閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

ネイティブ

2015-06-09 06:24:21 | 閃き
土曜日の夕刻に氏神様の月次祭のお手伝いに出かけた

勿論ボランティアで、境内を清掃し月毎のお祭りを行う

神社の総代の皆さんと自治区の役員の皆さんとボランティアが出席する

初夏を思わせる心地よい風を感じながら、厳かに神事が行われた


神事が終了した後、簡単な直会が準備されていた

御神酒が振る舞われるので、早々に帰った方もいたが、私は参加させて頂いた

自治会長さんが用意したと紹介された手作りの料理が並び、ご近所の長老の皆さんと杯を傾けた

少し世代が違うので話が噛み合わないので、もっぱら聞き手に回るのだが、その話題に驚いた


近所の喫茶店に捨てられて居た猫が知らぬ間に子供を産んだそうな

その子猫がAさんとBさんの家の間に住み着いてしまったそうな

その子猫を一人暮らしのお爺さんが一匹貰い受けて帰った

ものすごいローカルな話題であり、まさしくネイティブでなければ話せない内容だ


仕事に他地域へ出かけ、所詮地元の事に疎くなっているのだが、このレベルのお話しは深すぎる

長老の皆さんの行動範囲が透けて見える気になってくる

しかし、そういったコミュニティが地域を支え合っているのだ


手料理と御神酒に舌鼓を打ちながら、何ともホンワカした気分に浸ることができた

これも氏神様のお導きなのであろう

いづれ私も長老達のようなネイティブになるのだろうと家までふらつきながら歩いた


コメント
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