閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

原爆の日

2018-08-06 07:40:11 | 閃き
今年も暑い中であるが、この日を迎えた

73回目となる原爆の日である

毎年、この日を迎える度に、こういった悲劇は繰り返してはならないと強く思い返す

しかし、振り回され続けている日常では、正直頭の中に無い

薄れ行く過去の記憶は時間の経過と比例して行くし、過去の出来事としか受け止めていない世代には元々存在しないものであるのだろう

だからこそ、こういった日には日本国民全てが、見つめ直す機会にして欲しいと望んでいる


つい半年前には北朝鮮から核ミサイルが発射されるのではないか

アメリカの先制攻撃があるのではないか

韓国で大規模な戦闘が繰り広げられるのではないか

と心配していたのに、今はすっかり忘れているみたいだ


外交筋のニュースでは、今でも素直に核廃棄には応じないと北朝鮮高官が発言したなどと報じてはいるものの、すっかり平和ムードになっている

余りにも猛暑なので皆、頭の中が麻痺しているのだろうか


古い昔、宇宙から迫り来る脅威(隕石だったか宇宙船だったか忘れた)が迫り来る時に、核保有国が一斉にそれに向かって核ミサイルを発射するという、核ミサイルを平和的に!?使用する映画があった

子供の頃の事であるが、地球が一体となっている感じがして核ミサイルを持っていて良かったとさえ感じた程である

大人になった今では、それはSFの世界の事だと理解してしまっている

実際の核ミサイルでは地球の大気圏を突破して宇宙の脅威に命中させる事が出来るものはおそらく無いのではと思う

詰まり、核ミサイルは地球の大気圏内でしか使用できない真に危険な代物なのだということである

核の傘理論は必要ではあるが、一方では全世界的に核廃絶に向けた運動をやめてはならないのだ