もう終わったと思ったら、また起きる。
熊本では何度も余震が続き、
これは心理的にも不安は大きくなるばかりですね。
熊本につづきエクアドルでも地震。
心からお見舞い申し上げます。
あちこちで大地が揺れています。
マンションから一軒家に越すとき、
地震の怖さがありました。
関東は70年以内に
30年以内に70%の確率で
地震が起きるそうです。
先の東北大地震のときには、
わが家はほとんぼ被害なし。
小物入れの引き出しが出てきて壊れたくらい。
しかし、一軒家ではそうもいきません。
地震起きたら、どうなることか~~。
一応基礎工事はしてあるのですがね。
引越しの手続きで役所に行ったら
それぞれの地区ごとに、その土地の特徴を
記した冊子がありました。
震度6で、この土地の倒壊度やら建物焼失数、
液状化などの可能性の被害想定が
記してあります。
ちなみに震度6とは、
這わないと歩けない。
固定してない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
耐震性の低い木造住宅は傾くものや倒れるものが多くなる。
地割れや大規模な地滑りが発生することがある。
街ごとだから丁寧だよね。
まさに「いまそこにある危機」
危機感抱かないとね。
危ないのと狭いのとで、
引越しのとき大型家具はほとんど始末。
それでも収納の手前、手放せなかった
ガラス付きの本棚には、
震度7でもOKという家具倒壊を防ぐ
グッズを使いました。
テレビやステレオの下にも~~、
粘着タイプで固定。
ステレオのスピーカーは壁に付けたほうが
部屋中に響いて音的にはいいのですが、
落ちたら怖いので、
そのまま並べておきます。
額装は部屋の雰囲気が重くなって
小さな家にはそぐわない、
落ちるとアブナイのでこれもやめました。
このところ、若い頃に読んだ古典と言われるものを、
文庫本に目が耐ええるうちにと再読しているのですが、
たまたま読んでいた本がカミュの「ペスト」
このなかに災害は実際に自分の身に起きるまでは、
「自分だけは安心だと多くの人は思っている」との
一節があるんですね。
本当にその通りだと思いました。
被害に遭っていない人がやるべきことは
万全の対策を、といいたいところだけど、
どこまでが「万全」なのかこれはムツカシイ。
とにかく日常の自分の仕事、やるべきことを
淡々と続ける~~。
これはどんなときにも言えますね。
どんな防災グッズも気休め~~。
家が倒壊したらオシマイ。
30年以内に70%
というところが怖いです。
30年後かも、
あるいは明日かもしれませんもの~~。