今は亡き作家向田邦子さんの小説に
「花の名前」というのがありました。
確か、このなかに入ってた。
仕事ひとすじで生きてきた男が
お花に詳しい女性とお見合い!!
その女性へのプロポーズの言葉は、
「僕は花の名前を覚える余裕もなく
仕事ひとすじで生きてきました。
これからは花の名前をあなたに教えてもらいたい」と
両手をついて申し込む。
結婚して男は花の名前を知り、
重役の奥様との席で花の名前を
口にして、めでたく出世。
何年か経ち、その夫に愛人がいるとわかり、
女性の名前は「つわこ」と知る。
ツワブキのつわこ?
秋の花、らしい。借り写真です。
花の名前を知らなかった夫なのに、
「君は名前通りツワブキの花に似ているね」
なんて口説いたのだろうか、とその皮肉に
苦い思いを味わうとか、そんな話。
(遠い昔に読んだので、少し違っているかも)
植物園の花や近くに咲いている花を愛でながら
思ったのは、
ワタシも花の名前を知らないなあ(涙)ということ。
子どものときは、庭に花が咲いていたけど、
薔薇、百合、すみれと基本?の花しか
憶えていない。
何度かガーデニングに挑戦したこともあるけど、
結果は無残なもの。
きものを着るようになって、お茶に行き、
興味持ち始めたけど、
それでもまだ知らない名前ばかりです。
知るのに遅いはない~~、少しは覚えたい。
ご指摘受けました。
これはモチノキではなく、木の下に咲いている
花だそうです。
霧島つつじ、と記してあった。
けど、ハナニラだそうです。
近所に咲いていたツリガネ草
これはスノーフレークですって。
これも近所の草原に。
子どもの頃、葉っぱのハート型が可愛くて
途中まで剥いで、鈴のように振って
遊んでいたナズナ。
これは正解、よかった。
思い出があるから好き
ということで、花の名前はこの年に
なっても知らない~~。
ご指摘ありがとうございました。
紫苑という花もあるのよ。
ワタシとは似ても似つかないけれど~。