桜散る、葉桜の季節になりました。
満開の桜より、葉桜のほうが落ち着く
年齢になりました。
いえ、単に花粉の飛ぶ量が少なく
なるからなんですけどね。
美しい葉桜
風に舞う花びらをみると思い出すのは、
「散る桜残る桜も散る桜」
という歌です。
良寛さまの言葉だそうです。
「今どんなに美しく綺麗に咲いている桜でも
いつかは必ず散る」
人は必ず老い、いずれ死ぬ」という意味だそうです。
そりゃそうですよね。
だからこそ若さとか美しさって
貴重なわけで。
しかし、紫苑も、葉桜ならぬ姥桜(うばさくら)の季節。
改めてこの言葉を調べてみると、な、なんと
「もとは、年をとっても妖艶な女性をさしていたが~~」
うんうん、なるほど、
「現代では姥のほうに重点が置かれ、年甲斐もなく
若作りをしている女性」のことなんだって!!
うーん、前にいわれたな、
「紫苑の若作り」って。
そんな姥桜ならぬ葉桜コーディです。
単衣千円プチプラ紬
「国分寺殿ヶ谷公園で~~」→このときと同じ
木綿の更紗帯。
渋ピンクで桜を表して。
帯締めは若草とオレンジ。
お太鼓は銀座結び
ふっくら銀座結びが好き。
おうちのなかでの撮影場所を探して~~。
光とかあるから、なかなか適切な場所がないのよ。
熊本では地震。
他人事ではない、日本は地震の国。
「明日ありと思う心の仇桜~~」
お見舞い申し上げます。