閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

一票の格差

2013-03-25 19:44:56 | 閃き
広島高裁で先の衆議院選挙において一票の格差が大きいため広島1区2区は無効とする判決が出された

今までは無効判決ではなく無効状態として留めていたが、無効判決が出されるのは初めての事だ


今の選挙制度は小選挙区になり僅かな地域において議員が割り振られている

人口が多い都市部と過疎化が進む田舎では圧倒的に人口が違う

人口の大小で議員定数を変えれば、当然都市部の議員が増え、田舎の議員は減る

つまり、当選する議員に対する一票は公平になるが、地域でみれば不公平になる

多数決の原理で田舎の声など届く事は無くなると言って良いだろう

こうなっても憲法上、公平と言えるのだろうか?


人は勝手に転出転入して移動する

それによって人口が変われば議員定員を変更させなければならない

人口が変動して区割りが変われば選挙自体がおかしくなる


選挙で思い出して欲しいのは投票率だ

都会の投票率は極めて低いが田舎のそれは高い

住民の選挙に対する関心度が違っている

田舎の投票率95%よりも都会の投票率50%の票が多かったりする

どちらが民意を正しく反映していると言えるのか


一票の差よりも選挙のありかたを見直す方が良いように思うのだが…
コメント
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