今年の初和裁として縫い始めた会津木綿のきもの。
出来上がりました
たまたま刺繍が載っていたので開いた「七緒」は
木綿特集でした。
雑誌を眺めていたら、
「上級者のための木綿の着物案内」に、
面白い記事が載っていました。
木綿のきものの裏に絹の裏を付けるアイデアです。
木綿のきものは、裾捌きがよろしくない。
そこで「絹の裏地を張り巡らす」のだそうです。
でも、木綿のいいところは汚れたらさっさと洗えること。
絹の裏地を付けたら洗えないではないか、
という疑問を本誌では、
「しわ加工風にして何度も水洗いし、
自宅で洗えるようにした」とのことです
なるほど、と早速マネをしてみました。
絹は洗うとかなり縮むと思われがちです。
何度か試したことがありますが、
お召しなどは別にして結構縮まないものです。
お召は半分になってしまいましたが
八掛のようではなく、あくまで裏地としてつける、とあります。
「七緒」(プレジデント社・2005年11月発行)より
こちらは、平織の古い羽裏を何度も水で洗い
(最初より5~7ミリくらいしか縮みませんでした)、
乾かしたものを付けていきました。
で、出来上がったのがこちらです。
実際に着てみると、ちらちらと見える生地が
八掛のようでいい感じ?
型染めの帯と合わせてみました
裾捌きはいいような気もしますが、
長い時間歩くと絹と木綿という素材のちがいは、
静電気を起こすかもしれません。
お出かけしてみないと、これはわかりませんね。
そして洗ったとき、絹と木綿はどのような具合になっているのか。
これも合わせて試してみます。
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