どんなものかと美容襟を作ってみました。
きもの着始めたころに、試したことありますが、
当時はとても使いこなせなかった。
すぐに自分で作れそうなので、自作。
出来上がった仕立て襟。
衿芯は、市販の一番厚い接着芯を使用。
これ、仕立て襟作りに大活躍!
麻布に足し布をつけて普通の半襟を作ります。
右端の違う布は足し布。
足し布は襟が緩んだときに、
ひっぱってキリリと直すためのものです。
布を半分に折って、
ここに硬め接着芯を襟芯の代わりにいれて、
これを布で巻いてアイロンをかけます。
接着芯なのでアイロンかけると布につきます、
後ろに衣紋抜きを付けます。
60センチくらいと長めに。
これも襟が上にあがってきたとき、
着物の下からひっぱって衣紋を抜くためです。
そのためには、ウエストより下にないとね。
襟からおおよそ15~~18センチくらいの
ところにコーリンベルトを付けます。
これはきれいで楽に付けるためです。
まずは、タンクトップの上に着用してみます。
襟の下にタンクトップ。
お見苦しいとは思いますが。
この上に白木綿絣を着用。
安定しない~。
着物を着るとき、着物の襟が
美容襟にかかるとすぐに崩れる。
動かなければいいけど。
しかし、美容襟のこういう使い方、
邪道なんですね。
これは着物展示会などのときに、
着物を試着するときにするやり方。
美容襟は襦袢に縫い付けて使うのだとか。
興味のある方はこちらのユーチューブを。
安定しないので、
次は半襦袢に縫い付ける。
このとき、襦袢に内側だけを縫い、
外側の衣紋抜きがついている方は、
衣紋抜きの両端だけを縫い留めるそうです。
興味のある方はユーチューブを見てね。
で、着用。
後ろ襟が歪んでいるけど、
これはあとで修正。
前と変わらないけど、着心地は
こちらのほうがいい。
襦袢の肌さわりがいい。
で、次は猫千鳥さんの
ワンピース襦袢のスカートはなく、
上の部分に仕立て襟を縫い付けました。
使ったのは、
前に補正用に作った下着。
補正と仕立て襟使いが同時に
できる優れもの??
背中の繰りが大きいけど、
そのまま付けま~~す。
やはり内側だけ縫い留めて、後ろは
衣紋抜きの両端を留めるだけ。
うん、これはいいかも。
これにうそつき袖を付けたら、
袖引っ張れるしね。
それに半襦袢の襟の部分がないので、
それだけ軽い、暑苦しくない
猫千鳥さん、
これはいいかも!
木綿絣に麻二部式帯。
半襟に使ったのは、この帯の余り布です。
というわけで、
きものに興味のない人には
まったく不要の情報ではありますが、
まだまだ仕立て襟作りは続きます。
この際、襦袢と襟について
いろいろ試してみたい。
次はこの布を使って、
また別のタイプの襟を作ってみる~~。
同じような写真が多いね。
着心地は写真では表せないから。
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