閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

18歳の参政権

2016-06-23 06:37:40 | 閃き
19日に18歳以上からの参政権(選挙権)が開始された

各地では早速、集会を開き、学費の低減、給付型奨学金の実施などを訴え、デモ行進を行ったとニュースで報じていた


高齢者の割合が多くなった現在、若い人達に選挙権を与えて、自分たちの未来に対して感心を持ってもらおうとするこの制度は良いことだと思う

しかし、現実には20歳代の若者の投票率が悪い事もあり、すぐ目上の先輩が良いお手本とはならないかもしれない

権利を主張する事は悪い事では無い

高校生という立場で感じている事を素直に訴える事も大切だと思う

ただ、政治は若者だけの為に行うものではないので、訴えたからだと言っても実現するとは限らない

そんな事は百も承知だと帰って来そうだが、デモを行う女子高生達が、高校生をなめんなと嘯いていた姿を観て不安になった

大人は若いからと言って馬鹿にはしていない

そんな気持ちがあるなら、参政権なんて与えやしない

最近の若者に多く観られるのが、都合の良い自らの主張はするが、都合が悪い事は否定する

これでは我が儘だと言われても仕方が無い

権利と責任は同時に本人にのし掛かってくる事を知らねばならない


同時に掛かる責任とは自らが社会の一員となってするべき責任であり、一票を投じた責任である

教育と勤労と納税の義務はもちろんのこと、大人になって行く過程に産まれる義務や責任をしっかり受け止めて欲しい

若い人達に期待しているのだよ

夏至2016

2016-06-22 06:07:38 | 閃き
6月21日は夏至だった

二十四節季の春分と秋分の中間点である

昼が最も長いと言われるが、どうもそれは違いらしい

それにしても折り返しとなる点であるには違いない

ネットのニュースではアメリカ、カリフォルニア州で52.7℃を記録したとか

日本とは比べものにならない暑さである


記録したのはカリフォルニア州デスバレー(死の谷)という場所

砂漠の様な土地だ

従って、緑に囲まれた日本の気温とは違うのであろう


どうしてこんなに暑いのであろうか

太陽からの直射日光が強く当たる場所で、雲などの遮るものも無い

緑の植物による冷却効果も無く

熱を逃がす風も吹かないような場所なのであろう

52℃の気温は猛暑では無く獄暑というらしい

正しく地獄の温度なのかもしれない


今年は1998年の猛暑の年に近い気象だとか

世界中が熱せられる

そうすると、今、日本を襲っている大雨は来たるべき猛暑用に取っておかねばならない貴重な水である

これもバランスなのであろうか

今年の夏至はいつもと違っているようだ

パクチー

2016-06-21 06:22:34 | 閃き
関連会社の事務員さんがパクチーを食べた事が無いと言っていたので、家から持って行って臭いを体験して貰った

家の庭に生息しているパクチーは今年は既に花が咲いてしまったので食べる事は出来ないし、臭いも薄くなってしまったと感じた

一番若いものを選んでビニール袋に入れた


丁度3時の休憩である

早速、その事務員さんに渡し、手のひらで軽く叩いて潰して貰うと、途端に顔が歪み、これば駄目だという

面白くなって、現場の休憩室に持って行く

現場の人達に代わる代わる臭いを嗅いで貰うと様々な反応があった


カメムシの臭いだ

タイで食べていた時とは別物だ

初めて嗅ぐが気分が悪くなる


集団心理であろうか、とても良い臭いだとか、好きだという人は1人もいなかった

持ってきた当人にとっては少々ショックだったが、日本人に馴染めない臭いには皆、拒否反応を示すのだろうと諦めた


ベトナムやタイに行くと兎角、パクチー入りの料理が出てくる

毒消し効果があるといって、現地の人間からは薦められるという

実際に、家の庭のジュンベリーの木には殆ど虫は付かなくなった

こんな話をすると、こんなものを食べる人間にも近づかなくなると揶揄するものまで出てくる


無理に食べることは無いので、臭いが苦手な方はどうぞ取り除いて食べてください

でも、現地の人が食べる料理をそのまま食べた方が美味しいのは、日本人から外国人に思う気持ちと同じだと思うのだがね

お中元

2016-06-20 07:21:31 | 閃き
お中元の季節がやってきた

妻は行きつけのスーパーでこういった時節の贈り物を依頼している

従って、今回も買い物がてらに同行するように言われて出掛けた


買い物前に催事コーナーに並べられた中元品展示コーナーを一回りして、目新しいものを物色し、目星をつけてからスーパーから送られてくるリストをもってカウンターの整理番号を取った

カウンターには既に大勢の客が並び、受付処理する女性スタッフも走り回っている

こういう光景も風物詩なのである

待つ間には、いつもの様に暇を持て余して再び展示コーナーへ移動して更に詳細に観ることにしている

贈り物は当然、予算があり値段で最初から観ないコーナーもあるし、ポリシーとして送らない商品もあるので、全てを見て回る訳では無い

従って、色んなものをゆっくり観るのには有り余る時間と適した場所があるという事になる


男の立場から言って、これらの商品をゆっくり観る事は殆ど無い

夏の商品は、暑さをしのぐ為の涼を求めるものが主流になる

ビール、ジュース、ゼリーなどが代表閣であろうか

最近では全国の名産、特産品まで取り寄せることが出来るとあって、本当にバラエティに富んだ品揃えである

メロン、桃、スイカなど季節の果物もある

そうめん、冷や麦、蕎麦、うどん等の麺類の定番品から最近のラーメンブームに乗っかった有名処のものまである


しかし、一通り回ってみても私自身食べたい、欲しいと感じるものは無かった

よく、自分が欲しいものを贈ると喜ばれると言われるのだが、これでは正直贈るものが無い

言い換えれば、頂き物なので食べる事はあっても、自分で購入してまでも食べる事は無いという事だ


中元や歳暮の由縁については省略するが、時節のお付き合いも我々の年代までなのではないだろうか







急な訪問者

2016-06-19 07:41:14 | 閃き
金曜日の午後、突然滅多に掛かってこない会社から携帯電話に電話が入った

不思議なこともあると感じつつ電話に出てみると、台湾の義兄弟であった


大陸のお客を大挙引率して大阪の展示会を視察する為に来日し、ついでに自らが販売する日本のメーカーの工場見学に引率し、空港へ送り届けて一息ついたタイミングで連絡をしてくれた

そして、今夜は父と慕う方のお宅に宿泊するという

電話を切るなり、父と慕う方に電話を入れた

その方も驚いていたが、急なことなので、義兄弟を集めて一緒に食事をする事になった

その方の娘さんも合流して行きつけの寿司屋に席を設けた


台湾でも最近は生の魚を食べるようになったが、以前は彼が来日すると焼き肉が定番であった

しかし、歳を重ね、重いものは箸が進まなくなったので、寿司当たりが丁度良いという

走りの天然鮎の料理も出て華やかになったが、彼曰く、お昼に鮎を4匹食べたという

楽しい時間は瞬く間に過ぎ去り、お開きとなったが、翌日の土曜日にもう一度会うことになった


朝、父と慕う方から電話があり、以後の世話を仰せつかった

そこから義兄弟のアッシーとなり、今月末にベトナムで仕事をする客と打合せを行い、空港近くのホテルまで送り届けた

義兄弟は電車で移動するというのだが、荷物の多さをみればそんなことは言えない

結局丸一日を費やすこととなったが、夕方、町内会の奉仕作業があるので、午後3時半にホテルを立った


嵐の様に急な訪問で戸惑ったが、義兄弟なので当然である