきて、彼らはマンボやサンバみたいなもののほうがあってるんじゃないかしらね~、なんて思っていたので、今季のラテンナンバーはとても観ていて面白かったです。

とにかくいろんなジャンルを観たいです。
これだけ滑れるカップルなんだからさー。

お得意路線は、4年に一度とか、アイスショーでいいのよー、(←ゴメンなさい・笑)
でもさ、プロのスケーターや、バレリーナ、ダンサーならね、公演ごとに色々やれるけれども、
アマチュア選手、花の命は短いですから。。。





Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA
メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト アメリカ
24歳&23歳
タンゴ

ストレートラインリフト
サーキュラーステップ
ツイズル
カーブリフト
スピン
ローテーショナルリフト
ダイアゴナルステップ
ローテーショナルリフト
追加のステップ

素晴らしかったですね。
ステップに徹したのも良かったと思います。
彼らの場合、何か物語を演じるよりも、ステップに徹したほうがわたしは好きです。
まあ、こればっかりは好みなんだろうけども。
(この2人でふんわりとした甘やかでしっとりとしたナンバーとかって、逆にどんなものなのかな~、なんて興味もありますが)
あとはポルカとか観てみたいなぁ。



とりあえず。
来季はもちっとユーロ勢にも頑張ってほしいです。

そして、ユーロでもロシアでも四大陸勢でも、誰でもいいです!
濃厚な大人なラテンを!!!!


まー、理想としましては、
男性は外見はマウリで中身はバーバラ(もちろんフーザル・ポリのバーバラさんですよ)、
胡散臭さとしてはマシモとかシャバリンとかベンジャミンのエッセンスを加味、、、、で、適度にオッサンだとグーですなー。
女性は美しく輝いていればオッケーです。
しかし姐さん度はある程度ほしい。
アニシナとかバーバラとかスザンナ・ラハカモとかアルベナとかシェイリーンとかみたいな。
特にバーバラやシェイみたいに、転んだ片割れを滑って踊りながら引っ張りあげるくらいのパワーと迫力が欲しいですなー。
しかしながら、若くて美しかったクリロワ&汗だくで壊れたように踊りまくっていたフョードロフみたいな、ああいうスポーティーなチャチャチャも素敵ですよねぇ。

ファイエラ&スカリの現役続行には大いに期待したいところなのと、
飄々としていつつ、後姿でもラテンを大いに語っていたモイアくんのさらなる濃厚っぷりが楽しみです。テッサちゃんには、体重をベストに戻すのはいいけども、適度なボリュームは保ってくれるといいなあー、なんて思っちゃいます。

ゴルブチさんたちは、はてさてどうなりますやら、なんですけども、
ブチコフくんがどんなふうにはじけてくれるかちょっと期待よん。トカチェンコくんも楽しみだよなー。

にゃはははー、やっぱりダンスは楽しいな~。
ヤナ姐さんやノラ姐さんのサンバとか、めっちゃ楽しみなんだけども。
絶対にすごくはまると思うんだよね。
(そもそもヤナの出ている試合を観られるかどうかわからないんですけども)


とりあえず、ベテラン勢ならともかく、これ以上若いカップルの引退やら解散やらのお話は聞きたくないですねー。








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こんなクマは嫌~


巷に溢れるかわいらしいクマグッズ

この人とか
この人
この人とか、、、

と思ったら、ジャッキーのサイトで佳菜子ちゃんのインタビューを発見(笑)


ほかにもたくさん可愛いクマさんはいるけれども。

こんなクマは絶対いや~!!!!!ってのがアレですよ、アレ。
目の下に出来る「くま」ってやつ。。。。


このところ、ラストまで店にいる勤務が続いていて、なんだか身体がすごくだるくってね~。
(今月は早朝が少なくて切ないわ!でも下旬は早朝勤務が多くなるから、それまで我慢!)


家事やってたころに比べたら、全然楽なはずだし、睡眠もきちんととってると思うのですが、

これって、やっぱ、トシ?

それにしてもこのところ、ほんとに、疲れちゃってて、
一昨日は、出勤前に「栄養ドリンク」なんぞを飲んでしまったよ!
(だって、目の下にくっきりクマができてたんだもん!!!!!ひー!!!!)

たしか薬箱に入っているはずだよな~、と思って見てみたら、けっこうたまってた。。。

うちの人間、基本的に、、、、ちょっとひ弱な母親以外は、頑丈・鈍感・健康に出来ているから、
この手の「滋養強壮剤」みたいなものに、縁がないんですよね。

家庭用常備薬として、富山の薬売り、じゃないですけども(でも本社は富山だった!)訪問販売の薬屋さんが定期的に来るので、薬箱をチェックしてもらって、減った薬を補充してもらっています。
たいてい減ってるのは頭痛薬と風邪薬と絆創膏なんですけどね。


昨日も出勤前にちらりと「飲もうかなー」と思いましたが、昨日はクマはなかったし、
こういう栄ドリを頻繁に飲むのはなんだか体に悪いよなー、と思ってやめといた。

出勤したら、わたしとレジを交代する女の子に
「○○さん、なんだか、顔が疲れていますよ」と言われてしまって、
「うーん。。。なんだか最近疲れがとれないんだよねー。。。」と苦笑い。

そしたら、その子、早上がりだったのですが、リポD買ってきてくれた(涙)
ああああ、ありがとう。。。。。。。。。

あうあう。すまないねえ。


まー、たぶん、わたし、、、、めっちゃ朝型人間だもんで、遅番が入ってくると、リズムが崩れちゃうんですよね。
遅番でも、一旦3:30に起きちゃうってのも良くないんだと思う。
そこから「もっと寝なくちゃもっと寝なくちゃ、もっと寝なくちゃ身体がもたない!!」なんてやってるからいけないと思うんだわー。


昔は、徹夜して本を読んでもくまなんてできなかったのにさ。

あ、でも、スケート観戦して、特に試合最終日なんかになると、けっこうゾンビ状態なんだけども気分はハイだから全然気づいていなくてねー、
そんで、地元に戻って来ると、もっのすごい疲れているんですよねー。
駅とかで、鏡に映った自分の顔の凄さったら!クマはあるは、げっそりしてるし、躁状態から現実に戻ってきて、なんだか虚脱状態「人間辞めますか?」ってな感じですもの。(←年がら年中『躁』だと言われているけれども)
こんな顔でリンクやホテルにいたんだ・・・・
といつも愕然とするのでした。
(でも一年後には同じことをやってるんだな、これが)









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