飛鳥山にある「紙の博物館」のイベント
「紙布~~桜井貞子作品展」に行ってきました。
衣紋、抜きすぎた
そっちですか、
紙布とは、文字通り「紙を織って作った布」
宮城県は白石で作られていた布ですが、
作る人がいなくなり絶滅。
それを桜井さんという染色家が
復活させたそうです。
撮影可だから、どんどん撮ったわ。
見本の布。
う、うつくしい~~。
ある資料で、その存在を知り、
教えを乞うため白石を訪ねたものの、
「白石の人間じゃないと協力できない」と
言われ、伝手を辿りようやく文献を
借りることができた桜井さん。
それを読みながら何年も試行錯誤。
ようやく切れない糸ができたとか。
織り上げた布は、ものすごく丈夫で、
最初に織った布を、毎日着て毎日洗濯、
それでも大丈夫でした、とようやく本格的な
制作を始めたとか。
う~~ん、紫苑の試行錯誤とはレベルが違うね。
爪の垢でも煎じて飲みたい、いやいや。
紙の糸に木綿や麻、絹の糸を混ぜて織っていく~~。
もう向こう側が透けてて、とても美しい。
藍染の絣。
紅型染め。
ほしい、ほしい、全部ほしい~~。
私も一枚だけ持っているんですよ、
「紙の帯」ってなに?と
好奇心でゲットしたの。
そんな欲張りな紫苑の
その日のコーデは、
抹茶色白山紬に絞りの単衣。
紬の紅型。
単衣でも暑い、暑い。
群青色漢方染め帯揚げ&鳥の帯どめ。
飛鳥山は撮影場所がいっぱいよ。
でもお天気よすぎて
どこもかしこもハレーション起こしてしまう。
久しぶりにお出かけした気がする。
というわけで、
いつも応援ポチ
ありがとうございます。
水がかかっても大丈夫なんでしょうか?
人間って、日本人って凄いなぁ。
薄緑の着物にこの帯ぴったり。でも暑いのですか。
私はここの所長襦袢着た時点で汗をかくので単衣の着物出さなきゃと思いながら季節の変わり目で例年の如く体調悪くなってさぼっています。
ウールの着物も洗わなきゃやっぱりヤバいですね。汗かいてないと思うんだけど(-_-;)
紙布は一年毎日洗濯してそれでも破れなかったそうです。水に強いといっても、じゃぶじゃぶ洗う気になれませんよね。きものになると。薄くて透き通っているんですもの。
季節の変わり目、体調崩されたのですね。どうかご自愛ください。