ファッションは結局のところ、
「人にどう見られたいか」を自分で演出することだと
思いますが、きものとて同じ。
対照的な二人の本を読みました。
「きもの YOKOMORI流スタイル」(主婦の友社)
「シンプルきもの」(文藝春秋)
ご存知、ファッションデザイナー・横森美奈子さんと
日本刺繍作家三原桂子さんです。
横森さんは、雑誌などで「気軽なきもの」を提唱。
オークションで安くゲットしたものを
自分流に着こなしています。
ファッション関係の人だけあって、
その着こなしは人気がありますね。
一方の三原さんは、きもの着始めた頃
確か「クロワッサン」でこの方の
着姿を拝見、
「わあ、シブい!!」と思った覚えがあります。
まずは横森さんの本から。
この本がこれまでのきもの本と違うのは、
買ったときのお値段が書いてあること。
きものへの高い敷居をクリアすべく、
「洋服感覚の値段で、遺すことを考えずに
どんどん新陳代謝」
この辺りは紫苑と同じ?
「プチプラ」派(とは言っても~~)ではありますが、
安くゲットしても、仕立て直したりするところは
さすがセレブ?
きものが安い分、「演出には凝る」そうで、
パーティなどには着付けを頼む、
タクシーで行き「あたふた感」は出さない。
などなど、きものの後先にお金を遣う派。
そんな部分を除けば、私らにも
もちろん通用する工夫がいっぱい。
「小顔に見せるには」とか
「太って見えるのはどっち」とかで、
いろいろ工夫を。
「見える部分の手抜きはしないけど、
見えない部分はこう~~」と
襦袢を紹介。
これがすごいというか。
「透けないきものなら、これでOK」。
でも残念ながら「透けるきもの」のことは
書いてない~~。
帯に関しても、もちろん、
好きな布を使って二部式、とかね。
「きものは遺すもの」とか考えず、
洋服と同じように?どんどんチェンジ。
だから「処分するのも楽」
季節柄もつけない、となれば、
それこそ気軽に楽しめる、という具合。
「小金持ちのマダムのきもの道楽とは
思われたくない」と、
「色を楽しむ」のが彼女流。
で、もう一方の三原さんは~~。
書ききれないので次に~~。
すぐにアップしますね。
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今までとは違うPCを見つけると、世界がぱっと開いたようでうれしいですね。私の場合は、朱鷺色というか薄いピンクでしょうか。しかしこれが洋服だと似合わない~~、なぜでしょうかね。きものの楽しみは、半襟をいろいろ楽しめることも大きいと思います。
『YOKOMORI流スタイル』私も大いに参考にさせて頂いております。
華やかで都会的なヘアスタイルやお顔立ちでいらっしゃればこそお似合いのコーデの数々…すべて真似るのは無理ですが、すぐにチャレンジしたのは ターコイズの半襟。これっと思う色をさがすのは苦労しましたが、これが中々のヒットでした!(自画自賛(#^.^#)(笑)) 今はコーラルピンクを物色中です。
石田節子さんや秋月洋子さんの本も良く読みますが、色合わせ、小物使い…魔法の様。
そういう意味では 紫苑様も魔女ですね♡