閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

規制の壁

2013-08-21 20:27:15 | 閃き
ある会社が特殊な装置を開発することになった

世の中に無いその製造装置を開発するためには1つの規制をクリアする必要がある

そこで所轄署へ訪問して、開発する装置について説明した上で、規制に付いて伺ったそうだ


所轄の担当者は、法律を引っ張り出して読み上げ、必要な事項を羅列した

その会社の担当者は黙って、全てを聞いた上で

私どもは装置を使用して製造を行うのではなく、開発する事が仕事です

開発した装置が正常に稼働するかどうかを確かめる為に、テスト的に装置を稼働させることはあっても、連続して製造することは無い

又、期間も限られており、開発が終われば装置自体は無くなる

従って、規制の緩和をお願いしたい、と訴えた

しかし、所轄の担当者は法律には開発も製造も無く、該当する設備や条件を満たせば規制しなければならないと、はねつけた


もっともな話である

私は、その話しを聞いてそう思った


今回のケースの様な場合は緩和出来る要素をもっと明確にした上で、所轄の担当者が模索できる仕組みが必要である


現状を観る限り、まだまだ規制緩和は難しいが

選挙の掛け声に終わらない様に、取り組んで欲しいものだ
コメント
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