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「善く死ぬための身体論」~~元気で死ぬためには

2019-09-10 21:38:51 | きものの本&本

 

内田樹氏の書籍にハマっています。

何年か前にも何か読んだはずなのですが、

「日本霊性論」だったかな。

占いとかカルトとか、そういったことに興味があって

読んだ、ハズですが、

大方忘れた。

最近、この方の一冊をたまたま読んで、

おお、と深く納得して

連続して読んでいます。

ある程度人生経験積まないと、

難しい哲学は身体に沁みこんでいかない、そうです。

もうちょっと早くにおお、と感じたかった。



レビナスというフランスの哲学者に傾倒、

彼の論理を身体ごと理解しようと

というか、このままでは自分はいつか

ダメになると合気道を。


とにかく頭ではなく、

身体でものごとを理解しようとする、

その在り方が興味深くて。

私自身、カンとか第六感とか、霊性とか

信じるし、

行きたいほう、好きなモノに身体が

動くほうだから。

それを理詰めで語ってくれるので

もうドはまり。

 

で、手始めは、

「善く死ぬための身体論」(集英社新書)

ヨガの成瀬雅春氏との対談ですね。

 

「善く死ぬ」とはつまり「善く生きる」

元気に機嫌よく生きる、ことですね。

死の間際まで元気で、ある日バタリと逝く。

「ピンピンコロリ」ですね。

そのためには身体を鋭敏にして、

潜在能力を開花させる~~。

そのためには、日々、五感を鍛えながら

生きる~~。

早速ヨガをまた始めました。

影響受けすぎ。

 

対談相手の成瀬先生は、小さい頃から

何もなくても自分の身体で遊んでいたそうです。

いや、こんな風にすればこんな風になるな、

とか自分の身体って確かに面白い~~、

体調が悪いときほど、

身体に注意を向けるよね。

 

着物だって、身体の動きに敏感になるツール。

「着付けは引き寄せの効果的なレッスンだった」

 

成瀬先生は、

「呼吸の基本は吐くこと」

たとえば、危険に遭遇すると人は

「息をのむ」

生まれてくる赤ん坊は

「息を吐く」


だから、困ったことがあると

尻の穴をしっかり締めて息を吐く」と

落ち着くんだって。


二人の意見の違いも興味深くて、

「人は死んだらおしまい」という

成瀬先生に対し、

内田氏は、

「いや、その人は死んでも、

残った人は

彼なら、こんなときどうするだろう、

どう考えるだろうと

その人の考えや行動を内面化している。

だから人は死んでも生きている」


そこまで自分のなかに取り入れる存在を

持っている人はシアワセですね。

いや、無意識に取り入れているよね。


実在の人ではなく、好きな作家とかでもね。

で、成瀬先生、

輪廻転生はしないのが不死だ」と

仰っています。

ヒンズー教の考えで、

「生まれ変わりたくない。

また生まれてくると

また死ななきゃいけないから」

なるほど。

私が「輪廻転生」で不思議に思うのは、

前世ではこうだったと言われるときの

「前世」ってだいたい、

今の自分よりリッパなケースが多い。

ということは、

「前世はあるか? 森下典子さんの前世のお話」


「現在の私」は前世がよくまみれであまり

いいことしなかったから、この程度?

って思うとガッカリ。


次の「わたし」だって、たいしたことないなと

想像がつく。

だったら確かに輪廻転生したくない>

もう生まれ変わらなくていい。


で、「善く死ぬため」の生命力を高める

ベストな方法は

いつも上機嫌でいること、だそう。

上機嫌でいられないから苦労してんだよ、

と思ったあなた、

ではどうすれば常に上機嫌でいられるか、

内田センセの本をちょっとだけでいいから

覗いてみましょう。

ヒントは、

「嫌なことが起きても、これは成長するための

材料だと捉えること」

ヒントじゃなかったね。

成長しなくてもいいから、嫌なことは

起きてほしくないと思うあなた、

それに関してはまた~~、

私も、どんどん読んでいるから、

その片鱗なりともわかるかも。

乞うご期待??

というわけで、

いつも応援ポチ

ありがとうございました。

励みになっております。


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