散歩が好きです。
お出かけも好きです。
お出かけして、散歩して帰る途中、
早くおうちに帰りたいとときめいて
しまいます。
短時間のお出かけしたときには、
玄関の扉を開けると、
出がけに淹れた珈琲の香りが
出迎えてくれることがあります。
作ったばかりのジャムの匂いも。
ああ、嬉しい。
それぞれの家には、
それぞれ特有の匂いがあるように思います。
絵の好きな人の家はテレピン油?
スイーツの好きな人は、甘い匂い。
料理の好きな人は、そのときどきに
作った料理の匂い。
匂いが嫌いと、
どんなの匂いもしないのも潔い。
味気ないお風呂ですがせめて檜の香りを。
一緒にいる人の匂いが気になるようになった、
と言った人がいました。
それは、もうだんだんに~~ね。
ほかの人にはどんなに嫌な匂いでも
その匂いが好きという人もいますしね。
わが家は和室に入ると、
アンティーク着物特有のあの匂いが。
私はその匂いが好きなんですが、
子どもたちは嫌だ、末香臭い、
といいます(笑)
匂いにかこつけて、別のことを言いたい、
のはわかってはいたのですが~~。
ときには家庭内争議も
ありましたよ。
娘は少しは理解してくれるようにはなったのですが、
息子は、いまだに…
芳香剤の匂いも香水も苦手ですが、
まったく使わないというほど
頑固でもありません。
家庭って、そこにいる人たち
それそれの匂いが混ざり合って、
その家特有の匂いを作りだしていますね。
おばあちゃんの匂い、赤ん坊の匂い、
働き盛りの男性の匂い、
若い人の匂い~~。
それぞれ、皆違います。
それらがブレンドされて
その家の匂いを作っていく~~。
それが好きな家族、
嫌いな家族~~。
わが家は、
一人暮らしでは、
そして狭いおうちでは、
すぐに
その匂いを満喫できます。
スイーツを食べたら、
着物を着たら~~、
速攻その匂いが。
混ざりもののない匂い~~。
これからどんな匂いになっていくのかな。
断捨離やお片付けって、
モノが持っている嫌な匂いを断つ、
捨てるってことでもあるんですね。
おうちの匂い、好きですか?
応援
ありがとうございます。