閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

簡素化

2012-02-18 07:16:21 | 閃き
社内の方針発表の資料作成は毎年苦労する

誰かに任せる事も出来るが、こんなに楽しい事は譲れない

方針はこうで、取り組みはこれとこれです

でも良いのだが、折角与えられた機会なので日頃の想いを加えている


いつもの様に資料を作り終えて読み返した時、不満が残った

もっと簡素化して、解りやすくはならないか?と考えた

内容自体は変わらないのだから、表現の方法を変えてみようと思い立ち

早速、作業に取り掛かった

やってみると結構大変で、元来の凝り性もあって、手間取った

簡単な表現の中に含む言葉の意味を考えると、言葉を変えたいのだが

他には思いつかない、ボキャブラリーの無さを痛感する

言葉を削ってゆくと、補足資料が不足しているからと追加したりもした


一通りやり終えた時には、空が明るくなっていた


やり終えてみると俳句は究極の簡素化だと気付く


結局は表現方法を変えた程度で、量は余り減らなかった


只、面白い作業だった

想いは変わらないはずなのに、表現方法を変えてゆくと、想いとは違ったりする

それも自分の中から出てきた言葉で自分の想いだ

そんな気付きもあった


簡素は膨大なものの上に成り立っていた