閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

とんび

2011-11-06 08:09:24 | 閃き
出張の途中で単行本を買った

重松清の「とんび」だ

頑固だが一途で不器用な親父と、一人息子のお話だが

丁度、自分の時代とも重なって、やたらと泣ける

親父の立場と息子の立場の両方を知る男性ならば、きっと「うんうん、分かる」と頷いてしまうだろう

そう思う度に目が熱くなって、潤んでくるのだ


読みながら、もっと周りの人達にも、感謝しなくちゃとも思うようにもなった

人生は一人では無い、家族だけでも無い、周りの人達にも助けられて生きている、生かしてもらっているのだと改めて思う

昔はそうだったなぁ


妻に読ませようとしたら、「末娘から、ずっと前に読ませてもらったよ」と返ってきた

嗚呼、そうですか

ちょっと肩透かしをくらった感を味わいながら、心の中に大切に入れて置く事にした
コメント
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