きもの熱にかかっていた時には、
カーテンを見ても、絨毯をみても、
暖簾から洋服に至るまで、
とにかく何を見ても、
「これ、帯にできないものかしらん」と
頭の中はキモノでいっぱい。
その結果、わが家にはいつか帯にと
集めた更紗やイカットなどの布が
一番幅をきかしています。
洋服やら家具やらは、始末できても
このキモノ関係は、なかなかお片付け
できましぇーん。
箪笥や戸棚に仕舞っておくだけで、
これが結構かさばる~~。
そこで考えたのは、これらを
新しいおうちに活用することです。
家のなかでもっとも布を使うところといえば窓、
カーテンですな。
一軒家には、とにかく窓が多い。
東西南北、開けるところは全部開けてあります。
これすべてにカーテン、となると予算もかかるし、
まず息苦しいなあ~~、なんて考えていたところ、
有元葉子さんは、「カーテンを使わない」そうです。
「狭い日本の家にカーテンは必要ない」
まっ、それぞれのお家事情もありましょう、
カーテンはインテリアだけではなく、
外の目からおうちのなかを隠していることもあるわけで。
私も実はカーテンあまり好きではないの。
前のマンションでも、目の前に広がる公園の緑を
カーテンで隠すなんてモッタイナイと思っていました。
第一、重苦しい~~。
で、今度の家、カーテンはとりあえずレースのみ。
でも、それだけでは味気ないなあと、ふと
キモノグッズを使ってみました。
失敗した帯やもう着用しないだろう帯の
片割れをかけてみます。
これはイカット。
これは窓ではないけど、
まだ開放していない段ボール隠し(汗)
これならすぐに取り換えられる、止められる。
お試し中。
成功例は、駕籠バッグ使い。
台所にきもの用に使っていたり、
買い集めた駕籠を再利用。
処分しなくてよかったわ。
よく紹介される手法だけど、
これが便利。
布巾を入れたり、珈琲豆、乾物類など
色のうるさいものはすべて駕籠収納。
取り出すときには、手で持って。
ついでにその場所が汚れていたら、
すぐにきれいにできる
これは自作の二部式夏帯のお太鼓部分。
トイレに敷いたわ
エレガントなきもの用ビーズショールも窓辺に。
こんな非実用的なショール、
使わない~~。
捨てるどころかすっかり忘れてたわ。
でもちょっと気分が変わる。
ショールにはアイロン掛けてね、ハハ。
まっ、訪れる人の意見聞きつつ、
捨てる前に転用できないか考えてもいいかも。
それでもまだまだキモノグッズあるから、
ほかの転用法も考えてみようっと。
カーテン代浮かせて、きもの買おうか、
ハイ。