東京はとにかく蒸し暑いです。
湿気が身体にまつわりついてきます。
ときめきお片付け、続いています。
昨日は、帯の数を数えてみました。
70本!
プロでもないのに!
まずは、
これだけは、というお気に入りを
別にしておきます。
これは死ぬまで取っておいて(タブン)
あとは始末してもらう、予定~~。
押し入れ、空っぽになりました。
横の桐の箱は重くて~~。
中に入れるものは、特にない。
下段は未整理。
あるはない、
ないはある
私は、この人生!において、
本と着物関係以外には
持っていないのです。
下の写真はビフォア。
これでも少し整理したあとです。
だから、
着物関係を入れないと
入れるモノはない、のです。
あるはない、
ないはある、
こんなマザーグースのような、
あるいは禅問答のような言葉に
出会ったのは、
最近見つけた
佐治晴夫さんの書籍から。
「宇宙のカケラ」(毎日出版社)
副題に「物理学者、般若心経を語る」とあります。
物理学者の佐治さんが、
宇宙的な視野で
詩や死、自分、他人を語ったものです。
正直言って、
よくわからないことが多いです(汗)。
「それでも宇宙は美しい!(春秋社)
~~科学者の心が星の詩にであうとき」
ときどき宇宙をイメージ、
それだけで心は穏やかに。
執着だらけのワタクシですが、
それでも、
生命は、遠い昔たった一つの
同じ物質からできたのだから、
自分も他人も植物も、皆同じ、
というのはわかるような気がします。
そして自分のなかに宇宙を抱えていることも。
だから、
死ぬというのは宇宙に帰ること。
いきなりですが、
豚肉のポン酢梅肉ソース絡めです。
ポン酢に少し片栗粉を加えてレンジに。
さっぱりで簡単で美味。
先の筑前煮の残り野菜にじゃがいもと肉を
足して肉じゃがとけんちん汁を作りました。
前は鮭で食べたので今回はお肉です。
おいしい宇宙を、
身体に取り込みましょうか。
宇宙に戻る、といえば、
「千の風になって」を思い出しますね。
「~私のお墓の前で泣かないでください。
千の風になって、
あの大きな空を吹き渡っています」
佐治さんの本は
理解できない個所もありますが、
納得する箇所も多く、
たとえば、
人は言葉より、
音で相手を理解しようとする。
これは、孫をみているとよくわかります。
言葉よりも、
イントネーションや表情で、
「この人は怒っているんだな。
嬉しいんだな」と判断しています。
大人の言葉のなかで、
繰り返し発するのはリズムに乗った
イントネーションですね。
「~~感情の機微は言葉よりも
声のなかにより多く存在する」
(佐治様)
私の言葉が、子供たちに
届かなかったはずだわ(泣)
そこは熱いよと言っても知らん顔だけど、
「アッちっち!」というと大笑いする孫。
で、
ないはある、
あるはない、
というのはまさに禅の言葉。
~あることと
ないことが
まぶしいようにぴったりだ。
これはまどみちおさんの詩の一節。
で、ときめき着物、
ときどき、なにもない空間を
イメージします。
ああ、気持ちいい!
でも、
あることと
ないことが同じなら、
あってもいいんじゃない~~、
と、いまだに悟りきれないワタシ(汗)
こんな風にあるとないの間で
遊んでいるうちに
日は暮れてゆくのでした。
それもまた楽し~~。
一生モノの本です、佐治さま。
わからないことの素晴らしさ。
最後までありがとうございます。
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よろしくお願いします。
宇宙からポン酢梅肉ソース絡めの
お話に難なく至り、ステキです🤗
自在に生きてらして、羨ましいです🤗
すてきなネーミングです。この名前、好きで、ブログ名に考えたことあります。それにしても「自在」、いい言葉です。自分の意のまま、思うがまま、やはり、そうなんですね、私(笑)子供からすると、ここが問題、わがまま、なのですが~~。やはり自在にいくことにします。
ありがとうございます。言葉の意味を改めて考えなおすことができました。