閉じこもり生活、とはいっても、
やはり出かけなくてはいけないことも
あります。
よいお天気だったので、
電車に乗るよりはと、
小一時間、歩いていきました。
途中の公園では少年たちが野球を、
ゴルフの打ちっぱなしでは
おじさま方がパターを振って。
見る限り、世はこともなし~~?
コロナ、緊急宣言どこ吹く風といった塩梅です。
しかし、この宣言も、
「各自治体で柔軟に対処」とか言って、
逃げ越し。
事が起きたら、
「柔軟に対処した」方々の責任だよ、
といった風情。

うっとおしいので、家にある一番
明るいセーターを身に付けていきました。

一番派手な?自作マフラーも巻いて。
帰りにスーパーに。
これがですね。
トマトやらほうれん草やらお肉やら
スイーツやら好き放題買って、
2千5百円くらい。
安い(嬉!)

土日に息子が来ていたときには
もうお肉にお魚に野菜にと、
なんでも放り込んでゲット。
一回で3千円以上~~?
変わらないじゃないかと
思うかもしれないけど。
それがあっという間になくなる。
いや、いいんですけどね。
愛する愚息のためだもの~~、はい。
ところが、ひとり暮らしになると、
一回の買い物で五日くらいは持つ。
ということは、月に1万二千円程度ってこと?
外食すると、これくらいのお金はすぐに
飛んでいきますから、
おうちご飯をきちんと作ると、
ほんと、お金はかからない。
ほうれん草のおしたしとか、
本当美味しいものね。

でも、お金って、
食べるためにかかるというより、
体裁、お付き合い、見栄~~と
いった外面を保つため、
世間体を保つために使うほうが
はるかに多いのですね。
いえ、それが悪いというわけではなく、
ワタクシとて着物などプチプラとはいえ、
子どもたちが敬遠するものに
お金使っていますから。

80年代頃に、「見栄講座」という本が
ベストセラーになっています。
これは実際の自分より、いかにしたら
数倍よく見せることができるか。
よく見せて異性にモテるかを
説いた本なんですね。
いかにもバブルの匂いがします。
目の付け所、いいなと思います。
「人はパンのみにて生きるにあらず」
はい、見栄や外面のために生きる方々の
なんと多いことか、
人のこと言えないぞ。
で、一人暮らしになると、
この外面や見栄がまったくとはいいませんが、
必要ない。
男の人って、いくつになっても、
これらを重要視するところある、
ような気がします。
男の人のこと、よく知りませんが...。
いえ、済みません。
女だって~~。
昔は、よく
「一人扶持より二人扶持」
つまり、
「一人で生活するより二人で生活する
ほうが安くつく」と言われたものです。
江戸時代じゃない~~?
扶持とは、武士が与えられた俸禄、
給料のことです。
今は、ひとり扶持のほうが安くつく~~。
二人だと、ついあれこれ買っちゃうからね。
どんな相手でも、
人がいれば、人はどこかで
いい恰好したがるんでしょうね。
いえ、いい恰好というより、
一緒にいる人に美味しいもの
食べてもらいたい、
喜んでもらいたいと、つい~~。
というわけで、
好きなモノいっぱい買っても、
食費が安いと喜ぶ紫苑でした。
あとは見栄を減らすだけだな。
無理せず、どのくらいで生活できるか
実験してみようかな。
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